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WEBマーケティングとプログラミングを2軸で比較 | 実体験を元に最適なキャリアを選ぶ方法

 

近年、プログラミングスクールが続々と増え、プログラマーやエンジニアを志望する方は圧倒的に増えた。

後を追うように、WEBマーケティングスクールも増えてきており、WEBマーケターになりたい方も増加しつつある。

では、結論どちらを学べば良いのだろうか。

あなたの中に比較検討できる軸があれば、選べると思うがどちらも学習していない段階だと迷うのも無理はない。

本記事では、プログラミングとWEBマーケティングの両方を習得した私が、

改めてキャリアをリセットするならプログラミングとWEBマーケティングのどちらを先に学ぶのか、どのように学んでいくのか解説していきたい。

 

WEBマーケティングとプログラミングを2軸で比較

仮に今、何もスキルがない状態になった場合、「WEBマーケティングとプログラミングのどちらを先に学習するか」について答えを出したい。

WEBマーケティングとプログラミングを比較する上で、以下の比較軸を用意した。

  1. 収入面
  2. 将来性

上記の比較軸を元に、合理的にどちらを先に学ぶとキャリアがスムーズに進むのか結論を出していこう。

 

収入面で比較

では早速、WEBマーケティング職とプログラミング関連の職種の平均年収を比較していこう。

 

▼WEBマーケティング職の平均年収

職種 平均年収 20代 30代 40代 50代
全職種平均 434万円 364万円 472万円 538万円 620万円
データアナリスト 558万円 444万円 572万円 703万円 824万円
リサーチ
(市場調査)
525万円 424万円 537万円 678万円 907万円
商品企画 487万円 390万円 515万円 644万円 770万円
販売促進
(広告宣伝)
484万円 390万円 509万円 622万円 785万円
広報・IR 476万円 374万円 483万円 606万円 723万円

※スマホでは横にスクロールできます
参照元:doda

 

▼プログラミング関連の職種

職種 平均年収 20代 30代 40代 50代
サーバーエンジニア 463万円 384万円 530万円 637万円 685万円
ネットワークエンジニア 455万円 376万円 529万円 615万円 738万円
スマホアプリエンジニア 443万円 383万円 509万円 725万円 688万円
WEBサービスエンジニア 419万円 366万円 486万円 599万円 562万円
SE/プログラマ 417万円 363万円 486万円 549万円 588万円

※スマホでは横にスクロールできます
参照元:doda

上記2つを見てみると、WEBマーケティング職の方が平均年収が高い印象はある。

しかし実は、WEBマーケターの人口が少なく、エンジニア人口が多いため、プログラミング関連の職種の平均年収が低く見えているだけだ。

実際に全国のIT人材人口は、『959,000人』となっており、全体の7割は技術職となっている。

 

▼IT人材の職種別統計

参照元:IT人材白書2020

上記がその証拠でもあるが、ストラテジストやプロジェクトマネージャー以外は技術職で、ちょうど70%を占めており、671300人のプログラミングを扱う技術者がいると分かる。

ちなみに、全国のデジタルマーケターの人口は2万人と推定(参照元:ビデオリサーチ)されており、WEBマーケター全体の人口は定かではないが、プログラミングを扱う職種が圧倒的に多いと考えられる。

そのため、多くの職種が用意してあり、年収レンジに幅があるのは『プログラミング関連の職種』で人口も少なく希少性の高い『WEBマーケティング職』は平均年収が高い結果となった。

 

将来性で比較

先ほど、IT人材人口のうち、プログラミングを扱う技術者は『671300人』となっているが、まだまだ需要と供給のバランスが取れておらず、人材不足だと言われている。

 

▼企業に所属するIT人材の現状

参照元:IT人材白書2020

上記の『企業に属するIT人材の現状』を確認すると、2019年度時点で89%の企業がIT人材不足だと回答している。

この中で特に不足しているのが、プログラミングを扱う技術者(エンジニア・プログラマ)だ。

上記のグラフを見ると、年々IT人材不足は深刻化していることを見ると、今後も需要は高まる傾向にあるだろう。

では、WEBマーケターの需要はどうだろうか。

WEBマーケティングの将来性を解説した記事』でも詳しく解説しているが、ネット広告の市場規模を見ることで大まかにWEBマーケターの需要を測ることができるだろう。

 

▼ネットの総広告費

2018年 2020年
1兆7589億円 2兆2290億円

参考元:2020年 日本の広告費

 

上記のデータを元に、WEBマーケターの将来性を探っていこう。

まず、ネット広告費は伸びているのかという点を見ていきたい。

2018年~2020年の2年間で4701億円ほどの市場の伸びが確認でき、成長率で言うと127%の伸びを見せている。

しかし、これだけでは2兆円規模の市場が大きいのか小さいのか分からない。

そこでテレビ広告市場と比較してどちらが大きいのか確認していきたい。

 

▼テレビの総広告費

2018年 2020年
1兆9123億円 1兆6559億円

参考元:2020年 日本の広告費

 

上記のデータをみると、2020年頃にはネット広告費がテレビ広告の市場規模を上回る結果となっており、ネット広告は広告市場の中でも最も大きな市場だと言える。

つまり、ネット広告の需要が伸びている証拠でもあることは、WEBマーケターの需要も同じように伸びると考えられるため、同じく重要は高いと判断していいだろう。

結論、WEBマーケティングとプログラミングの需要はどちらも増加傾向にあり、今求められているスキルだと言える。

 

WEBマーケターにプログラミングは必要なのか

ここまで、WEBマーケティングとプログラミングの比較を行ってきたが、どちらも需要があり、年収も高いことが分かった。

私はプログラミングスクールが出始めた頃、スクールに通ってプログラミングを身に付け、あえてWEBマーケティング職を選び、キャリアを進めてきた。

ここからは、WEBマーケターの視点でプログラミングは必要なのか実体験を元に解説していきたい。

 

WEBマーケターがプログラミングを使うシーン

まず、WEBマーケターがプログラミングを使うシーンは想像できない方が多いことだろう。

実際に業務を行ってみないと分からないことだし、プログラミングが扱えないWEBマーケターの方が多数派なので知られていないことが多い。

プログラミングを使うシーン(一部)
プログラミングを使うシーン
  • データ集計を自動化する場合
  • データを詳細に分析する場合
  • 必要なデータを集計する場合
  • LP等のページデザインを変更する場合
  • 分析ツールのカスタマイズする場合
  • タグの設置する場合
  • …etc

レベルが高くなればなるほど、必要なデータをツールを使わずとも取れるようになる必要がある。

ツールに頼っているとツールの機能の中でしかデータを得ることができないからだ。

正確にデータが扱えて、仮説を元に分析ができる人材は特に大手企業から必要とされるだろう。

 

WEBマーケターでプログラミングができないと起こる問題

先ほどお話しした『WEBマーケターでプログラミングを使う』というのはメリットが多い。

とは言え、プログラミングを習得してデータ分析が目的になっている方は数多くいる。

また、基本的には分析ツールさえ使えれば事足りることも多いため、プログラミングが特別できなくても問題はない。

しかし、最低限知っておかないと起こる問題があることも事実なので、この機会に共有していきたい。

プログラミングが出来ずに起こる問題
  • エンジニアに正確に依頼内容を伝えられない
  • 依頼が丸投げになってしまい責任が取れない
  • エラーが起きた時に素早く対応できない

基本的には、プログラミングができなくても依頼できるエンジニアがいれば問題ないが、上記の問題が出てくる。

あなたが求めているものを制作・対応して欲しければ、最低限のプログラミングスキルは身に付け、エンジニアとテクニカルな会話もついていけるようにしておいた方がベターだろう。

 

WEBマーケターが身に付けておくべきプログラミングスキル

では、WEBマーケターが身に付けておくべきプログラミングレベルはどれほどか解説していこう。

身に付けるべきプログラミング知識
  • WEBサイトの仕組み
  • WEBサイトを構成しているファイル
  • 各ファイルの役目

上記は少なくとも把握しておく必要があるはずだ。

例えば、あなたが分析ツールを導入する際に、データを計測するタグをどこのファイルに入れれば良いのか分からないのは非常にまずい。

知識が曖昧なまま、正しくタグを設置できず、他のコードを邪魔してサイトが表示されないと言った重大なミスにつながってしまう。

そのため、『正確に理解して依頼できるレベル』は最低限身に付けるべく、上記の3つは把握しておこう。

 

WEBマーケティングとプログラミングの2つを習得後に就ける上級職種

では最後に、WEBマーケティングスキルとプログラミングスキルの2つを習得するとどんな職種に付けるのかを見ていこう。

この2つの掛け算は正直、年収を高めたい方にとっては、最も確実に年収とやりがいが高まる方法なのでぜひチェックしてみて欲しい。

 

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、現状の結果に対して改善策となる仮説を立て、必要なデータを無駄なく集計し、データを切り出すことで結論を出すWEBアナリストのことだ。

21世紀で、最もセクシーな職業として取り上げられ、大注目されている職種の一つなので徐々に知名度が高まってきた職種と言える。(参照元:Harvard Business Review

データサイエンスの世界は奥深く、ユーザーデータを細かく扱い、操り、結論を出していく過程で様々なスキルが要求される。

また、WEBマーケティングの本質的なやりがいである『人間の感情にとことん触れること』が、データを通して何度も体験することができる。

お金もやりがいも手に入れられるデータサイエンティストという職種は、総合的にみても素敵な職種だと言えるだろう。

 

グロースハッカー

グロースハッカーとは、仮説検証しながらサービスを成長させる職種で、WEBマーケターの上位互換でCMO級に業務範囲が広い仕事だと考えれば分かりやすい。

特に、デザイン領域に特化したプログラミングスキルを持ったWEBマーケターがグロースハッカーにランクアップするケースが多い。

主にはサービス開発からWEBマーケティング領域まで広範囲で担当し、サービスとマーケティングの両視点からどのように進めていくべきか戦略立案し実行する仕事だ。

マーケティング視点からサービスの企画・設計に入り込み、結果的に利用者が増えるようにサービス設計とPRを同時にこなしていく。

実は、ビジネスの聖地である『シリコンバレー』では、最もセクシーな仕事と言われている人気職種だ。

グロースハッカーもデータサイエンティストと並んで、おすすめしたい職種となっている。

 

まとめ

WEBマーケティングとプログラミングを比較した後に、WEBマーケター視点でプログラミングがどのように活用できるかを経験ベースで具体的に解説してきた。

これからプログラミングを学ぶ人であっても、今後のキャリアの1例として頭に入れておいて損はない内容だったはずだ。

また、WEBマーケターであっても、今後のキャリアに広がりを持たせることができたのではないだろうか。

実は私もグロースハッカーという仕事をしており、本記事を読んだ人の中に、少しでも志してくれる人が増えてくれればと願っている。