結論からいうと、就活で簿記が有利になるとは限りません。
実は、就活で内定を貰えるかどうかはあることが関係していたのです。
ちなみに、「コミュニケーション力をつけるといいよ」といった一般的な話をするつもりはありません。
本記事では、確実に就活で無双できる方法をまとめたので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
就活のために簿記を検討している大学生が取るべきベストな選択肢
簿記を取れば就活で有利になるとは限りません
企業は、育成の手間がかからない人材を採用したいと考えています。
なぜか。
仕事も任せやすく企業の売上に貢献してくれるからです。
ただ簿記資格があっても、企業の売上に貢献してくれるか不明確ですよね。
そのため、簿記を取得しているからといって有利になるとは限りません。
では一体、就活で内定を貰うには何をすべきか次で見ていきますね。
今の就活は〇〇が求められる
結論からいうと、今の就活で求められるのはWebで稼いだ実績です。
今はWebの時代。
Webで売上を伸ばしている企業ばかりで、Webで売上を伸ばせる人材を欲しています。
そこでWebで稼いだ実績があると、Webで売上を伸ばせるスキルがすでに身についている状態に。
そのため、企業からも評価されるので就活で無双状態になれます。
実際に、僕もWebで稼いだ実績があったからこそ、メガベンチャーや大手企業を含む5社から内定を貰えました。
Webで稼いだ実績をつける手段はたくさんあります
Webで稼いだ実績をつける手段はたくさんあります。
その中でも、大学生がWebで稼いだ実績を付けるにはブログ・SNSが最適です。
ブログ・SNSは、スキマ時間を作成した記事や投稿から稼ぐ仕組みを作ることができます。
ただその反面、「ブログ・SNSで稼いだ実績をつけるのは難しそう」と思うかもしれません。
しかし、それは全くの誤解です。
ただ、ブログ・SNSで稼ぐには正しいやり方を知っているかたったこれだけです。
そこで今回は、ブログ・SNSで稼ぐための手順まとめた「ブログ・SNS収益化5日間講座」をご用意しました。
完全無料なので、ブログ・SNSで稼いだ実績をつけて就活で無双しちゃってくださいね。
そもそも簿記って何?
まず最初に、「簿記って何ぞや?」というところから見ていきましょう。
簿記とは?
一言で言うと、簿記とは、経営活動(企業のお金の出入りや売上、費用など)を「財務諸表」と呼ばれるものに記録して、経営や資金繰りの状態を明らかにする作業のことです。
「帳簿を正しくつけられる」「取引先企業の経営状況がわかる」などの理由から、様々な企業からの需要があり、毎年取得する就活生が多い、有名な資格です。
具体的には、簿記ができるようになると、企業の経営活動を表す「貸借対照表」や「損益計算書」などを分析したり、作成したりすることができるようになります。
試験の概要
簿記資格として、最も一般的な「日商簿記」は、一年間に3回試験が行われています。
簿記には、1級・2級・3級があり、各級とも100点満点で70点以上が合格点となっています。
級 | 難易度 | 合格率 | 学習時間 |
3級 | 少し易しい | 30~50% | 1~2ヶ月 |
2級 | 少し難しい | 15~30% | 3~8ヶ月 |
1級 | 難しい | 13~5% | 6~18ヶ月 |
上記の学習時間の目安は、スクールなどに通った人の場合であり、完全独学で受験する場合は、さらに時間がかかることが予想されます。
ちなみに、僕は約3日間の学習時間で簿記3級に挑み、見事に落ちました。。
簿記を取得する価値
日商簿記2級は、日本の企業が求める資格ランキングで1位に君臨しています。
参考記事:リクルートエージェント
ちなみに、簿記3級は実務で役立てられるほどではないとの認識があるので、履歴書の資格の欄に、簿記の資格を記入するなら、2級以上が望ましいとされています。
人によっては、簿記2級を持っていると、日々の生活でも役に立ち、人生が豊かになります。
詳しくは、後ほど解説します。
簿記は就活で役立つのか?
さて、簿記について簡単にわかったところで、果たして簿記は就活で役立つのか、深堀りしていきたいと思います。
就活を控えている多くの大学生は、簿記をいかに就活で活かせるか、気になるところですよね。
それでは、見ていきましょう。
業界や企業によっては有利になる
総合商社や金融業界、コンサル業界などを志望していたり、企業の経理や財務などの部署で働く場合は、簿記の資格やスキルを持っていると、就活が有利になるでしょう。
なぜなら、簿記試験の勉強をする過程で得た知識やスキルを直接活かせる仕事が多く、即戦力となるからです。
そして、経理や財務以外のほぼ全ての業種でも、簿記の知識は活かすことができ、知っているだけで周囲からの信頼や期待を得ることができます。
例えば、企画職であれば、簿記の観点から事業の様子を把握することができ、そこから逆算して仮説・検証をしていくことができます。
また、営業職であれば、簿記の知識を活かして、商品の売上だけでなく、コスト面や経営状況なども考慮した上で、営業活動をすることができます。
どうやって簿記を就活でアピールすればいい?
取得した簿記資格を就活でアピールするには、取得した経緯や目的、努力や工夫の様子などを自分なりに考え、いつでも話せるようにしておくことが大事になってきます。
なぜなら、新卒就活において人事が見ているのは、スキルよりも人柄や個性などの人間性の部分だからです。
スキルやできることは、入社してから研修などでいくらでも教育できますが、人間性の部分はなかなか変えることはできないですからね…。
また、企業側からすると、簿記資格を持っている就活生は山のように多いので、
何の目的や過程も伝えず、ただ簿記資格を持っていているだけでは、普通に埋もれてしまいます。
何となく簿記を取得するのではなく、しっかり目的意識や主体性を持って、簿記の知識だけでなく、自分自身の人間性をアピールできるようになりましょう。
就活サイトを利用して、自分のアピールを上達させたい方は、こちらの記事もオススメです↓
5つの内定を貰った僕が、自己分析や面接対策などで役立ったサイトを、ランキング形式と目的別で17個厳選紹介しています。
就活を控える大学生が簿記を取得するメリット6選
ここからは、いよいよ大学生が簿記を取得するメリット・デメリットをそれぞれ解説していきたいと思います。
就活だけでなく、その先の人生においても当てはまることも挙げたので、最後まで見てください!
まずは、大学生が簿記を取得するメリットの方から、解説していきます。
- 人事や面接官からの評価が上がる
- 良い就職先を選びやすくなる
- 経理職や会計職の適正を測れる
- 独立や副業、起業をする際に役立つ
- 株式投資などの資産運用に役立つ
- お金について体型的にに学ぶことができる
一つ一つ見ていきましょう。
1.人事や面接官からの評価が上がる
簿記2級を持っていたら、「凄い学生だ!! もちろん採用!!」とまでには至りませんが、少なからず人事や面接官からのイメージは良くなります。
なぜなら、大学生の半分以上が資格欄には運転免許証くらいしかなく、
簿記2級を資格欄に書けるだけで、
「学ぶことに意欲的な子だな」「前向きに努力できる人柄なんだな」
と思ってもらいやすいからです。
資格欄に有名で信頼性の高い簿記2級を書けることは、就活において必ずプラスに働きます。
2.良い就職先を選びやすくなる
これは意外かもしれませんが、簿記の知識があると、より高確率で良い企業を選ぶことができるようになります。
なぜなら、簿記とは企業が行っている資金繰りの状態を記録し計算することであり、それにより就職先の企業の財政状況を把握し、経営が安定しているかが分かってしまうからです。
誰もが恐れているブラック企業に入ってしまうことを防ぎ、給与とやりたい仕事のバランスが取れたホワイト企業を選定できるなど、
簿記の知識があれば、就活を有利に進めることができるのです。
3.経理職や会計職の適性を測れる
経理職や会計職などの仕事は、簿記の延長線上にあり、簿記を勉強することで、それらの仕事が自分に向いているのか、事前に把握することができます。
これらの仕事では、お金の動きや財政状況を見るために、毎日簿記を使って働くほど、簿記が土台になっています。
簿記や数字、簿記独特の知識や計算などに、アレルギーのような不快感を感じる人にとって、経理職や会計職は苦痛でしかないでしょう。
事前に適性を測り、入社後に仕事内容が合わなくて辞めるというリスクを減らせるというのは、大きな利点となります。
4.独立や副業、起業などをする際に役立つ
ここからのメリットは、就活というより、その先の人生において利点となるものです。
まず、会社員としてずっと働いていくのではなく、独立や副業、起業など自分で経営していく必要のある人にとって、簿記の知識が役立ってきます。
独立や副業、起業などは、簡単に言うと、自分のスモールビジネスを持つことと言えます。
- ちゃんと黒字になるよう利益が出ているか
- どれだけ稼いで、いくらまで支出を抑えれば、生活できるか
- 資産や負債の状況はどうなっているか
以上のようなことを考えるためにも、自分で何かビジネスをやっていく人にとって、簿記の知識は活躍してくれるのです。
5.株式投資などの資産運用に役立つ
簿記の知識があれば、将来株式投資などの資産運用をする際に、役立てることができます。
なぜなら、財務情報を作成・記録・計算する簿記ができると、企業の決算書を読み解くことができ、経営状況が安定している企業やこれから伸びそうな企業を選定できるようになるからです。
資産運用をする人としない人では、生涯年収に大きな差が生まれるので、お金持ちになりたい人にとって、簿記の知識は必要になってくるでしょう。
6.お金について体系的に学ぶことができる
簿記を学ぶと、複雑なお金の知識を体系的に学ぶことができ、日々の生活に活かすことができます。
実際に、僕も簿記の勉強をして思ったのですが、簿記を勉強すると経営の感覚を身につけることができるようになります。
具体的には、目先の利益だけでなく、資産や負債、収入や支出など、組織全体のお金の流れを意識して損得を考えられるようになります。
僕の知り合いも、簿記を勉強し、企業の財務状況を把握できるようになったことで、家計管理にも応用することができ、お金が溜まりやすくなったと言っていました。
ちなみに、僕はその知り合いとともに『キャッシュフローゲーム』というゲームを通して、簿記で学べることを体感することができました。
参考記事:「キャッシュフローゲーム」って?|身につく3つのこととやばい噂を解説!|ゆいあんブログ
大学生が簿記を取得するデメリット4選
上記で大学生が簿記を取得するメリットを4つご紹介してきました。
お次は、デメリットの方を4つお伝えしていきます。
- 希少性が低い
- 時間がかかる
- 理解しづらい
- 会計系のキャリアに固執してしまう
一つずつ解説していきます。
1.希少性が低い
日商簿記は、毎年多くの就活生が取得しています。
人気が高いということは、希少性が低いということでもあるので、就活において採用側の目をそこまで引くことはできません。
他の就活生との差別化を図るには、ただ簿記を取得するだけでなく、特別な目的や工夫を考えたり、他の資格やスキルにも目を向けたりする必要があります。
2.時間がかかる
至極当然のことですが、簿記試験に合格するためには、多くの時間を学習時間に費やす必要があります。
しかし、大学時代にやりたいことはその他にも沢山あると思います。
僕は、大学時代にやりたいことがありすぎて、あまり勉強時間を割かずに簿記3級を受験した結果、見事試験当日わからないことが多すぎて、不合格となりました。
生半可な気持ちでは合格することはできないので、簿記の勉強に費やす時間と得られるメリットをしっかり見比べて、冷静に判断することが大切です。
3.理解しづらい
ビジネスの経験がない大学生にとって、簿記は理解しづらく、時間があるにもかかわらず挫折しやすいと言われています。
そもそも簿記とは、ビジネスの結果発生した各取引を勘定科目や金額に置き換えるスキルです。
なので、その背景にあるビジネスを理解していないと、単なる数字遊びにしか見えなくなってしまいます。
実際、ビジネス経験のない僕も簿記を勉強したところ、専門用語や一つ一つの数字の意味や理由など、わからないことだらけで、
勉強のモチベーションが上がらないということがありました。
4.会計系のキャリアに固執してしまう
大学生のうちに簿記を取得すると、せっかく時間を費やして勉強をしたために「簿記を活かせそうなキャリア」につい固執してしまうことがあります。
簿記はあくまで自分のキャリアを広げるための「手段」でしかないのに、気付かぬうちに簿記が「目的」となってしまっている大学生は少なくないです。
明確で強い志望理由があるなら良いのですが、やりたいことが特にない状態で簿記を取得してしまうと、柔軟にキャリアを描けなくなってしまう恐れがあります。
簿記の資格取得が活きる人・活きない人【無駄にならないように】
簿記2級を取得したところで、就活や人生であまり役立たない人も中には存在します。
では、どんな人が簿記を取得すると恩恵を受けることができるのでしょうか?
簿記の資格取得が活きる人・活きない人をそれぞれ確認してみましょう。
簿記の資格取得が活きる人
簿記の資格を取得して将来に役立つ人は、将来経理職や会計職などに就きたい人や、株式投資などの資産運用に興味がある人です。
先ほどもお伝えした通り、経理職や会計職などの仕事内容は簿記の延長線上にあります。
勉強していて苦ではないのなら向いている証拠なので、簿記の資格があると将来活きるでしょう。
また、将来的に株式投資などの資産運用をしていきたいと考えている人も、簿記の知識を持っていると、企業の財政状況を見極める上で役立ちます。
簿記の資格取得が活きない人
一方、簿記の資格を取得しても将来役に立たない人は、将来やりたいことが明確で、簿記が不要なことを把握している人です。
この人は、就活で簿記を学んでも完全に無駄になります。
当たり前のことですが、簿記を活かす場所と無縁の業界であれば、就活でもその先のキャリアでも、簿記を利用する機会がありません。
将来やりたいことが明確に決まっていて、簿記は必要ないと分かっているのなら、他のことに時間を割いた方が合理的で賢明ですよね。
大学生が簿記以外に学ぶべき3つのこと
ここまでで、「必ずしも、就活を控える大学生は、簿記を学ばなくてもいい」ということが分かったと思います。
それでは、大学生は簿記以外では、何を学ぶのがいいのでしょうか?
最後に、現在や未来の市場規模、需要の大きさ、時代背景などから考えて、大学生が取得すべきスキルを3つご紹介していきます。
- プログラミング | これからの時代必須
- Webマーケティング | 自由を求めるなら
- 英語 | 世界が広がる
この3つは、実際に僕も全て学び、控えめに言っても人生が変わったので、かなりおすすめです!
1.プログラミング | これからの時代必須
最近よく耳にするプログラミング。周りでプログラミングをやっている友達も増えてきているのではないでしょうか?
「自分はエンジニアを目指しているわけではない!」と思うかもしれませんが、
これからの時代、プログラミングをはじめ最低限のIT知識は、どの業界・職種においても必要になってきます。
今では、もう既に、プログラミングが英語などと同様、小学校や中学校などの義務教育で必修となっています。
参考記事:小中高で必修化するプログラミング教育とは〈導入背景や目的を徹底解説〉 | TechAcademyマガジン
文系学生でも、簿記と同じく、就活で評価されるスキルとなっているので、下記の記事を目を通してみてはいかがでしょうか。
プログラミングが就活で圧倒的有利になる理由が気になる方は、こちらの記事もオススメです↓
在学中にプログラミングで月20万円稼いだ僕の実体験をもとに、就職活動におけるプログラミングの全てを解説しています。
オススメ記事:『【超有利】就職活動でプログラミングが活きた大学生の話【5つの学ぶべき理由】』
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2.Webマーケティング | 自由を求めるなら
個人的には、大学時代にこのスキルを学ぶことが、一番選択肢や可能性、自由度が広がると実感しています。
なぜなら、Webマーケティングを学んだことで、個人でも稼げるようになり、就活だけでなく、フリーランスや起業など、様々な選択肢が見えてきたからです。
今の時代、何の業界に就職するにせよ、Webでの集客や施策は不可欠になってきています。
大学生のうちに、Webマーケティングを駆使し、収益を上げるための戦略や読み手に伝わりやすいライティング、実際にものを売る経験などをしておくと、
どの企業から見ても即戦力となり、こちら側が企業を選べるようになるほど、就活を有利に進めることが可能になってきます。
実際に僕が大学生の頃、プログラミングやWebマーケティングを学習して、ITスキルを身につけたらどうなったのか… 貴重な経験談が綴られています。↓
3.英語 | 世界が広がる
これは周知の事実かもしれませんが、大学生にとって、英語を学ぶことはかなりおすすめです。
なぜなら、活躍できるフィールドが広がり、情報を英語でも取得したり発信したりすることができるようになるからです。
また、英語を学ぶことで、異文化に触れることができ、日本を世界から俯瞰的に見れるようになるので、価値観や視座の高さなどがガラッと変わります。
特に、時間のある大学生は留学や海外インターンをしたり、海外一人旅なんかもできるので、英語を学んだ上で色々行動することができるのが利点です。
大学生だけど、どうしても時間がなくて、海外でやりたいことがまだできていないという人は、『休学』を視野に入れてみるのもいいかもしれません。
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まとめ:簿記は人を選ぶ!【試しに3級に挑戦してみるのはアリ】
結論、簿記を取得すべき人と、すべきでない人が存在します。
本記事でご紹介した、簿記を取得するメリット・デメリットや、資格取得が活きる人・活きない人を参考にして、自分のやりたいことと見比べてみましょう。
結局は、何のためにどんな資格・スキルを得るのかが一番大事です。
それでも簿記が気になる人は、試しに3級を受けてみるのもいいかもしれませんね。
自分に合った企業から内定を獲得し、納得のいく就活をしたい大学3年生は、こちらの記事もオススメです↓
大学3年生の方は、以下の就活内定完全マニュアルもご参考にしてください!