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WEBマーケティング職の仕事内容16選 | WEB系企業役員が徹底解説

 

WEBマーケティング職を目指すにも、仕事内容を知らなければイメージができない。

しかし、ほとんどの未経験者は、WEBマーケティングの仕事内容を調べようともせず、「かっこいい」という先入観で目指す方が非常に多い。

そんな中、あなたは仕事内容をきちんと調べ、検討しようとしているから、非常に優秀な方なんだと理解した上で本記事を執筆していきたい。

現場経験がなければ、絶対に分からない仕事内容もリアルに細かく解説し、認識の齟齬が絶対に起きない記事となったため、ぜひ全体的に把握するためにも一読して欲しい。

【全ポジション共通】WEBマーケティング職の仕事内容4選

タテイシリョウ

まずは、WEBマーケティング職の全ポジションで共通する4つの仕事内容について解説していきます。

どの業務もこの4つの基礎的な仕事内容が含まれているものと考えてくださいね。

1. 会議資料作成

どんな会社でも会議を避けて通ることはできない。

というのも、大きく事業を動かすには課題を共有して解決したり、決定したいテーマで話し合ったりする必要があるからだ。

そのためには、見やすく分かりやすい、論理的な資料作成が求められ、資料1つで方針がガラッと変えてしまうこともできる強力な武器になる。

会議資料を作る際には、以下のツールを使う人が多いため、必ず使えるようになっておきたい。

上記は、毎回資料作成時に全て使っているわけではないが、特にドキュメントとスプレッドシートは頻繁に使っている。

これらを使いこなせるようになると、資料作成の幅が広がり、見やすく分かりやすい資料作成が簡単に可能になるからぜひ慣れて欲しい。

 

2. 業務に必要な連携

WEBマーケティング職は、コミュニケーションを頻繁に取る職種と言える。

それは、部署内のコミュニケーションに限らず、他部署や外部の企業など様々なところと連携して成果を挙げられるように工夫しなければならない。

難しいのは、他部署との連携で、特にマーケティング部と営業部の連携は難しいと言われており、犬猿の仲と言えるほど仲が悪い場合が多い。

理由は明確で、どちらも会社の売り上げに直接関与しているからだ。

「営業部はマーケティング部の尻拭いをしている」と言われたり、

「マーケティングのおかげで営業先の問い合わせを獲得することができる」などとマウントの取り合いが横行している場合もある。

しかし、会社の売り上げを爆発的に伸ばすことを考えると、営業部とマーケティング部は適切に連携できるだけで相乗的な効果を発揮し、結果的に飛躍的に売り上げが伸びることに繋がる。

その理由はシンプルで、営業部と連携することで、顧客の詳しいニーズを吸い上げて、WEBマーケティング施策に活かすことも可能だからだ。

もちろん、営業部だけではなく、製品開発部などとの連携では、WEBマーケティングを行う上で分かった顧客ニーズをもとに、

製品開発や製品改善に取り組むことができたりと、『連携』によって得られる会社全体のインパクトは絶大だ。

 

3. 業務のPDCAを回す

WEBマーケティング職は良くも悪くも数値で結果が明確に分かってしまう職種だ。

数値が良いときには、「なぜ数値が良かったのか」

数値が悪かったときには、「なぜ悪かったのか」

これらを考え、考察することが非常に重要な意味を持つことになる。

良くも悪くも結果が出たことに対して、改善箇所を見つけ、改善していく改善サイクルを回すことでより良い結果を生み出してくれる。

逆に、結果を無視して感覚で業務を行なっていると、必ず間違いを犯し、会社の売り上げ減少にも繋がってしまう。

そのため、特にWEBマーケティング職は、PDCAを回すことを大切に業務を行なっていきたい。

 

4. 提案を行う

社内でも社外でも提案を行わないと何も決まらないことが多い。

社外では、契約を結ぶために提案を行い、自社のサービスを知ってもらい、欲しいと思ってもらうために工夫を凝らすだろう。

では、社内での提案はイメージできるだろうか。

仮に、あなたがやりたい施策アイデアを持ってるとして、自分勝手に実行することはできない。

そんな時に必要なのが社内での提案だ。

論理的な理由も添えて、なぜやる必要があるのかの説明も含めて提案することで「それは良い。やりましょう」と上長が意思決定するわけだ。

この社内提案は、出世するためには非常に重要な仕事となる。

ただ言われていることをやるだけの仕事をするのではなく、「◯◯したらもっと良くなる」というアイデアを出し、自発的に行動を起こすことが評価に繋がるはずだ。

 

【専門領域別】WEBマーケティング職の仕事内容12選

タテイシリョウ

ここまで、全ポジションに共通する仕事内容について解説してきました。

ここからは、専門スキルに基づいた仕事内容をなるべく簡潔に解説していきたいと思います。

「実際の現場ではこんな仕事もやるのか」という気づきがあったら、ぜひメモを取っておいて欲しいです。

1. 各領域の戦略立案

WEBマーケティングの基盤となるのが戦略だ。

戦略がなければ、どういった方向性でプロモーションをすれば良いのかが不明確で、マーケティング部全体が迷子になってしまう。

そんな要となる戦略を立案するのが、1つ目の仕事内容だ。

基本的にマーケティング全体戦略を考えるのは、部長クラスの仕事なので一般社員には馴染みがないものですが、

全体戦略から降りてきた目標に対して、『どう数値を伸ばしていくのか』と言った課題には戦略が必要となる。

実のところ、全てのWEBマーケターに戦略立案は必要だと言える。

例題を出すと、WEBメディアのアクセスアップを実現する戦略を考える場合には、どのような領域、どんなターゲットを狙うのかというのが戦略の大部分を占めており、

SEO対策(検索エンジンからの流入対策)でアクセスアップを目指すのであれば、どんな検索キーワードを狙ってコンテンツを書いていくかを考えることが戦略立案になる。

このように、どんなポジションでも戦略を考える機会は必ずあるため、頭の片隅にでも入れておいて欲しい。

 

2. SEO対策

SEO対策を行うポジションが、どんな仕事内容を行っているのか解説していく。

多くの場合には、WEBメディア運営のメンバーがSEO対策を行うチームとなっている。

SEO対策を行うポジション
  • WEBライター
    主に記事執筆を行うポジション
  • コンテンツディレクター
    主に記事の品質を担保するポジション(ライターのマネジメントも行う)
  • メディアマネージャー
    WEBメディアの主な戦略立案とメンバーの全体的なマネージメントも行うポジション

上記のような3段構成となっているチームが多く、このチーム構成の場合に関する業務内容を詳しく解説していくことにする。

WEBライターは、企業によって業務が若干異なるが、基本的には記事執筆がメインとなっている。

SEO対策がメインのオウンドメディアは、対策キーワードに沿って企画から記事執筆をがメインの業務内容となる。

コンテンツディレクターは、記事の企画や執筆した文章のレビューとサイト改善などお問い合わせに繋がるような施策を行ったりするポジションとなっている。(サイト改善に関しては後ほど解説)

メディアマネージャーは、WEBメディアの全体的な戦略を担い、どのように運用していくかを考えていく職種だ。

KPIなどの目標数値の管理も業務に含まれていたり、他部署との連携ポジションでもあるため様々な会議にも引っ張られる可能性が高いことを頭に入れておこう。

 

3. サイト改善

サイト改善は、基本的にWEBメディアを運営している事業部が担当し、多くの場合ディレクター職の方が責任を持つことが多い。

サイト改善には様々な要素が含まれるが以下の業務内容がメインとなるため頭に入れておこう。

  • メディア内のバナー作成・改善
  • 記事内の導線改善施策の実行
  • キラーコンテンツの企画・作成依頼
    読者をお問い合わせに繋げられる教育ができるコンテンツ
  • ホワイトペーパーの企画・作成依頼
    メールアドレス取得のためにプレゼントする資料やe-Book等
  • LPの改善(後ほど詳しく解説)
  • …etc

正直まだまだメディアでやれることは多く、全てをお話しすると膨大になってしまうため、割愛されていただくが上記がサイト改善業務だと考えて欲しい。

執筆されたコンテンツのレビューをやりながら上記を行うディレクターも多いため、非常に忙しいポジションとも言えるだろう。

 

4. アフィリエイト

そもそもアフィリエイトとは、商品やサービスを紹介してくれた方に報酬を支払う仕組みのことで、

報酬を用意することで口コミを行ってくれるユーザーを増やすマーケティング施策でもある。

アフィリエイターと呼ばれる個人ブロガーやインフルエンサーが商品紹介の記事を書いてくれたり、投稿を行ってくれることで商品が売れるわけだ。

では、ただ報酬を用意しておくだけでアフィリエイターが商品紹介してくれるのかというと違う。

きちんとアフィリエイターに魅力的な案件だと理解してもらわないことには、紹介してもらえることはない。

そのため、マーケティング部にはアフィリエイト担当者を置いて、紹介してくれるアフィリエイターが増えるような施策を行っていく必要がある。

ただ単純にアフィリエイター1人1人に連絡を送るのもいいのだが、

アフィリエイターが参加してくれそうな企画を立案してイベントを行ったり、案件の条件を見直したり、と意外とやるべきことはたくさんあるわけだ。

 

5. LPO

LPOとは、サービスページであるLPを最適化することだ。

LPにアクセスが集まっていても、お問い合わせに繋がらなければ意味がない。

そのために、どこに課題があるのか分析し、改善を繰り返していく業務だと理解しておこう。

具体的には、ヒートマップといったどこでユーザーが離脱したか分かるツールを使ったり、

イベントトラッキングを使ってボタンがどれだけクリックされているかなど、様々な数値を見てデザインや文言を変更していくわけだ。

また、効果が出るかをテストするためにABテストという手法を使うのだが、これはデザインAとデザインBを交互に表示してどちらが数値的に効果が良いのかを検証する手法だ。

地道な変更を積み重ねて数値を確実に伸ばしていく手法として非常に一般的なので同時に覚えておこう。

 

6. EFO

先ほどは、LPOといってサービス内容が記載されているページの改善を解説した。

今回は、『EFO』というお申し込みができるページ改善について解説していきたい。

例えば、あなたがWEBマーケティング会社で月額5,000円の分析ツールを売っている会社だとする。

LPでは、分析ツールの内容を紹介するページとして機能させ、興味を持ってもらう。

LPを見たユーザーの中で利用してみたいと思ったユーザーは、お申し込みページに移動するだろう。

そこで初めてお申し込みページを見るが、お申し込みしづらいデザインや文章になっていたら重仕込みしてもらえないかもしれない。

そこでEFOが必要になる。

お申し込みしやすいようにページやシステム改善を行なってユーザーが申し込みやすいページにしていくわけだ。

お申し込みページでの離脱が激しい場合には、EFOが求められ、非常に重要なミッションとなる。

 

7. WEB広告運用

マーケティング部で扱う仕事は、WEBメディアを運営することだけではない。

企業が集客手段としてよく使うのがWEB広告運用だ。

GoogleやYahooなどの媒体にお金を払い、検索結果や特定のWEBメディア、アプリなどに広告を出すものだ。

お金さえ払えば今日から広告を出すことができるため、非常に即効性があるのが特徴だ。

業務内容としては、主に以下の6つとなっている。

  1. どのターゲットに出すかターゲティングする
  2. ターゲットに出すためにどうするか計画する
  3. ターゲットに合った広告(LP)を制作する
  4. 配信する媒体を選定する
  5. 配信設定を行う
  6. 結果から広告(LP)を改善する

WEB広告運用担当者は、多くの媒体を扱うことになるため、管理シートを作成するなど管理する工夫をしないと業務が破綻してしまうため注意だ。

数値を管理しつつ、改善するために、広告(LP)と配信設定を改善していくことがルーティンとなるため、しっかりと覚えておこう。

 

8. リストマーケティング

現代で主流となっているのは、メールマガジンとLINE@公式アカウントの2つだ。

どちらも継続的な連絡手段としてメールアドレスかLINEアカウントの取得を行うことで、メールマガジンの配信やLINE@の配信を届けることができる。

企業のリストマーケティングの担当者は、多くの場合メルマガ担当となっている場合がほとんどのため、メルマガの場合で解説していく。

メルマガは、登録から顧客教育までを担っており、高額サービスを販売する場合ほど大きな効果を発揮することができる。

メルマガ担当者は、メールアドレス登録率やメルマガからのサービスお申し込み率を目標に戦略や施策を考えて実行していくことになる。

メルマガに関連する業務3選
  1. メルマガ戦略立案
    どんなユーザーをメルマガに集め、どう教育していくか戦略を立案する
  2. メールアドレス登録率改善
    ターゲットとなるユーザーをより集めるための戦略立案と実行を行う
  3. メルマガ経由のお申し込み率改善
    どんなシナリオでメール配信を行うか戦略を立て、ターゲットユーザーのお申し込みを促す

上記は、簡潔にメールマーケティングについて記載したが意外と考えることは多く、改善のPDCAも回していくことを考える忙しいポジションだといえる。

戦略立案のために競合他社のメールマガジンに登録し、日々競合研究をやっている方も多い。

 

9. アクセス分析

特にWEBメディア運営者やWEB広告運用者はアクセス分析が非常に重要となる。

どこのページが多く見られているのか、どのページ経由でお問い合わせが多いのかなど、アクセス分析はただアクセス数だけを見るのではなく、お問い合わせ数などのカウントも含む。

様々な属性や状況でデータを切り分け、流入経路を絞り、仮説の材料になるデータを見つけてくるのが主な仕事内容だ。

正直、大企業でない限り、分析専門の担当者というよりは、各領域の担当者が自ら分析も行って戦略に役立てているケースが多い。

あくまで課題に対して仮説を出すための材料が分析データなので、無駄にたくさんの数値を分析することではないことも頭の片隅に入れておこう。

 

10. SNS運用

企業アカウントでSNSを運用している企業も増えてきたが、まだまだ中小企業よりも大企業が認知のために行っている側面が多い。

SNS運用は、日々の投稿などを見たユーザーがフォロワーになるように運用し、結果的に商品やサービスを利用してくれるように運用していくことが必要になる。

そのためには、どんなターゲットに投稿を届けるのか、どんなフォロワーを集めるのかを考え、戦略立案するとともに運用も行っていく。

時には、イベント企画を行い、フォロワーを一気に集めたり、拡散を狙って認知を増やしたりといった戦略性が非常に鍵を握る業務だ。

 

11. カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは、主に月額課金型(サブスク型)のサービスを展開している企業がLTVを最大化するために用意しているポジションだ。

LTV(顧客生涯価値)

LTVとは、ライフタイムバリューと読み、ある顧客から生涯に渡って得られる利益のことを指す。

月額課金型のサービスだと、以下の数値を改善するとLTVが高まるのでまずそちらを解説していく。

  1. 解約率
    解約する割合を減らすことでLTV改善
  2. アップセル成約率
    サービスのグレードアップを提案した際の成約率
  3. クロスセル成約率
    関連サービスを提案した際の成約率

カスタマーサクセスは一言で言うと、サービス利用者の中でさらに優良顧客となるユーザーを増やすことがミッションだ。

そのため、上記の数値改善がカスタマーサクセスチームの最重要命題となっているわけだ。

 

12. 市場調査(マーケティングリサーチャー)

最後に、市場調査について解説していきたいが、これまでの業務内容とは線引きしておきたい。

企業としての課題に対してどのように調査し、分析結果をまとめていくかという一連の業務がマーケティングリサーチャー、市場調査の仕事内容となる。

言葉で言うのは簡単だが、以下の8つのステップで仕事を進めていくことが基本だ。

市場調査の8ステップ
  1. テーマの設定
  2. 本質的な課題の検討
  3. 仮説の検討
  4. 調査方法の設計
  5. 調査の実施
  6. 調査データの集計
  7. 調査データの分析
  8. 報告書をまとめて調査報告

正直、市場調査を自社で行うのは無理があるため、リサーチ会社に依頼して行っていただく企業が多く、あなたがリサーチ会社に勤めない限り上記のステップを踏んで調査を行うことはないだろう。

しかし、リサーチ会社が何を行うのかは把握しておく必要があるため、頭の片隅にでも置いておこう。

 

まとめ

以上、WEBマーケティング職の仕事内容16項目をなるべく現場目線で解説してきた。

私自身、WEBマーケティング職に就く前には仕事内容がイメージできずに苦労したため、今回本記事を執筆するに至った。

WEBマーケティング職は多岐に渡るため、全てを把握することは難しいことではあるが、その上でWEBマーケティング職に就くのか、検討する材料にぜひして欲しい。

もし、本記事を見た上でWEBマーケティング職に就きたいと考えている場合には、手始めに月額制WEBマーケティングスクール『Withマーケ』に入学を検討してみてはどうだろうか。

月額3,980円で、現場で実績を挙げた現役WEBマーケターが実際に結果を出したノウハウを惜しみなおく講義している。

また、無制限Q&Aサービスというものがあり、入学した方は無制限で現役WEBマーケターにどんな内容の質問も可能だ。