エステサロンの集客がどうもうまくいかない、何が良くないんだろう‥。
全国各地に山ほどあるエステサロン。
相当な数の競合に勝ち、ユーザーにあなたのエステサロンを選んでもらうには一体どうすれば良いのでしょう。
この記事では、エステサロンの集客がうまくいかずお悩みの方に向けて、
- エステサロンの集客において重要なこと
- 広告を出す際の注意点
- 活用すべきポータルサイト
- 自社サイトで集客するためのコツ
などについてこまかく解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
エステサロンの集客を成功させるための3原則とは
この3原則を無視してエステサロンの集客成功はまずあり得ません!
とても大事なポイントなので、しっかり頭に入れておきましょう。
1.サロンの最大の強みを明確にしてアピール
あなたのエステサロンの強みは何ですか?
他のエステサロンにはない、あなたのサロンの強みは必ず何かしら明確にあるはずです。
まずは、あなたのエステサロンの最大の強みをはっきりとアピールすることが大事。
「同じ地域にあるエステサロンの中でも価格が安い」
「県内で導入しているサロンがない、最新機器を導入している」
「施術者は○○の有資格者のみに限定している」
など、誰が見ても瞬時に理解ができるような「強み」を全面に打ち出しましょう。
このときに、あれもこれもアピールするのはNG。
アピールポイントが多すぎると、それぞれの印象が薄くなり、結果的に何の印象も残らなくなってしまいます。
最もインパクトのある強みをひとつ、わかりやすく文字にして主張することが大事です。
2.メインターゲット層を絞り込む
エステサロンと言っても、痩身エステや、美顔、脱毛など、メインの施術はさまざま。
多くのサロンが複数ジャンルにまたがって施術を行っているため、ターゲット層が曖昧になってしまいがちなのがエステサロン集客におけるよくある失敗理由です。
あなたのエステサロンのメイン施術は何ですか?
その施術を受けるメインターゲット層はどのような人たちですか?
この部分を明確にしていきましょう。
- なるべく早く短期間で痩せたい女性
- 20代〜30代
- 年収350万〜400万程度
- エステに興味があるが、高額な費用は払えない
- 運動が苦手
- 食事制限はしたくない
- 会社員、独身
上記は痩身エステのターゲット想定例ですが、このくらい細かに設定しておくと、その人のイメージが湧きやすくなります。
メインターゲット層を明確に定めることで、あなたがこれから行うキャッチコピーの作成や、広告の出し方などにおいて、「より興味を惹きつけられそう」な方法が見えてきます。
3.近隣のサロンの競合調査を入念に行う
競合を調査せずに競合サロンに勝つことはできません。
これからあなたのエステサロンを大々的に打ち出し、集客に全力を注ぐのであれば、今こそ競合サロンをリサーチするとき。
あなたのエステサロンと同じエリア内のサロンをひとつひとつ調べていきましょう。
見るべきポイントは主に以下の5つです。
- ロケーション、利便性
- 価格帯
- 客層
- 施術メニューやコース種類
- ホームページやSNSでの集客方法
集客方法については、ホームページだけでなくSNSも必ずチェック。
InstagramやTwitter、Facebookなどを具体的にどのように活用しているかまでくまなく調べましょう。
特に人気の高いサロンに関しては、実際のサロンの雰囲気を見に行くために覆面調査に行ってみるのもアリです。
競合調査をした上で、「他店にはないサロンの魅力」が何かを理解、そしてその魅力を「わかりやすく伝えるキャッチコピー」を考えましょう。
【重要】エステサロンの集客ならではの注意点
というのも、ひとつ間違えると法律に触れる可能性があるからです。
ここでは、エステの集客において最も気をつけるべき、「景品表示法」について触れておきましょう。
景品表示法では、商品やサービスについての記載において、「消費者を誤解させる表現」を厳しく禁止しています。
景品表示法では、商品やサービスの品質、規格などの内容について、実際のものや事実に相違して競争事業者のものより著しく優良であると一般消費者に誤認される表示を優良誤認表示として禁止しています。
優良誤認表示とは、商品やサービスの質が「他店と比べても著しくずば抜けて良い」と誤解させる表現です。
もしあなたのサロンの広告に「優良誤認表示と見られる記載」があったと判断されてしまうと、その時点で不実証広告規制違反とみなされます。
その広告に記載された効果や性能を証明するなどして回避できるケースはあるものの、証明できない場合には罰則や罰金が科される場合もあるため十分に注意する必要があります。
- 1分で結果が出る!
- 今ならたった月額5千円!
- 誰でも1ヶ月でマイナス7キロ!
効果が出る人もいれば出ない人もいるのがエステの施術の特徴。
にも関わらず「誰でも確実に効果が出る」と書いてしまうのはNGです。
また、「今なら月額5千円!」の記載も、具体的にいつまでの期間その価格で購入できるのかを明記する必要があります。
このように、記載内容に細心の注意を払う必要があるのは、エステの広告ならではの注意点ですね。
さらに気をつけるべきは「写真の掲載」と「写真の加工」について。
ここで、エステの集客において必ず知っておかなければならない、写真掲載のルールについても解説しておきましょう。
1.ビフォーアフター写真の掲載
ビフォーアフター写真の掲載はNGだと認識している方は実に多いですが、これは必ずしも正しくありません。
ビフォーアフター写真掲載が問題になるのは、美容医療のみ。
なぜなら、薬機法において施術前後の写真を載せる際のルールが厳しく制定されたからです。(とはいえビフォーアフター写真も完全NGではありません)
そもそも美容医療ではなくエステなので、このルールは全く関係ありません。
エステサロンの施術サービスには薬機法(旧薬事法)は適用とならないからです。
しかし、ビフォーアフターの症例写真の使い方によっては、上記で説明した景品表示法に触れる可能性があるため注意は必要。
「一般的に見込める効果」を大きく超えたレアケースを、さも「こうなりますよ」というように症例写真として使うのはもちろんNGです。
2.写真の加工
特に、美顔施術や痩身施術でやってしまいがちなのが「写真の加工」です。
少し肌の色を明るく見せよう、もう少しウエストのくびれを強調させたい、などの理由で掲載する写真を加工するのは絶対にNGです。
加工した時点でその写真は真実と異なるものとなり、虚偽の広告となってしまうからです。
少し考えれば常識的に納得のできることなのにかかわらず、エステサロンの中には加工した写真を症例写真として掲載しているところもあります。
景品表示法は「消費者に誤解させる内容を掲載することを禁じる法律」です。
その意味を再度頭に入れ、「嘘のない、真実のみを伝える広告表示」に努めましょう。
エステサロンの集客に必須の集客サイト5選
自社ホームページやSNSだけで集客するのが難しいエステサロンの強い味方です!
ホットペッパービューティー
国内最大級掲載数を誇る、ホットペッパービューティー。
真っ先にこのサイトをチェックするユーザーはおそらくかなり多いのではないでしょうか。
掲載料金に関しては、エリアや内容ごとにことなるためここでは明記できません。
ホットペッパービューティーは、ネット検索でも常に上位表示に来るサイトです。
写真やメニュー内容も見やすく、即時予約も可能だったりと、とにかくユーザーの使い勝手が最高に良いのが特徴ですね。
ビューティーパーク
今回初めてこのような美容系ポータルサイトに掲載するという方なら、ビューティーパークがおすすめです。
その理由は、掲載料が月額1000円と非常にリーズナブルで、予約数に乗じた成果報酬を支払う必要もないからです。
ホットペッパーほど掲載サロンは多く有りませんが、それでも検索結果に上位表示されていることの多い、強いサイトであるといえます。
楽天ビューティー
出典:楽天ビューティー公式HP
楽天市場や楽天カードなどの利用者がよく閲覧している美容サイト、楽天ビューティー。
楽天ユーザーにとっては、楽天ポイントを貯めやすいなど何かとメリットの多い楽天ビューティーも掲載数の多いサイトとしておすすめです。
費用については固定費がかからず、完全成果報酬となるのも特徴です。
そのため、まるで反響が得られず予約に繋がらなければ支払う費用はゼロ。
リスクを背負わずに「まず掲載して様子を見てみる」ことが可能な点はとても嬉しいですね。
ミニモ
出典:ミニモ公式HP
ミニモはどちらかというとかなり若い世代(10代後半から20代前半)に良く利用されているサービスです。
大幅に値引きした「モニターメニュー」や「カットモデル」などの掲載が多く、とにかく「安く美容メニューを選びたい」というユーザーから支持されています。
エステサロンの掲載はまだ少ないですが、掲載料は無料で完全成果報酬型の料金システムなので、まず使ってみるのもアリでしょう。
特に、メインターゲット層を若い世代に設定しているサロンなら、高い集客効果が見込めるはずです。
ビューティーナビ
出典:ビューティーナビ公式HP
限定クーポンやとても見やすいヘアカタログが特徴の、美容室検索アプリとして知られるビューティーナビ。
ビューティーナビにも「エステサロン」のジャンルがあり、こちらにはさまざまなエステサロンが掲載されています。
ビューティーナビは30代女性をメインターゲットにしているサイト。
比較的経済的な余裕があり、激安エステではなく質の良いエステサロンを探している層が中心です。
まだまだ掲載サロン数は多くありませんが、今後利用者の増加も予想されるので、早めに掲載しておくことで有利に立ち回れるでしょう。
自社ホームページからの集客UPのためにすべきこと
最後に、自社ホームページからの集客UPのためにすべきことについて解説しておきましょう。
ここでお伝えするのは、あなた自身がスキルや知識を身につけて、あなたのエステサロンの集客UPを目指すための方法です。
活用すべきは、月額制Webマーケティングスクール『Withマーケ』です。
Webマーケティングの基礎知識から、集客に欠かせないSEOやセールスライティングなど幅広いWeb知識を学ぶことができる、月額制のオンライン学習プラットフォーム『Withマーケ』!
オンラインではありますが、講師に不明点について質問できるシステムも整っているなど、徹底的に理解を深めることができる画期的なサービスです。
ここでガッツリ知識を身につけることができれば、Web集客改善のためにやるべきことが必ず見えてきます。
しかも今なら、5日間の無料特別講座に登録いただくことが可能!
この5日間講座で、Withマーケの使い勝手の良さ、コンテンツの豊富さなどをぜひ体感してみてください。
まとめ
一般人が数多くのエステサロンを比較して、どのサロンに行くか決めることは容易ではありません。
「よくあるエステサロンのひとつ」ではなく「このエステサロンなら、他と違って◯◯が叶う」という点をいかに分かりやすく潜在顧客にアピールするかがとても重要です。
ネットでの集客はとにかくノウハウを学び、スキルを身につけて挑むのが確実!
あなた自身の力で効率的に集客UPを図れるようになっておくのが最善だと言えます。
ぜひこの機会に、Webマーケティングを基礎から学び、今後の集客UPに役立ててみてくださいね!
エステサロンは素人の目線で見ると、どこも似たように見えてしまい、選ぶのが非常に難しいですよね。
今回の記事では、エステサロンの効果的な集客方法について解説します。