被リンクってなんだろう?SEOもよくわからないし、知らない言葉が多い…。
フリーランスや副業でブログを始めてはみたけれど、ゼロから始めると難しい言葉に出会うことも多いですよね。
この記事では被リンクについての疑問を解消して、あなたのサイトの影響力を最短で高める方法をお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んで、時短で成果に繋げていきましょう!
被リンクとは?初心者でもわかるポイント3つご紹介
被リンクとは、あなたが運営するブログやWebサイト内のページが他のサイトでリンク掲載されることです。
別サイトで掲載されることすべてを「被リンク」と言うため、評価の善し悪しは関係ありません。
初心者ブロガーなどサイト運営を始めたばかりの人は、SEO対策として「被リンク」を獲得することばかり意識してしまいがちです。
もちろん、SEO対策として被リンクは非常に重要であることは間違いないですが、そこばかりに囚われてしまうのは注意が必要です。
間違った認識で被リンクばかりを追い求めると、逆にSEO的にマイナスになる恐れがあるからです。
被リンクについて正しい知識を身につけて行くために、まずは大前提のポイント3つを学んでいきましょう。
1.被リンクってどうやったらつくの?
まず、被リンクはどうやったらつくのかですが、結論、あなた自身で被リンクをつけることはできません。
他のサイト運営者にご自身のサイトページのリンクを貼ってもらう必要があります。
2.被リンクがつくとどうなるの?SEOにも影響あり!
被リンクがつくとどうなるのでしょうか?
被リンクが多いとGoogleに人気の記事だと評価され、クローラーが回遊しやすくなりますので、SEO対策としても非常に重要なポイントであると言えます。
ただし、闇雲に被リンクを増やせばいいかと言えばそうではないので、注意が必要です。
3.内部リンクとは違うの?
内部リンクとは、自身のサイト内の記事同士でリンクを貼ることです。
これによりユーザーがあなたのサイトを回遊しやすくなります。あくまで自身のサイト内でのリンクなので被リンクには数えられません。
好評価な被リンクとは?Googleから評価される被リンク獲得を目指そう
被リンクには善し悪しがあります。どのような被リンクが良い評価になるのでしょうか?
自然な被リンク
自然につく被リンク(=ナチュラルリンク)が良い被リンクと言えます。
あなたが運営するブログがユーザーに見られ、そのユーザーがサイト内の記事を気に入り参考サイトとしてユーザーの持つサイトで紹介されることです。
同ジャンルのサイトからの被リンク
同じジャンルのコンテンツを公開しているWebサイト上に貼られた被リンクも良い被リンクです。
自然な被リンクかつ、同ジャンルのサイトからの被リンクが1番SEO対策に効果的と言えます。
好評価な被リンクの獲得方法は?
どうしたら好評価な被リンクを獲得できるのでしょうか?
その方法は質の高いコンテンツを出し続けること、ただ一つだけです。
なぜならあなたのサイトを訪れたユーザーに記事を良いと思ってもらえないと、被リンクが貼られることはないからです。
ユーザーに求められる質の高い記事を書き続けることが、自然と被リンクを増やすことにつながっていくのです。
被リンクは、良い被リンクもあれば、そうでないものもあります。知らず知らずのうちに質の悪い被リンクをもらわないように注意点を解説していきますね。
質の悪い被リンクはマイナス効果?
良い被リンクはSEO対策になる一方で、質の悪い被リンクはマイナス効果です。
自作自演やリンクを買うのは悪手!数だけ追い求めるのは間違い
自作自演でつけた被リンクは良くありません。
そのほかにもコンテンツの自動生成やディレクトリサイトや相互リンク、リンク集などへの登録してつけた被リンクも質の悪いものと評価されます。
質の悪い被リンクが集まることによる弊害
数だけ求めて中身の無いような質の悪い被リンクはGoogleから低い評価を受けてしまいます。
最悪の場合、ペナルティを受けることになります。
ペナルティを受けると検索順位に大きく下げられてしまい、せっかく良質な記事を書いていたとしても圏外になってしまうことになります。
良い質の被リンクとは?
質の悪い被リンクを避け、良い被リンクを獲得した方が良いことはわかりました。
では、さらに良質な被リンクを獲得していくためにはどのようなサイトから被リンクを獲得していけば良いのでしょうか?一緒にみていきましょう。
E-A-Tが高いWebサイトからの被リンク
まず1つめはE-A-Tが高いWebサイトからの被リンクです。
Googleのガイドラインにも「専門性、権威性、信頼性(E-A-T)」の重要性が説かれています。
つまりE-A-Tが高いページからの被リンクは、質が高いリンクだとGoogleに評価される可能性が高いと言うことです。
たとえば、特定分野の専門メディア、有資格者の執筆記事、官公庁のサイトなどはE-A-Tが高いと評価されるようですが、特化サイトを運営する個人ブログなども十分に可能性はあると考えられます。
E-A-Tが高いと評価されるWebページは、Googleの検索結果上位に表示されることが多いため、
記事執筆の際の競合調査で上位記事を確認してみるのも良いでしょう。
関連性の高いWebサイトからの被リンク
被リンクは、ご自身のサイトとまったく関連性のないカテゴリのWebサイトよりも、関連性のあるカテゴリのサイトのほうが質が高いと判断されます。
なぜなら、ユーザーにとってもある特定の悩みを解決するのに、関連するサイト記事の方が読まれやすいと言えるからです。
また、関連性のあるサイトの方が相手の運営者側からも記事の質を評価されて被リンクを貼られている事が考えられますので、自ずとGoogle側からも評価される可能性が高いです。
運用歴の長いWebサイトからの被リンク
ドメインの運用歴が長いWebサイトは既に被リンクを多く集めている場合が多く、それによりGoogleから信頼性の高いサイトと評価されていることが多いと言えます。
そのため、運用歴の長いWebサイトからの被リンクは自ずと評価が高くなると考えられます。
適切なアンカーキーワードが設定されている被リンク
アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンクも質が高いと考えられています。
※アンカーテキストとは、リンクを貼る”aタグ”で囲まれた文字列のこと。
Googleはアンカーテキストを解釈して、そのリンクがただ機械的に設置されたものなのか、それともWebページの文脈上必要なために設置されたリンクなのかを判断しています。
自分のサイトの質の良い被リンクを集めることができれば、上位表示も夢ではなさそうですね。続いては、「じゃあ、どうやって被リンクを集めるのか?」という疑問を解消していきましょう。
被リンクを初心者でも簡単に獲得する3つの方法
ここまでで、良質で自然な被リンクの獲得をして行くことが重要だとわかりましたね。
それでは、実際に被リンクを獲得していくためにはご自身でアクション出来る事は無いのでしょうか?
いいえ、あなた自身が積極的に働きかけしていくことで、被リンクを獲得できる可能性は高まります。
順番に見ていきましょう。
1.SNSでシェアする
1つめは、SNSで記事をシェアしていくことです。
SNSからの流入に関しては直接的な被リンクになるとは言えませんが、間接的なSEO効果は期待することが出来ます。
見てもらえることで被リンクを貼ってもらえる可能性も高まりますし、ご自身の活動やサイトを認知して行くことにもつながりますので、新規記事を投稿したら積極的にSNSでシェアしましょう。
2.Webサービスを活用して自分のサイトにリンクを貼る
2つめの方法は、Webサービスを活用して自身のページにサイトのリンクを貼ることです。
これはまず「ペライチ」「アドビポートフォリオ」など、いわゆるご自身のポートフォリオを紹介したり、自己紹介を掲載するWebサービスサイトで自分のプロフィールやポートフォリオを作成します。
そこに自分のサイトのリンクを貼っておくことで被リンクを獲得していく手法です。
既存のWebサービスはドメインパワーの強いので、ドメインパワーも少し上がる効果が期待できます。無料で利用できるサービスもあるので積極的に活用していきましょう。
3.他の人の運営サイトに寄稿する
3つめは、第三者が運営するサイトに寄稿することで、寄稿先のサイトから被リンクを獲得する方法です。
ただし注意したいのが、寄稿先のサイトが著者情報や執筆者情報を公開しない場合、被リンクは獲得できない点です。
執筆者情報を公開している、ご自身の専門性や独自性を活かせるサイトが寄稿記事を募集していたり、ライターを募集しているようでしたら、ぜひ記事の寄稿にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
被リンクのチェック方法を知り被リンクを最適化しよう
Webサイトやブログを長期間運営していると、意図せずにスパムリンクや質の悪いリンクがついてしまうことは避けられないでしょう。
こういった低品質な被リンクを避けるためには被リンクの状態を定期的にチェックして、「被リンクの最適化」をしていくことが大切です。
SEO初心者の方でも簡単に行える被リンクの最適化の手順をご紹介します。
手順①Google Search Consoleで被リンク数を確認する
Google Search Consoleで被リンクを確認する事が出来ます。手順は以下の通りです。
これで簡単に被リンクの数を確認できますね。
最適化していくためには、更にどんなサイトに被リンクされているのかを確認する必要があります。
手順②被リンク元を確認する
被リンクの数の確認と同様にGoogle Search Consoleで被リンク元のWebサイトを確認することが可能です。
途中までは被リンク数を確認する手順と同じです。
一覧になっているURLをクリックすると被リンク元のWebサイトにアクセスすることができますので、実際にサイトを見てどのように被リンクされているのか確認しましょう。
手順③質の低い被リンク・スパム被リンクを否認する
Google Search Consoleで被リンク元を実際に見てみて、質の低いリンクやスパムリンクだと判断した場合は、Google Search Consoleのリンク否認ページからリンクを否認することが出来ます。
- 否認テキストファイルを作成
- 「リンクの否認」ボタンを選択
- リンク否認するWebサイトを選択
- 次の画面で再度「リンクの否認」を選択
- ファイルの選択画面に移るので、①で作成したテキストファイルを選択してアップロード
否認は非常に強い手段になりますので、下手するとSEO的に良い影響のあるサイトを否認してしまい記事順位を落とす可能性もあります。判断と実行は慎重に行いましょう。
まとめ
SEO対策の重要ポイントのひとつ、「被リンク」について解説してきました。
この記事で得た知識を使って上手に被リンクを獲得することが出来れば、あなたのブログやWebサイトのドメインパワーを上げることにつながるでしょう。
そのためには、小手先のテクニックではなく、まずはユーザーニーズを満たす良質な記事を作る事が何よりも大切です。
ひとつひとつ丁寧に、記事を作り被リンクを獲得していきましょう。
本記事を担当しているタテイシです。
被リンクと聞くと難しくてついつい距離を置いてしまいがちですが、この知識を上手に活用するとブログ運営がグッと有利になりますよ!