こんにちは。
就活生のあなたはこんな疑問を持っていませんか?
「就活の学歴フィルターっていまだに存在するの?」
「自分の大学はあまり有名じゃないけど、面接まで辿り着けるかな?」
筆者の私自身、就活時代には20を超える企業にエントリーし、就活を行いました。
で、結論としては、「学歴フィルターが存在するのか、しないのか?」という問いに関しては、「はい、あります」と言うしかありません。
というのも、僕は学歴フィルターを目の当たりにするような、ビックリする経験をしたのです。
本記事では、僕が就活で経験した学歴フィルターから、企業がなぜ学歴フィルターを使うのか?を解説します。
また、就活で学歴フィルターのない優良企業から内定をもらう方法も解説します!
就活における学歴フィルターとは?【軽くおさらい】
学歴フィルターを簡単におさらいしておきます。
就活における「学歴フィルター」とは、ある一定以上のレベルの大学の学生しか採用しないことですね。
「旧帝大・早慶以上」「MARCH以上」とか、そんな基準だったりします。
他にも、「日東駒専以上」みたいな基準もあるようです。
もちろん、企業によっても違うでしょうし、明確な区分けがあるわけでもないでしょう。
よく、企業の人事担当者や、著名ビジネスマンはこんなことを言います。
「大事なのは学歴じゃありません。学歴フィルターなんかありません。安心してください。」
みたいなことをです。
でも、現実問題、そんなことはないと断言しておきましょう。
大手日系メーカーの人事の方ともお話ししましたが、就活における学歴フィルターは未だにしっかり存在しています。
それに、僕自身も、学校名だけで専攻をパスしてしまうという奇妙な経験をしてしまいました。
僕の大学は、広島大学で、いわゆる超一流大学ではありません。中堅上位とかそんな感じです。
また、あくまで体験ベースの記事であり、事実とは言い切れないので、一参考程度に留めてください
とある書類選考で、学歴フィルターを経験してしまった
さて、僕の奇妙な実体験を語っていきます。
奇妙なストーリー1st:とある商社にプレエントリーする
僕はとある人気専門商社にプレエントリーしました。
給料の高い会社でしたし、商社の華々しさに当時は惹かれていたんですね。
ご存知だとは思いますが、就活の初期ステップは、以下3ステップです。
- プレエントリー
- 会社説明会
- エントリーシートテスト
プレエントリーの段階で大学名や生年月日、出身地などを入力しました。
奇妙なストーリー2st:会社説明会後、結局辞退した
さて、専門商社を受けた僕ですが、その専門商社に入りたいという気持ちは、徐々に消えていきました。
なぜなら、社風が体育会系すぎたからです。
会社説明会時の出来事ですが、説明会が始まるとともに、人事の方が声を荒げたことを覚えています。
「おい!!お前ら起きてんのか!?」
なぜだか、就活生は急に怒られました。みんな唖然としていたこと、よく覚えています。
何が気に入らなかったかはわかりませんが、いきなり大声で怒られる会社ということはよくわかりました。
超体育会系の社風に加え、その専門商社には優秀な人が多かったので、僕は、完全にビビっちゃったんです。
気が強く、体力もある僕ではありましたが、さすがに辞退を決めました。
だから、受ける予定だった、エントリーシートとWebテストの受験を放棄したのです。
もちろん、ここで次の選考に進む権利は消えたはずです。
奇妙なストーリー3st:辞退したのになぜか「選考通過」
ということで、その専門商社のことは、頭から消しました。
就活を進める上で、もう関係のない企業なので、考える必要もありません。
しかし、後日一通のメールが僕に届きます。
メールの内容には驚きました。以下のような文面です。
◯◯様、先日はエントリーシートのご提出とWebテストの受験ありがとうございました。
慎重に審査した結果、◯◯様には次の選考に進んでいきたいと考えております………
テストもエントリーシートも提出していないのに、後日選考通過のメールが届いていたのです。
「この企業、ESとか見ずにみんな通過させるのかな?」
そう思って、みん就(就活生の掲示板)をチェックしました。
広島大学という「大学名」で学歴フィルターを通過?
「みん就」の書き込みをチェックしました。
「きっと、みんな通過しているんだろうな…!」そう思っていましたが、書き込みを見て、多数の不通過者がいると判明。
それを見てびっくり。
「なぬ。俺は受験してもいないのになぜ通った?」
「証明写真とかも張ってないのに、なぜ?」
高学歴による選考通過者は多数
そこで、他の人の書き込みも見てみると、僕と同じような人が。
エントリーシート出してないのに通ったwwwwww
通過した。この会社適当。早稲田とかなら余裕説?
みたいな書き込みも…
それに対して、不通過者は、「Fランのワイ落ちた」みたく、いわゆる学歴の高い層は見つかりませんでした。
大学名だけが選考基準だった可能性が高い
僕がその専門商社に与えた情報は、生年月日、住所、メールアドレスなどの個人情報。
そして、大学名だけ。
この結果が示すものは、おそらく学歴フィルターの存在です。
100%とは言い切れませんが、そこそこの国立である「広島大学」という名前でパスしてしまった可能性は非常に高いのです。
断言はできませんが、学歴フィルターを用いて、採用活動を行なっている企業は多数。
特に大企業ほど、学歴フィルターで受験者を省いている可能性が高いと思っています。
今から、学歴フィルターが存在する理由をお話ししていきましょう。
大手企業が当たり前のように学歴フィルターを使う理由
簡潔にいうと、学歴フィルターを使うのは採用の効率化のためです!
採用の効率化とはどういうことなのか、説明します。
書類選考で学歴フィルターが使われる理由
例えば、みなさんご存知の「キヤノン」や「資生堂」などの超有名企業なんかだと、何万人もの学生がエントリーします。
そこで、採用者の目線になって考えてみましょう。
もし、応募者は50,000人いるのに、採用がたったの100人だとしたらどうします?
全員と面接できますか?
もちろんできませんよね?
エントリーシートすら一枚一枚読むことはほぼ不可能です。人事採用者にそんな時間はないはずです。
そのため、50,000人→2,000人くらいまで候補者を一旦減らしたいですよね。
ここで使われるのが学歴フィルターです。
大学名で候補者をとことん減らしていきます。
一応、お話ししておきますが、あくまで上記は僕の知り合いの人事担当者から聞いた話を元に、僕がまとめたにすぎません。
全企業に当てはまる話でもありませんし、事例で出した数字が正確とは言えないこと、ご了承ください。
面接でも学歴フィルターは使われている?
ちなみに、面接まで進んだ場合は、基本的に学歴フィルターはない、と思ってもらってもよいでしょう。
面接を受ける資格があるってことは、すでにフィルターを通過している可能性が高い、
あるいは「フィルターがなかった」のどちらかですから。
そのため面接まで到達できたのであれば、基本的にはあなた次第。学歴とかは関係ないです。
学歴の高い就活生が優遇される理由
では、なぜ学歴が高い人を優遇するのか?
それは、「学歴が高い人の方が、仕事がよくできる可能性が高いから」です。
確率的に「高学歴な人の方が、頭が切れる。」
何より、「努力できる人が多い。ちょっとの困難では投げ出さない。」
事実と言えば事実ですよね。
だって、厳しい受験戦線を制してきていますから…。
もちろん、優秀さを測るのは学歴だけではありません。それに、お金がなくて行きたい大学生に行けない人もいるわけなので、「学歴=〇〇」と断言するつもりもありません。
あくまで、傾向です。
それゆえ、企業によっては、参加必須の説明会に学歴フィルターを採用しているところもあるらしいです。
例えば、説明会の予約をWeb上でするとしましょう。そうすると、学歴が低い人に対しては説明会の席が「満席」と表示されることもあるそうです。
ホント、残念な話…。
しかし、悲観はダメ。
大手企業の人事の方から聞いたのですが、学歴フィルターを用いているのは超大手企業がほとんどです。
前述した通り、あくまで採用の効率化のために、学歴フィルターを用いているにすぎませんし、そういった企業はほんの一部の企業だけです!
多くの企業は、学歴など気にせず、フラットに見てくれているいます。
だから、もし、あなたが有名大学に属していないのであれば、学歴フィルターを採用しているところはパッと諦めるのも手です。
学歴フィルターなど採用していない”優良企業”はたくさんありますよ!
学歴フィルターを採用していない企業とは?
学歴フィルターを気にせず就活したいのであれば、大手子会社・ベンチャー企業がおすすめです。
これらの企業は、最初から学歴フィルターを使っていないことが多いです。
ベンチャー企業といえば、ブラックとか忙しいとかのイメージがありますが、全然そんなことはありません。
ベンチャー企業の中には、成長していながらも、社員に優しい優良企業がたくさんあります。
給料レベルも大手企業と比べて格段にいいということも多いです。
もし、あなたが有名大学ではなく、学歴フィルターで勝てないと思うならば、優良ベンチャー企業から内定をもらうということをぜひ選択肢に入れてみてください!
「キャリアチケット」を使えば、多くの会社の選考を受けることができますし、最短即日・平均2週間〜1ヶ月程度で内定が決まります。オンラインでも内定獲得できます。
さいごに:就活の学歴フィルターは当然のごとく存在する
結論、学歴フィルターは当たり前のように存在します。
まあ、企業の事情を考えると、しょうがないですよね。採用活動も業務の一環ですし、効率が求められますので。
ただ、やりたいことは他の企業でもできますし、面接まで行けば学歴フィルターは関係なし!
どうしようもできなことは忘れて、できることに目を向けましょう!
おすすめ記事:【内定直結】おすすめ就活サイトを13個徹底厳選!