「企業研究をやる意味あるの?」、「めんどくさい企業研究を簡単に終わらせる方法はあるの?」というお悩みはありませんか?
そこで今回は、めんどくさい企業研究を簡単に終わらせるコツを5つのステップごとに紹介していきます。
- 企業研究を早く終わらせたい人
- 企業研究のやる意味を見出せていない人
企業研究は、企業を受けるごとに必要になってくるものです。
そのため、ブックマークなどをしてすぐに見れるようにして、その都度ステップごとに実践してみてください。
では、早速見ていきましょう。
めんどくさい企業研究こそやるべき3つの理由
企業研究をやる理由は、大きく分けると下記の3つです。
1つずつ紹介していきますね。
- 志望動機が具体化する
- この企業で働きたいという熱意が伝わる
- 自分に合う企業かわかる
1.志望動機が具体化する
同じ業界・業種にたくさんの会社が存在しています。
そのたくさんの会社の中で、 なぜこの会社を志望しているかが具体的ではないと、 じゃあこの会社出なくても他のところでいいよねということになってしまいます。
企業研究を行い、企業の業務、特徴、他社との違いを明確にすることで志望動機を作成することができるのです。
志望動機を具体的にして、企業側に魅力ある就活生ということをアピールしましょう。
2.この企業で働きたいという熱意が伝わる
株式会社マイナビの「2020年卒 マイナビ企業新卒採用予定調査」によると、
企業が、面接時に注視しているとして2位に挙げられているのが、 入社したいという熱意です。
参考記事:「2020年卒 マイナビ企業新卒採用予定調査」
次のような例を見てみましょう。
面接官「志望動機を教えてください」
就活生「御社の成長を促したいと思ったからです。」
面接官「志望動機を教えてください」
就活生「どこの会社にもマーケティング力が大事になってくると考えます。他社にはない顧客視点に強く共感し、御社で顧客の利益を伸ばす貢献をしたいと考えたからです。」
面接例①、②のどちらの方が熱意が伝わるでしょうか?
面接例②の方が企業側に熱意が伝わりますよね。
このように、熱意が伝えられるのは、企業研究をして企業について熟知しているからなのです。
3.自分に合う企業かわかる
採用されて入社したはいいものの、自分が想像してた業務だったり、特徴などに相違があったら長続きしないでしょう。
企業とのミスマッチを防いでくれるのが企業研究なのです。
企業研究をすることで、企業の社風など企業について詳しく知ることができます。
例えば、 スーツを着て働きたくないとかだったら昔からの風習がある企業とは向いていないでしょう。
などといった自分の不向き向きで合う企業も変わってくるのです。
入社後のギャップがないように、企業研究をしましょう。
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企業研究の前に終わらせるべき2つのこと
企業研究を行う前に、この2つだけはやっておきましょう。
自分がどういう性格で、 何をしたいかはっきりしていないと、 どういった業界が向いているか わからないのです。
どういった業界に進みたいかで、受ける企業が決まってきます。
受ける企業を決めてから企業研究をするのが一般的なので、まずは以下のことを終わらしてから企業研究をしましょう。
- 自分の性格を把握する
- 何をしたいか知る
早速、1つずつ紹介していきますね。
1.自分の性格を把握する
まずは、自分自身の性格を把握しましょう。
なぜ、自分自身の性格を把握すべきかというと、性格を把握していないとどんな仕事が向いているか・向いていないかわからないからです。
「じゃあどうやって把握するればいいの?」って思う就活生は多いのではないでしょうか。
「キミスカ性格診断」で、簡単に分析することができます。
- 150もの質問数
- 短時間で正確な分析
- 9つの観点から分析
また、キミスカで性格診断後に企業からオファーをもらうこともできます。
約5分ぐらいでできるので、一度やってみてください。
2.やりたくないことを明確にする
やりたいことがないっていう就活生も多くいるのではないでしょうか。
しかし、やりたいことを見つけるのはそんなに簡単なものではありません。
やりたくないことを明確にすることで、何がしたいのかぼんやり浮かんでくると思います。
例えば、
- 飲み会に行きたくない
- スーツを着て働きたくない
- 満員電車に乗りたくない
あくまでも例ですが、
これらが挙がったなら、在宅で働くことが可能な職種を探してみるとかです。
以下の記事でも、やりたいことを導く方法を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
めんどくさい企業研究を簡単に終わらせる5つのSTEP
どうやって企業研究やればいいのって思っている方が多いのではないでしょうか。
ここでは、めんどくさい企業研究を簡単に終わらせる5つのステップを紹介していきます。
- STEP1.企業のホームページを見る
- STEP2.企業の社風を調べる
- STEP3.企業の主な商品・サービスを把握する
- STEP4.企業でしかない強みを見つける
- STEP5.企業の商品・サービスの競合を把握する
では、1つずつ紹介していきますね。
STEP1.企業のホームページを見る
STEP1では、企業のホームページを見て、以下のポイントを抑えましょう。
- 沿革
- 企業概要
- 経営理念
「ホームページを見てって言われてもどう見ればいいの」って思うかもしれません。
そこで、1つずつどうやって見ればいいのか紹介していきますね。
Point1.沿革
沿革は、企業の歴史を見ることができます。
企業がどのようにして成長していったかの観点で見ていきましょう。
さらに、「過去に行ったこと」、「現在行っていること」に分けてみてみると、過去と現在で比べることができ、より企業の成長度具合が詳しくわかります。
Point2.企業概要
企業のホームページの項目に企業概要があります。主に、以下の8点に目を向けましょう。
- 会社名
- 所在地
- 事業内容
- 代表者
- 設立年月日
- 資本金
- 従業員数
- 主要取引先
これらに目を通しておくと、従業員の数で会社の規模だったり、設立年数の浅さ、深さで企業の昔の風習があるかないかなども企業の大まかなイメージを持つことができます。
Point3.経営理念
経営理念は、この企業がどういう企業であるかを表してくれるものです。
大体「会社名 経営理念」で検索すると出てきます。経営理念の見方として、その企業が何を重視して、重視していないかを見るといいでしょう。
そうすると、経営者がどんな思いで会社を経営しているのかが見えてきます。
これらが、企業のホームページの見方です。
見てみると、企業がどのような人材を欲しているか、企業が取り組んでいることなどたくさんのことをホームページから知ることができるので参考にしてみてください。
STEP2.企業の社風を調べる
STEP2では、企業の社風を調べましょう。
社風を簡単にいうと、会社の雰囲気みたいなものです。
- 就職四季報
- 企業のホームページ
社風を知る方法を1つずつみていきましょう。
就職四季報の「求める人材」を見る
企業研究をする際に「就職四季報」という本があります。
そこに書いてある「求める人材」の欄を見ると、どういう人材を企業側が求めているか知ることができるのです。
企業のホームページの社員の声・代表の声を見る
企業のホームページを見てみると、大体代表の声が掲載されています。
そこに書かれているメッセージを「企業がどのようなことに取り組んでいるのか」、「企業が大事にしていることはなんだろう」などといった観点からよく読み込んでみてください。
代表のメッセージを読むと、この企業は、こういうことをしているのかと知ることができるのです。
一方、社員の声ではまた違った観点で見てみるといいでしょう。
社員の声では、「企業の雰囲気を話してくれていること」が多いです。
そのため、社員の声を読むときは、「企業の雰囲気はどういうものか」といった観点から見てみてください。
企業がどのような雰囲気であるかを理解しておくことで、入社後の自分自身と企業との間のミスマッチを防ぐことを可能にしてくれます。
STEP3.企業の主な商品・サービスを把握する
STEP3では、企業の主な商品・サービスを把握しましょう。
企業の主な商品・サービスを把握するのに、2つの大手就職サイトと企業のサイトから抑えましょう。
まずは大手就職サイトで、自分が志望している企業を検索してみましょう。
そこに書いてある事業内容の欄で、どのような商品・サービスがあるのか確認してみてください。
たまに、企業によって「リクナビ」、「マイナビ」に載っていないこともしばしばあります。
その際は、企業のホームページを見て商品・サービスの一覧などといった項目を調べてみてください。
大手の企業を受ける際は、主な商品・サービスを聞かれても大体は答えられると思います。
しかし、中小企業やベンチャー企業になってくると答えられないといったケースは少なくありません。
そのため、企業の主な商品・サービスを3つの方法で確認しておきましょう。
STEP4.この企業でしかない強みを見つける
STEP4では、この企業ならではの強みを見つけましょう。
他とはない企業の強みを見つけることで、その企業の魅力を見出すことができます。
「どうやったら企業の強み」って見つけられるのって思うかもしれません。
ここでも「会社四季報」が便利なのです。この本で、同業で他の会社と比較してみると他の会社ではない企業の強みを探ることができます。
強みを見つけることで、他の企業にはないけどここの企業にはこういうサービスがあるからといった企業の強み=就活生の志望動機になるのです。
さあ、企業でしかない強みを見つけましょう。
STEP5.企業の主な商品・サービスの競合を把握する
STEP5では、その企業の競合企業を抑えておきましょう。
例えば、航空業界の競合を考えてみると新幹線やバスなどといった公共交通機関を想像するでしょう。
しかし、航空業界はそれだけが競合ではありません。お取り寄せなども競合に含まれるのです。
なぜなら、お取り寄せが普及し始めわざわざ地方に行かなくても、自宅でその地方の味を楽しむことができるからです。
その結果、飛行機を使う回数が減ることになるのです。
「え、それも競合になるの。意外に範囲広いな」ってみなさん思うかもしれません。
このように競合を把握漏れがないように以下を参考にしましょう。
業界地図を見て競合を把握しておくといいでしょう。
自分が志望している業界のページを開き、他にどんな競合会社があるのかを確認しておくとベストです。
まとめ:めんどくさい企業研究はサクッと終わらせよう
今回は、めんどくさい企業研究を簡単に終わらせるコツをステップごとにまとめて紹介していきました。
内容を以下でまとめました。
- STEP1.企業の沿革を調べる
- STEP2.企業のサイトでビジョン、ミッションを調べる
- STEP3.企業の主な商品・サービスを把握する
- STEP4.企業でしかない強みを見つける
- STEP5.企業の主な商品・サービスの競合を把握する
企業研究は、企業を受ける数ほど必要になってくるものです。ぜひ、めんどくさい企業研究を手順に沿ってサクッと終わらして内定をもらいましょう。
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