「ベンチャー企業はやめといたほうがいいとよく耳にするが、実際のところどうなんだろう・・・」
おそらく新卒でベンチャー企業を志望している方は、このような不安を感じていることでしょう。
実際に「新卒でベンチャー企業に入るのはやめとけ」とよく聞きますが幻想にすぎません。
そこで今回は、「ベンチャ企業はやめといたほうがいいのか3つの観点」から見ていきます。
もしあなたが新卒でベンチャー企業を視野に考えているなら、ぜひこの記事を読みこんでください。
この記事を読み終えると、ベンチャー企業の真実を知ることができます。
新卒でベンチャーやめとけは本当なのか?
「新卒でベンチャーはやめといたほうがいいよ」とよく耳にしますが、実際のところ幻想にすぎません。
まず、新卒でベンチャーやめとけと言われている理由として以下が挙げられています。
- 新規事業拡大のためにブラック化してしまう可能性がある
- 企業の今後の成長が読めない
- 資金繰りが難しい
結論から言うと、「新規事業拡大のためにブラック化してしまう可能性がある」ということは合っています。
確かに、新しい事業のためにやるべきことが多く、業務に追われて仕事漬けの日々を過ごすことがあるのです。
一方で、「企業の今後の成長が読めない」と「資金繰りが難しい」に関しては当てはまりません。
理由:ベンチャー企業の成長別ステージという指標があるので、どこの段階にいるか見ることができます。
さらに成長度合いで資金調達をしてくれるので、この2つに関しては当てはまらないのです。
やめとけと言われている理由はわかったけど、実際に危ないベンチャー企業かどうか見極める方法を知りたいですよね。
その場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
新卒でベンチャー企業に向いていない人の3つの特徴
新卒でベンチャー企業に向いていない人の3つの特徴を紹介していきます。
- マニュアルが存在する仕事をしたい
- 会社名やブランドに価値を感じる
- 安定的に長期で働きたい
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.マニュアルが存在する仕事をしたい
1から自分たちの事業を作り上げていき、まだ前例のない仕事を行うので、ベンチャー企業にはマニュアルといったものはありません。
おもちゃのLEGOブロックのように、1つ1つのブロックを説明書通りに組み合わせて作れば、箱のパッケージにあるようなイメージのものを作ることができます。
しかし、ベンチャーは正解のないものを1から作っていくことになるのでだとマニュアル通り行えば、完成するということはあり得ません。
事業化に向けて時間をかけてもうまくいかないこともあるので、「どのようにしたらうまくいくのだろう」と試行錯誤していきます。
今回はこの戦略でうまくいったけど、次で当てはめてもうまくいくとは限らないといったことは日常茶飯事なのです。
2.会社名やブランドに価値を感じる
ベンチャー企業の中で成長しているし事業が伸びている企業もたくさんありますが、名の知れている企業は数社しかありません。
名の知れている企業に行くと、親からそして親戚中が喜んでくれることは間違いないです。
昔はいい大学に入り、いい企業に入社して定年まで働いて、安定した給料を得ることが大事なことだとされていました。
私たちの親や祖父母世代にはまだその名残があるので、名の知れている企業に入社することになったら喜ばしいことでしょう。
しかし、ベンチャー企業では成長しているけど名の知られていない企業は多数あるので、会社名やブランドに価値を感じる人はベンチャー企業に向いていません。
3.安定的に長期で働きたい
ベンチャー企業では、働き方によっては収入を多く得ることができますが、長い期間勤務すれば必ず昇給できるような安定性はありません。
世の中にないものの事業化に向かっていくのがベンチャー企業です。
しかし、事業化がうまくいかず資金にも底がついていき最悪の場合、会社存続の危機にさいなまれることもあります。
さらにベンチャー企業は実力主義で給与が支払われ、その月に企業にどれだけ貢献したかによって給料が変動するので、毎月決まった額をもらえるわけではありません。
ベンチャー企業は、将来成長が見られる可能性がある一方で、成績を残さないと給与アップも見込めないという仕組みになっています。
新卒でベンチャー企業に向いている人の3つの特徴
新卒でベンチャー企業に向いている人の3つの特徴を紹介していきます。
- 独立志向がある
- 裁量権のある仕事をしたい
- 土日関係なく仕事に没頭したい
早速、1つずつ見ていきましょう。
1.独立志向がある
若いうちから裁量権のある仕事を経営者の近くでできるため、経営のノウハウを学ぶことができるのです。
ある程度大きな組織だと経営者の近くで働くというよりかは、配属先の部長とかの近くで働くことになります。
そうなると目の前にある決まった仕事をこなしていくので、会社経営をするための知識が身につくわけではありません。
ベンチャー企業だと0から自分たちで事業を作っていき事業化するまでの全過程を見れるので、そこで学んだことを生かして独立も可能になります。
さらに直接自分の業務内容が事業拡大に影響するので、成長速度は間違いなく速いです。
2.裁量権のある仕事をしたい
ベンチャー企業は個人と事業の成長速度を加速させたいと思いがあるので、1人1人に課す業務内容は大きなものになります。
大きな組織だと上司のサポートや型のはまった業務を行うことが多いので、若いうちから大きな仕事を任せてもらえることはありません。
しかし、ベンチャー企業は個々で大きな仕事を任せられ、自分の意思で物事を判断できるようになります。
実際に、自分の意思が経営や戦略にまで関わっていくこともあるので、個人と企業の成長を感じることができるのです。
入社したてに大きな仕事を任せられると不安を感じるかもしれませんが、着実に将来へのキャリア形成にも繋がっていきます。
3.土日関係なく仕事に没頭したい
ベンチャー企業では1人1人に対する業務量が多くなるので、家に持ち帰って仕事をするということもあるのです。
先ほども言ったように、ベンチャーは個人と事業の成長速度を高めていきたいので、1人1人課す業務内容は大きなものとなります。
大きな仕事を任せられていくと自分で意思決定をでき成長スピードも早くなっていき利点も多く挙げられます。
しかしその分責任感も生じていき、業務時間だけでできなかったことを休日返上で行うこともあるのです。
【後悔させない!】新卒でベンチャーに就職する3つの方法
新卒でベンチャーに就職する3つの方法を紹介していきます。
- ベンチャーの就活スケジュールに合わせて行動する
- 長期インターンに参加してインターン先から内定をもらう
- 就活エージェントにベンチャー企業を紹介してもらう
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.ベンチャーの就活スケジュールに合わせて行動する
本来の就活は就活解禁日である3月から始まるのが一般的ですが、ベンチャーの就活スケジュールは少し異なっていきます。
選考自体は大学3年生の1月から徐々に始まっていくので、それまでに行動に移していかなければなりません。
例えば、この記事を見てくださっている方が、大学3年生の6月頃だとしましょう。
今が6月なら、8月に内定が直結する夏インターンに参加できるなとなり、夏インターンに向けて対策をすればいいとわかりますよね。
このように選考は大学3年の1月だからそこから逆算して、何をすればいいのか具体化して選考に出遅れないようにしましょう。
2.長期インターンに参加してインターン先から内定をもらう
ベンチャー企業は事業化に向けてスピードを重視しているので、インターン生を採用すると採用コストがかからなくて済むのです。
さらに、インターン生もその企業の業務内容をわかった上で働けるので、上司がいちいち教えるといったこともなくなります。
インターンに参加していない就活生だと、業務に対しての姿勢を見れないので入社後に見当違いということも出てくるかもしれません。
しかし、インターン生だと企業側が働きぶりや業務に対しての取り組みをみた上で採用できるので、入社後に期待を逸れることはありません。
長期インターンにまだ参加していなくて参加したいという方は、「インターンシップガイド」で探すといいですよ。
ベネフィット:学生時代にインターンシップをやっていたことは、就活の強みになるので早めに長期インターンシップに参加しましょう。
以下で、簡単に「インターンシップガイド」の特徴をまとめてみました。
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以下の記事では、インターンを選ぶ際に大事な6つの軸を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
3.就活エージェントにベンチャー企業を紹介してもらう
ベンチャー企業に就職したいと思ってはいるものの、中々探せなくて苦労していると聞いたことがあります。
そんなときは、就活エージェントにベンチャー企業を紹介してもらうと効率よく就活を進めることができるのです。
具体的に挙げるとするならば、「MeetsCompany」がオススメです。
優良ベンチャー企業を紹介してくれるだけではなく、内定までのスピードも早いので1つ内定がもらえると安心感にも繋がります。
以下で、簡単に「MeetsCompany」の特徴をまとめてみました。
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まとめ:新卒でベンチャーやめとけは幻想にすぎない
新卒でベンチャー企業はやめたほうがいいのかどうかを3つの観点から見ていきました。
しかし、「ベンチャーはやめとけ」と言われても自分がこの先どうしたいかが重要になってくると思います。
周りがそう言っているからといって意見を流されるのではなく、自分自身と向き合って決めてください。
そしてこの記事があなたに役立って、納得のいく就活ができるよう願っています。
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