「就活を進めているけど、自分は結局何をすればいいのかわからない・・・」
就活を一生懸命行っているけどその頑張った分の結果がついてこないと、もうどうすればいいのかわからなくなり自分を見失うことがありますよね。
そこで本記事では、「就活で自分を見失う時と見失った時の対処法」について余すことなく紹介していきます。
記事を読み終える頃には、就活で自分を見失っても3つの対処法を実践すれば乗り越えることができますよ。
就活で自分を見失う3つのパターン
就活で自分を見失う3つのパターンを紹介していきます。
- 就活の目的が曖昧な時
- 周りが先に内定をもらい始めた時
- 1つ目の内定がもらえない時
それでは、1つずつみていきましょう。
1.就活の目的が曖昧な時
就活の目的が曖昧だと、就活を進めていくにつれてなぜ自分は就活をしているのかわからなくなってしまうのです。
私自身も大学に行った目的が曖昧で、大学で講義を受けているときに、自分は何のために大学に行っているのだろうとよくわからなくなることが多々ありました。
正直、このまま大学に行く意味は果たしてあるのだろうかと頭の中を駆け巡ったことがあります。
よく考えてみると、大学に行く目的を会計学を学んで税理士になりたいからといった明確なものではなく、曖昧な目的で大学に行っていたと気付かされました。
何をするにしろ、なぜ行うか目的を明確にすることが大事になってくるのです。
2.周りが先に内定をもらい始めた時
周りが先に内定をもらい始めると、自分も一生懸命就活に取り組んでいるはずなのにどうして内定をもらえないんだろうと思い自信がなくなってしまうのです。
大学受験に置き換えても同じようなことが言えますよね。
周りの友達は大学に合格し進学先も決まっているのに自分だけ合格しておらず、「本当に大学合格できるのかな」とネガティブなことを考えてしまったことがあると思います。
人間は取り残されたくないと思う生き物なので、自分だけが取り残されているような感覚に陥ると不安だけが大きくなっていくのです。
3.1つ目の内定がもらえない時
1つ目の内定がもらえないと自分には就活なんて向いていないと思い込んでしまい、この先どうすればいいのかわからなくなっていくのです。
確かに何社も選考を受けているのに1社も内定がでなかったりすると、自分を否定されているような感覚を覚えてしまいますよね。
しかも、「自分ではしっかり準備して臨んだのに・・・」と自分をさらに追い詰めてしまうことでしょう。
私は大学に一般受験で入学したのですが、センター試験では1校も受からず持ち駒がない中で一般受験に挑んだので、「これで一般も全滅しら・・・」と頭の中によぎったことがありました。
やはり安心感がない状態だとどんどんマイナスへと考えてしまい、不安でいっぱいだったのを今でも覚えています。
就活で自分を見失う3つの原因
就活で自分を見失う3つの原因を紹介していきます。
- 就活戦略が曖昧だったから
- 就活戦略が間違っていたから
- 一時の感情で就活戦略を変更したから
それでは、1つずつみていきましょう。
1.就活戦略が曖昧だったから
就活戦略が曖昧だと、内定に近づくどころか遠ざかってしまい就活が無事に終わるのか不安が増大していくのです。
戦略を簡単にまとめると、ある目的を達成するためにどう動いていけばいいのかを考えることです。
就活でいうと、自分が志望している企業に内定をもらいたいことが目的とすると、その目的のためにどう行動したらいいのかを検討していくことになります。
例えば、企業側の採用する基準を調べてその基準が企業に対する「熱意」とすると熱意を伝えていけばいいのかと考えることができますよね。
それなのにどうすればいいのかという部分を考えず、ただ受けていくだけだと内定をもらえるはずがありません。
曖昧だと目的達成するのが難しくなってくるので、どうすれば内定に近づくのかわからず混乱が生じてしまうのです。
2.就活戦略が間違っていたから
就活戦略が間違っていると、結果が結びつかずこの先どうしていけばいいのかわからくなってしまうのです。
例えば、コンビニも商品を出す際に戦略を立ててサービス展開していきますが、戦略が間違っていて打ち出した商品がヒットしなかったケースもあります。
よく数年前にコンビニのレジ横でドーナツのケースを見かけたことがあったと思います。
しかし、今ではレジ横にドーナツのケースを取り扱っている店舗は無くなりましたよね。
これは戦略が間違っていたため結果が結びつかず、失敗に終わってしまったのです。
このように戦略を立て完成させたものの結果がついてこないと、また1から新たに戦略を立てて行うので複雑な心境になるでしょう。
3.一時の感情で就活戦略を変更したから
一時の感情で就活戦略を変更すると、自分は結局何をしたかったのかよくわからなくなってしまうのです。
私も日常生活で同じような経験をしたことがあります。
個人で稼ぐ力を身につけたいという目的のためにプログラミングの勉強していたときがありました。
そんな中、ふとSNSを見ていたら「お金の勉強をしておいた方がいい」という投稿を見つけたのです。
投稿を見たときに「そうなんだ。よしお金の勉強もしよう」と思い、本を買って勉強をしていったのを覚えています。
しかし本を読み進めていくうちに、資金があるわけでもないのにお金の勉強を始めても意味がないと後々気づかされました。
今の自分には必要なかったと思い、一時の感情でやるべきことが左右されてしまったと痛感させられました。
このように一時の感情で決めてしまうと、後々何をしたかったのかわからないという現象が起きてしまうのです。
就活で自分を見失った際に行うべき3つの対処法
就活で自分を見失った際に行うべき3つの対処法を紹介していきます。
- 就活戦略を再度見直す
- 就職後の自分の人生について考えて就活の目的を明確にする
- 決断するときに決断後の自分を想像する
それでは、1つずつみていきましょう。
1.就活戦略を再度見直す
戦略を立てて就活を進めていったが結果が出ず不安でいっぱいになったら、就活戦略を再度見直すと自分を見つめ直すきっかけになるのです。
先ほども言ったように戦略を立てても失敗することはありますし、その戦略が曖昧だと尚更です。
例えば、自分と合う企業に就職したいという目的を果たすために立てた戦略として”企業のHPを見て自分と合いそうな企業を受けていくこと“だとしましょう。
もしこの戦略で就活を進めていき内定という結果が出なかったら、戦略が間違っていたとわかりますよね。
そうすると、どう自分と合う企業に就職できるのかを再度戦略を見直す必要が出てくるのです。
「企業のHPを見て主観的に合いそうだからと考えて受けるだけではだめのでは?」と考えに至ることができます。
このように、一旦戦略を立てて行動したはいいものの結果が伴わない場合には戦略を再度見直して結果に繋いでいくといいのです。
2.就職後の自分の人生について考えて就活の目的を明確にする
先ほども言ったように就活の目的が曖昧だと自分を見失ってしまうので、就職後の自分の人生について考えながら就活の目的を明確にしましょう。
ただただ就活の目的だけにフォーカスして考えるだけでは、意味がありません。
就職後のことも視野に入れて就活の目的を考えないと、入社後に企業と合わずにすぐにやめていくケースが近年増加しています。
自分はどういう人生を歩んできいきたいのかを考えそこから逆算して就活の目的を明確する方が近道ですよ。
自分の人生を考えるといっても1人で行うのは、骨の折れる作業かもしれません。
しかし就職後のキャリア形成を考えないままだと、入社後に「こんなはずではなかった」とミスマッチが生じてしまいます。
そのため単に企業紹介するだけではなく、その先の未来を見据えて一緒に考え自分のキャリアに合った企業に出会えるエージェントに相談するのもいいでしょう。
3.決断するときに決断後の自分を想像する
自分を見失っている状態で何かを判断するときに、判断能力が下がってしまうので決断するときに決断後の自分を想像しましょう。
例えば、内定が1個もない状況で自分はもうダメだと落ち込んでいる時に、初めて内定が出たとしましょう。
そんな状況下だと、何も考えずに入社を決めてしまうことがあると思います。
しかし、この企業に入社した後の自分はどうなっているのかを想像しないと、もしかしたら合わずにすぐにやめてしまうかもしれません。
就活に対して何かを決めるときに判断能力が低いまま何かを決断してしまったら、後に後悔が生じてしまうケースがあるのです。
まとめ:就活で自分を見失なったとき3つの対処法で乗り切ろう
ここまでで「就活で自分を見失う時と見失った時の対処法」を解説していきました。
もう一度ここで、自分を見失った時に行っていきたい3つの対処法をおさらいしておきましょう。
- 就活戦略を再度見直す
- 就職後の自分の人生について考えて就活の目的を明確にする
- 決断するときに決断後の自分を想像する
就活は想像をしていたよりもはるかに大変で、就活をすすめていく上で自分を見失うことは多々出てくるでしょう。
そんなときは、この記事に戻って3つの対処法で解決して乗り切ってください。
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