こんにちは。
月額制Webマーケティングスクール「Withマーケ」代表者の池邊(イケベ)です。
この記事では、Withマーケに込めた僕の熱い想いをお話しさせてもらいます。
どうか、7〜8分ほどお時間をください。
特に普段からお世話になっている会員様、これから入会を検討している方に、どうしても伝えたい内容です。
さて、Withマーケは、今でこそ有料会員数は800名を超え、「案件獲得できた!」「就職できた!」など、嬉しい成果報告も聞けるようになりました。
サポートメンバーもかなり増え、
SEO、Twitter、Instagram、Web広告、LINE運用など各分野の講師、
優秀なアシスタント、エンジニアさんなど、運営メンバーは合計15名ほどとなりました…!
ただ、最初、Withマーケは、僕が一人で立ち上げました。
一人はやっぱり大変でした。100本以上動画講義を撮りましたし、会員サイトも自分で用意し、集客も当然自分です…。
準備期間の6ヶ月、リリース後の3ヶ月は、ほぼ寝なかったです笑
また、後でお話しすることですが、リリース初日の悲劇や顧客大量離脱など、嫌なこと含め、これまで色々な出来事がありました。
しかし、一度たりともWithマーケへの情熱が覚めたことはありませんでした。
たった一人でも、Withマーケを立ち上げたのには”とある理由”があります。
今から「Withマーケに僕の人生を懸けるに至った背景」をお話しさせてもらいます。
併せて、「Withマーケで何が学べるのか?」「どんな価値観のスクールなのか?」も、ご理解いただけると嬉しいです。
目次
キッカケは「社会的弱者」の自分
Withマーケを立ち上げたのは、以前の僕が、社会的な弱者だったからです。
4年以上前、フリーランスとして活動していた僕は、Webライターやディレクターとして、大いに消耗していました。
「日々の低単価案件…」
「いつ途切れるかわからない単発案件…」
「足元を見られ、安売りが続く営業活動…」
副業経験者やフリーランスならよくあることもかもしれません。
右も左もわからず、独立した僕は、こんな日々に苦しんでいました。
今は個人の時代と言われてはいますが、現実は厳しいものでした。
例えば、僕の場合は、WEBライター時代、クラウドソーシングなどを使っていましたが、
1案件に対して50人もの応募者がいるのが普通。
そして、ようやく取れた案件も、時給換算で1,000円に満たない…。
実績の弱い、弱小ワーカーの僕からすると、「個人で稼ぐ」というのはかなり厳しいものでした。
とはいえ、楽しいことや勉強になることもあり、なんとなく続けることはできていました。
しかし、一度だけ、僕の精神が爆発しかけた出来事がありました。
自分を「社会的弱者」と自覚するに至った、過去の僕の出来事を一つお話しします。
僕が独立して間もない4年前、とあるHP制作案件の出来事でした。
Webメディアの制作案件で、僕はHP制作のディレクター的なことをやっていました。
着実に仕事をこなしていたので、クライアントさんからは信頼してもらえたと思います。
さて、悲劇は旅行中。
順調に案件が進んでいたある時、僕は当時の彼女(今の妻)と東南アジアに旅行に行くことになりました。
事前にクライアントさんにも伝えました。
「この日とこの日は、急なご対応ができないかもしれませんので、事前に必要作業を終わらせておきますし、何かありましたら数時間はお時間いただくことご了承ください。」
結構気分屋のクライアントさんだったので、了承もらえるか心配でしたが、快くOKしてくださいました。
しかし、海外旅行に行ってから、毎日鬼のように電話がかかってきました。
事前に伝えていたのにもかかわらず、些細なことでも、いつものように何かあればすぐに電話。
東南アジアでマッサージを受けたりもしたのですが、その最中に電話が鳴り続けていたことも、いまだに思い出します。
結局、旅行中も仕事です。
彼女が寝て、朝2時ごろから朝食まで5時間ぶっ通しで作業をしたりと、全くリラックスできず。
旅行中仕事のことが常に頭にあって、ずっと嫌な気持ちでした。
ようやく休みを取って、数日行けた海外旅行だったのですが、僕の中では悪夢のひとつ。
今でも、”その時の悔しさ、怒り、恐怖などが入り混じった感情”を鮮明に思い出せます。
「あれだけ事前に伝えたのに、なぜこちらの状況気にせず、些細なことで電話…?」
「辞められるのであれば、今すぐやめたい…。」
「でも、この案件切れたら、俺は食っていけるのか?やばいだろ…?」
「しょうがない…。理不尽な感じがするけど、今はこの案件やるしかない…。」
結局自分に力がなかっただけだったんです。
社会も顧客も上司も悪くない。変わるべきは自分だと思った
なぜ、こんなことになってしまったのか?
「クライアントが悪い…!事前に伝えたのに、さすがに非常識だ…!」
正直、当時はお客様を恨みかけました。
ただ、今は、そうは思いません。
悪いのは僕でした。
人それぞれ仕事のやり方はありますし、僕だってもう少し強く言えたはずです。
でも、言えなかった。
嫌なら辞める選択肢だってあった。
ただ、それでも、案件を続けざるを得なかった。
なぜなら、案件を失うことで食えないと思ったから。新たに案件を取る自信もなかったから。
結局のところ「辞められる強い自分ではなかった」だけなんです。
悪いのは自分。
東南アジアからの帰りの飛行機で、他人のせいにしたくなるところを、なんとか自責で捉えることができました。
自分が悪いと思えたら、不思議と、開き直れました。
「もっと強くなるしかない。」
「多くの顧客に必要不可欠な存在になり、自分が選ぶ側になる」
Webマーケティングは「選ばれ、選ぶための」護身術だった
こういう背景と覚悟のもと、僕は狂ったようにWebマーケティングを学びました。
Webマーケティングを死ぬ気で学んだのは、もっと集客力が必要だと感じたからです。
自分が選ぶ側になるためには、まずは選んでいただかないといけません。
最初はブログ運営を中心に独学でマーケティングを学び、同時に何十個のセミナーにも参加しました。
原理原則から学び直し、最初は小さな企業を中心にSEOコンサルティングを行い、徐々に中堅〜大手企業ともお仕事できるようになりました。
本気でWebマーケティングを学び、Webマーケターに転身できたことで、自分の市場価値の高まりを、明確に感じることができたんです。
Webマーケティングは、クライアント様に利益貢献する最強のスキル。
だからこそ、クライアント様に評価していただけるし、無くてはならない存在になることもできる。
結果として、仕事の選択権も徐々に増えていきました。
イヤイヤ仕事をするみたいなことも、なくなりました。
Webマーケティングスキルを学んだことで、自分自身に圧倒的な自信が生まれたんです。
僕にとって、Webマーケティングは護身術みたいなものでした。
また、Webマーケターとして1年半ほど経験を積んだ後だったと思いますが、僕はとある活動を始めました。
YouTubeを始めたんです。
Webマーケターの働き方や考え方、勉強方法を話すチャンネルです。
このチャンネルを始めたのは、より多くの人に、Webマーケティングの可能性をもっと伝えたかったからです。
過去の僕もそうだったように、実は、Webマーケター以外の人こそマーケティングを学ぶことで、集客力が付き本業でも活躍できます。
それに、今の時代、ブログ、SNS、YouTubeなど、ほぼ無料でWebマーケティングを学び、実践することもできます。
誰もが広告収入を得たり、複業やフリーランスとして、稼ぐこともできます。
Webマーケティングを個人で学ぶ土台って、実はかなり整っているんです。
「こんなの需要がないわけないだろ」と思いました。
僕の熱量は半端なく200本超の動画を公開しました。
結果、チャンネル登録者も1万人を超えました。
「Webマーケティングを頑張ろう!」っていう人は、かなり増えた気がします。
(ちなみに、登録者1万人はそんなに大きい数字ではありませんが、マーケティングチャンネルでは上位何名かには入っています!)
Withマーケのコンセプトに繋がった、業界への課題意識
ただ、YouTubeではマーケティングの濃すぎる情報には、あまり需要がないとわかりました。
YouTubeはやはりエンタメ媒体。
実務的すぎる話はウケが悪かったのです。
(↓話したいことほど、伸びなかった。)
- マーケティング戦略やマインド
- 記事順位を上げる細かな知識
- Webマーケターとして案件を取る方法論
- コンサルティング案件はどう進めるか? など。
ただ、自分がゼロからWebマーケターになり、多くの案件を頂けるようになった方法や、案件の進め方は絶対に価値がある。
これを、語らないのはもったいない。
そこで思いついた事業が、Webマーケティングスクールです。
Webマーケティングの専門的な話は、スクールを作って話そう!
で、他のスクールの競合分析とかしたわけですが、ある傾向に気がつきました。
当時(そして今も)、多くのスクールは「会社員Webマーケター志望者」への就職・転職目的での広告運用のカリキュラムでした。
僕の考えるWebマーケティング教育事業とは、コンセプトが違い、出口は人材派遣。
カリキュラムは、マーケティングと言うよりかは、広告運用。
スクールによって色はあるとは思うものの、ほぼ上記に当てはまっていたように思えます。
ただ、僕は全然違うことがやりたかったんです。
全然違う想いがありました。
「Webマーケター就職志望者以外にこそ、マーケティングを届けたい」
実際YouTubeの視聴者さんも、Web制作・ライター・デザイナーさんなど含め、他職種にウケが良かったようにも思えます。
こうして、コンセプトは決まりました。
「マーケティングと何かを掛け合わせ(つまりWith)、人生をよくする」
Withマーケという名前には、こういう意味がありました。
また、Withマーケは月額会員制のスクールにしていますが、これも意味があります。
当時(今も)一般的なWebマーケティングスクールといえば、40〜60万くらいの超高額が普通。
ハードルが高すぎると感じました。
それに「たった2ヶ月で卒業50万円!」みたいな感じでは、マーケティングスキルは身につかないのでは?というのが、僕の本音でした。
Webマーケティングは、最低でも1年学ばないとマーケターと言えるレベルにはなれず、マーケターになった後も勉強の連続というのが、僕の認識です。
だから、継続的に学べるよう、月額会員制にしました。
よく「安すぎる」と言われますが、何を言われたとしても、この理念と想いは変わることはありません。
Withマーケリリース!初日の悲劇からたった4ヶ月で500名達成!
そして、合計6ヶ月もの時間、動画を約100本撮影し、会員サイトを作り、、、
2020年12月13日リリース!
初日は、僕のYouTubeやTwitterから1,000以上のアクセスがありました!
そして、初日の入会者数は….。
なんと、1人笑。
いや、笑えない。全然笑えなかったです。
絶対需要あるとおもったのに。
深く落ち込みました。
ふてくされながら、寝ました。
しかし、翌日3人入り、次の日は5人入り…
口コミが生まれて、また増えて…。
リリースした初月に100名。
そして、良い口コミのおかげで、たった4ヶ月で500名まで有料会員数が増えました。
周囲からは「上手くいっているな〜」と感じられてたと思います。
しかし、僕の中では、全然うまく行っていませんでした。
会員数が増えるのは嬉しかったですが、Webマーケティング教育において致命的な問題を抱えていたのです。
【思いがけない苦悩】顧客に言われた衝撃的な一言
致命的な問題は、会員さんとの、とある会話で気がつきました。
Withマーケでは、定期的に交流会やオフ会などもやるのですが、僕自身も、会員さんと話すことがあります。
で、みな僕の前では、気を遣って「Withマーケ最高です〜!」みたく言ってくれます。
ただ、その会員さん方は、何も行動していないことが結構多かったんです。
動画講義自体には満足しているけど、会員さんの行動に繋がっていない。
衝撃的だったのは「Webマーケティングの知識はついたんですが、何をやればいいかわからないんですよね…」という、言葉でした。
そして、他の会員さんも「何をやればいいか迷う…」みたいなことを仰ってくれました。
これは、僕自身が予想もできてなかったことです。
「講義で学習方法も話しているつもりだったけど、でも、伝わっていない…?」
多くの会員さんが迷っているならば、それが事実です。
「学習や取るべきアクションを迷わせてしまっている…。」
よく考えると、Webマーケティングは幅広いんです。
自分に合うものをやってくださいと言っても、ブログ、Twitter、Instagram、いろいろあって迷う。
特に、本当にゼロからWeb職種に取り組もうとしている方は、迷っても仕方ありません。
ある程度、ロードマップ化した方がよかったのは、言うまでもありません。
また、
「質問をどこからしていいかわからない。」
「Facebookグループだと通知が来ない…。」
これは、根本的な改善が必要だと、気づきました。
動画も作り直しだし、会員サイトも今のままじゃダメ。
「まだリリースして6ヶ月なのに、もうリニューアルか…。」
全部を作り直すと、とんでもなく時間がかかると感じ、正直絶望しました。
でも、長期的に「Withマーケがマーケティング学習者」の拠り所になるためには、フルリニューアルは必要不可欠でした。
お金も時間もかかってもいい。やるしかない。
覚悟は固まりました。
8ヶ月もの期間、フルリニューアルを断行。
ただ、フルリニューアルはかなりの労力がかかりました。
リニューアル中は、前述した課題もあり多くの会員さんが退会されましたし、現会員さんを待たせるのもすごい心苦しいものでした。
しかし、僕はなんとしても形にしたかったんです。
「他職種の人でもマーケティングを学び、自分の人生を豊かにする人を増やしたい」
1日たりとも心の炎は消えず、8ヶ月間フルリニューアル作業を行いました。
具体的には、
- 動画コンテンツは一新(合計300本動画を制作)
(SEO、Webマーケ基礎/戦略、Instagram、Twitter、Web広告、自作商品など) - 迷わせない目的別のロードマップ
(独立、副業収入UP、就職/転職、自作商品販売) - すぐにジャンル別に相談できる質問機能
(各ジャンルの講師に直接質問可能で、他者の質問も閲覧可能)
など。
大変だったのは自分だけではありません。
各ジャンルの講師さん、エンジニアさん、デザイナーさん、動画編集者さん、毎日一緒に頑張ってくれた役員、アシスタント。
多くの人に協力してもらい、Withマーケは完全に生まれ変わりました。
>>Withマーケ会員サイトはこちらの動画で見られます(5分)
そして、Withマーケは、現在進行形でさらに成長しています。
会員さんが見放題の動画講義は、毎月10〜20本追加していますし、勉強会・交流会も頻繁に行っています。
また、会員サイトも日々アップデートしています。
例えば、最近導入したのが、弊社役員のアイディアから生まれた「ポイント機能」。
ポイント機能は、行動した人、成果を出した人に、ポイントがもらえるという制度で、
ポイントを使って、記事添削やアカウント添削などのサービスを受けることができます。
このような、学習意欲につながる面白い仕組みも、日々考えています。
また、企業と提携し、案件獲得〜就職/転職などの出口も、どんどん強くなっています。
Withマーケは、会員さんのフィードバックやメンバーの力のおかげで、講義やサービスを急ペースで充実させることができています。
僕らが大切にしているWebマーケティング学習スタイル
最後に、Withマーケで大事にしている、Webマーケティング学習スタイルを書いておきます。
僕らwithマーケ講師陣は一貫して、こう考えています。
Webマーケティングは学習は、”実践が命”。
具体的には、以下のような実践を通して、Webマーケティングを学んでもらっています。
- 自分のブログとSNSを運用する
- ブログとSNSで売るものを決める
(広告商品や、自分自身のスキルなど。) - マーケティング視点で、集客戦略を考える
- アクセスを集める
- アクセスをお金に変える(商品販売)
マーケティングは、商売です。
集客→価値訴求→セールスと、一連の流れが詰まっています。
ということは、商売全体を経験しなければ、マーケティングは血肉にならないわけです。
そのため、Withマーケは「実際に稼ぎながらWebマーケティングを学ぶ」というカリキュラムになっているのです。
実践なしに、Webマーケティングスキルは身につかないと断言します。
実際に一連のWebマーケティング活動を経験しないと「顧客の利益に貢献する」「案件獲得ができる」など、実務レベルにはなれません。
ただ、マーケティング知識を学ぶ、メモする、みたいなことやっていても、意味がありません。学んだ気になって終わりです。
逆に、自分のメディアを実際に運用し、「アクセスを集める」「アクセスをお金に変える」などの、実戦経験があれば、あなたは、個人でも企業でも活躍できます。
僕がWithマーケを立ち上げた際の理念でもありますが、
実践を通して、買ってもらう力・稼ぐ力(≒マーケティング力)が付くからこそ、「市場において強い個人」になれるのです。
Withマーケはこれからも成長を遂げます
まだまだ話したいことはたくさんありますが、今日はこのくらいにしておきます。
続きは、Withマーケの中で、そして、実際に皆さんとお会いした際にでも、お話しさせてください。
最後にお礼と、今後お会いする可能性のある”あなた”へ抱負を述べます。
色々ありながらも、ここまで来れたのは、ずっと見守ってくれた会員さん、メンバーのおかげです。
Withマーケ会員さんも成果を出す方がかなり増え、「Webマーケティングで人生が豊かになる人」をどんどん増やせている気がします。
運営陣も増え、以前僕一人ではできなかったようなことも、最近はできるようになりました。
だからこそ、Withマーケは会員様のご要望があれば、すぐに変化できます。
講座の追加、機能の追加、イベントや勉強会の実施など。
会員さんの皆さんと一緒に、僕ら運営陣、Withマーケも成長することを約束します。
一緒に成長していく、あなたのご参加も待っています!
[…] 創業者がWithマーケに込めた想いを話そうと思う […]