ココナラを使った依頼者や出品者には、ひどく悪質なユーザーがいるとの噂もある。
今回は、知識やスキルを売り買いできるサービス『ココナラ』の実態はどうなのか迫っていきたい。
本記事は「ココナラはひどいサービスだ」と批判する記事ではなく、どうやったら悪質でひどいユーザーを避けて、上手くビジネスに生かしていけるのかを解説していく記事です。
目次
ココナラとは
参照元:ココナラ
ココナラは、個人のスキルや知識を売り買いできる場所だ。
買う側である『購入者』と売る側である『出品者』を繋げるプラットフォームとも言える。
「私にはスキルがないから…」という方でも意外なものを商品にして売ることも可能だ。
イメージするために、主にどんなものが売られているのか、具体的に見てみましょう。
▼売り買いできる商品(代表例)
ジャンル | 売り買いされるもの |
イラスト | SNSアイコン・キャラクター・LINEスタンプ・オリジナル漫画 |
ライティング | ブログ記事・オリジナル小説・取扱説明書作成・結婚式スピーチ作成 |
悩み相談 | 復縁相談・縁切り相談・介護、子育て不安 |
デザイン | チラシ・ロゴ・カタログ・名刺 |
占い | 恋愛占い・仕事占い・未来の不安 |
参照元:ココナラ
上記の例を見ると、『悩み相談』のような特別なスキルが必要ないものも売り買いされていることが分かります。
発想次第で、意外なものが商品になるので、「スキルがないから…」と敬遠せずに挑戦してみて欲しいです。
- Webサイト制作・Webデザイン
- 動画・アニメーション・撮影
- マーケティング・Web集客
- 音楽・ナレーション
- ビジネス代行・コンサル・士業
- IT・プログラミング・開発
- 恋愛相談・話し相手
- 学習・就職・資格・コーチング
- 住まい・美容・生活・趣味
- オンラインレッスン・アドバイス
- マネー・副業・アフィリエイト
- 弁護士検索・法律Q&A(法律相談)
参照元:ココナラ
基本的にココナラは正しく使えば、とても優秀なサービスです。
ココナラを5年使ってきて、これまで様々なトラブルもありましたが、これからも使い続けていきたいサービスの1つだと言えます。
- 240種類以上の出品カテゴリーがある
- 誰でも、匿名で取引が可能
- 決済もココナラ上で完結
「ココナラはひどい、最悪」と言われる主な3つの理由
1.報酬があまり稼げない
ココナラは稼げないと言われており、その理由は3つもある。
- 手数料が高い
- 低単価案件が多い
- 単発案件が多い
中には十分に稼ぐことができている方もいるので、全員稼げないわけではないが、稼げない理由も多くあることを知っておこう。
手数料が高い
まず、ココナラは他のクラウドソーシングサイトに比べて、手数料が高いという事実があります。
▼システム手数料比較
サービス名 | システム手数料 |
ランサーズ | 5~20%(報酬金額に応じて) |
クラウドワークス | 5~20%(報酬金額に応じて) |
ココナラ | 20%(税抜き) |
上記の通り、他のクラウドソーシングサービスと比較しても明らかに高い。
実際に売り上げを計算すると以下になり、消費税分も差し引かれるため非常に手取りが少なくなってしまう。
- 売り上げ金額(税込み手数料を引いた金額)
97,500円 - 税込み手数料(22%)
27,500円
販売総額が大きくなればなるほど、税込み手数料が膨らんでいくため、他のサービスと比較しても多くの手数料を支払うことは避けられない。
低単価案件が多い
ココナラは、誰もが出品しやすい環境な反面、低単価な案件が多い傾向にあります。
実際にどのくらい低単価なのか、具体的に見ていきましょう。
▼人気ジャンルの平均単価
ジャンル | 平均単価 |
イラスト・漫画 | 5,000円 |
ライティング・翻訳 | 2,000円/1記事 |
悩み相談・恋愛相談・話し相手 | 100円/ 1分 |
デザイン | 10,000円 |
占い | 3,000円 |
上記の表を見ると、ライティングで月5万円売り上げるには、月25記事かかる計算になる。
手数料が高いことも考えると30記事ほどは執筆しないと5万円も達成できない。
しかし、『2,000円/1記事』というのはあくまで平均単価で、売れるなら多少高い値段を付けても問題ない。
ココナラの中で仕事を繰り返し、実績を積み上げることで「高いお金を払っても依頼したい」と言われる出品者になれるため、結局はスキルや実績次第で高単価な仕事を受けることも可能だ。
単発案件が多い
ココナラは、1商品で◯◯円という販売方法のため、1つ売ったら終わりの単発案件となってしまう。
基本的に、商品を売って大きく稼ぐには、『高単価商品を売る』もしくは『継続的にお金を払ってもらえる商品を売る』のどちらかだ。
ココナラでは、継続的にお金を払ってもらえる商品の販売はできず、高単価商品も売りづらいため、稼げないと言っている方も少なくない。
しかし、中には高単価商品を販売しているユーザーもいて、実際に多くの販売実績も確認できた。
参照元:ココナラ
上記のように高単価でも多くの販売実績を誇るユーザーはたくさんいます。
しかし、高単価で稼げているユーザーの多くは『PRO認定』されているユーザーであり、スキルや実績だけでなく、高品質なサービス提供を保証しているユーザーです。
2.対応の悪い人に当たる
出品者、購入者ともに「対応(態度)が悪い人に当たった」という声も挙がっており、主に3つのタイプに分類することができます。
対応が悪い出品者の3タイプ
ココナラの対応が悪い出品者を全て調査していくと以下の3タイプに分類できることが分かった。
- 高圧的タイプ
暴言などを言ってくる - 音信不通タイプ
契約中に連絡が取れなくなる - 外部サービス誘導タイプ
外部チャットツールに誘導され、別の商品の購入を促されるなど
特に多いのは①②のタイプで感覚的には全体の8割ほどを占めるほどだ。
実際に、Twitterでもこのような声が多く挙がっている。
ココナラのクーポンもらったから軽い気持ちで電話占いしたけど
最悪だった人の話をまともに聞かず
言ってることも微妙でした
あれで金もらえるとかいいな
人のためにとかで仕事してない感じ。— しずか (@sizuka_bassa) September 5, 2021
上記は、①の高圧的なタイプに分類されますが、最終的には音信不通になるパターンが予想されますね。
音信不通になるタイプには、質が悪い商品を購入させた直後にいなくなる詐欺パターンもあるので注意して欲しいです。
また、③の外部サービスに誘導するタイプに関しては、出品している商品以外の商品を売りつけられる可能性もあるため、安全性を考慮してココナラ内でしか連絡を取らないことを守って欲しい。
対応が悪い購入者の3タイプ
次に、商品を購入する側『購入者』の対応が悪いパターンもちょうど3つに分類されるので見ていこう。
- 音信不通タイプ
購入後に突然連絡が取れなくなるタイプ - 要求追加タイプ
納品型のサービス購入した際に追加の依頼や修正などを言ってくるタイプ - 依頼内容が曖昧タイプ
依頼内容が曖昧すぎてどのように進めていいか困るタイプ
①の音信不通タイプの購入者なら、連絡が取れるまで依頼内容の作業は中断するしかないし、あまりに連絡が取れずに依頼を進められなければキャンセル処理するしかない。
実際には、以下のようなケースで、トラブルの中でも多いケースだそう。
ココナラでのクライアントワーク?も結構難しいですよね😅
私だけかな…・返信に時間かかる
・問い合わせで丁寧に対応してやっと受注かと思えばパッタリ音信不通
・購入後の音信不通(一番痛い)この辺のリスクを見越した注意書きを必ず記載しといたがいいですよ。
納品率とか評価に影響しますし😅— なお🎈 (@naoweb2020) April 28, 2021
上記の方が言う通り、注意書きなどのリスクを見越した対応はしておくべきです。
それでないと、購入された直後に連絡が取れなくなり納品できないと、購入者の不手際でも納品率が下がり、今後の評価に悪影響があります。
また、②の要求追加タイプは、いつまでも要求をしてきていつまでも納品ができないケースだ。
確かに質を気にした要求も分かるのだが、修正回数や追加要求についての注意書きは念入りに記載しておきたいところ。
③の依頼内容が曖昧タイプは、運営も取り締まりにくいところなので、未だにココナラ内でも問題になるケースは少なくない。
依頼例や依頼テンプレなども合わせて記載しておくとサービス購入者が迷いなく依頼することができる。
それでも一定数依頼内容が曖昧なユーザーはいるので、こちらで汲み取るか断る勇気が必要だ。
3.運営が適切な対応をしない
ココナラをはじめとする、クラウドソーシングサービスでは対応が悪い人に当たった場合や理不尽なことが生じた場合も運営が介入し対応してくれるようになっている。
しかし、この運営側の対応の評判があまりよくないとの評判があるため、一部を紹介していきながら要点をまとめていきたい。
出品者に対する運営の悪い対応
商品やサービスをココナラで出品されている方はたくさんいて、少数だがトラブルを抱えている方もいる。
出品者がトラブルに陥った時に運営はどのように対応してくれるのか、みていこう。
追加料金分の補償をして欲しいとココナラに問い合わせたところ「お前が悪い」で終了。
消費者センターや法テラスに相談しても「ココナラとやりとりして」と具体的な対応なし。いい勉強になりました😅
— ひらりゅう|アニメーションで稼げる個人へ (@hiraryu_studio) March 10, 2021
上記のような追加発注は、あらかじめ追加オプションを準備しておいて、追加料金をいただいた上で仕事に入る必要があります。
そもそもココナラは、決済で問題が起きないように事前決済するシステムを取っているため、上記の運営の対応は当然かなと個人的には思いますね。。
追加料金等のお金問題は、事前決済できちんとココナラ運営側にお金が支払われてからサービス提供することが前提です。
間違った使い方で起きたトラブルに関しては、対応してもらえない可能性が高いが、正しく利用していて遭遇したトラブルに関しては、対応してもらえる可能性が高いと覚えておきましょう。
購入者に対する運営の悪い対応
悪質な出品者も多少はいるため、万が一当たってしまった時にココナラ運営はどのような対応をしてくれるのか、みていきましょう。
参照元:ココナラの口コミ・評判
上記の口コミは少し長文なので要約すると、『ひどい出品者がいたから運営に相談したら、購入者側の評価が下げられてしまった』ということだ。
上記の謎を解く鍵として、以下の口コミも参考にしました。
参照元:ココナラの口コミ・評判
上記の口コミを要約すると、『売れている出品者は優遇される』という点。
つまり、売れている出品者は優遇されているため、購入者側の評価が下げられた可能性もあるわけだ。
ココナラは、2021年3月にマザーズに上場したこともあり、今後のサービス向上が加速していくことも期待できると一言添えておきたい。
出品者とのトラブルは、返金等以外はすぐに出品者をブロックすることで対応すると良いかなと思います。
今回のケースだと運営に相談したところで根本的な問題は解決できないため、なるべく関わらないようにする形で自分自身で対応することをおすすめします。
購入者に対する運営の主な悪対応は、『何か高圧的な態度を取られた』『返金対応』の時に運営が期待したよりも何もしてくれないことです。
逆に運営側の気持ちを考えれば『相談されてもどう対応すれば良いのか迷うもの』が多いのも事実なので、なるべく購入者自身が対応するつもりでいた方がいいでしょう。
【徹底調査】ココナラのサービス購入者のひどい評判は3パターンある
1.報酬の未払い
ココナラに限らず、クラウドソーシングでは報酬の未払いは最も起きやすいトラブルの1つだ。
特に問題となるのが、以下のような未払いのケースだ。
ココナラ
契約後、相手から1ヶ月返信なし
運営からも言ってもらってるけどだめ納品してないと相手側の支払い発生しないらしいんだけど、こちらの準備などにかかった時間や学習時間は無料になるの…??
って問い合わせ中
これが無料でキャンセル可能なら、ただ働きすぎてブラックなんだけど…
— ゆーみ🏠 (@coo12450) May 29, 2021
上記の口コミによれば、契約成立後に連絡が取れなくなったらしく、それまでの準備や学習にかかった時間が無駄になったそうだ。
ココナラでは、納品後に報酬が支払われる仕組みになっているため、このケースはルール上、支払いは生じないことになる。
運営側も迷うところだと思いますが、ここで報酬を支払ってしまえばルールが崩壊するので、おそらく支払いはされないものだと考えられます。
そのためココナラで仕事をする場合は、サービス購入者と連絡が確実に取れる相手だと確信してから、準備に入ることをおすすめします。
では、未払いが起きやすいパターンを整理した上で今後、相手を選べるようにしていきたいですね。
- 理不尽な要求が続いており、制作物が完成した後に音信不通
- 連絡がだんだん遅くなり、音信不通
- 文体が強めで高圧的
2.暴言やマナー違反
運営に寄せられているトラブルの中で特に多いのが、『暴言やマナー違反』となっている。
中でも特に多い暴言やマナー違反は以下の3つになる。
- 出品サービスと異なる依頼をされた
- 納期やクオリティの無理強いをされた
- しっかり対応したのに悪評価をつけられた
色々とトラブルについて調査してきましたが、暴言やマナー違反は上記3つのパターンが9割だと考えておいて問題ない。
今日あったひどいことです。ココナラで購入された方が同業者で(音羽さんという方)で同業者の方はお断りする可能性があること、相手の生年月日がない場合は占えない可能性があることを商品説明に記載しているのにも関わらず伝えると1分で切られ最低評価を付けていきました。ただの嫌がらせですね。
— レゴ 占い師 (@regofortune63) October 11, 2018
同業者があえてサービス購入し、低評価を付けて回るというマナー違反もよくあるパターンです。
このケースでは、ココナラ運営に相談する段階で、低評価を付けた購入者のアカウントが同業者だと判断できれば、低評価を消すなどの対応をしてもらえる可能性は高いと言えます。
※逆に、明らかに購入者のマナー違反だと証明できない場合には、運営も対応に迷うことになるので、期待している対応をしてもらえない可能性もあります。
3.依頼内容が曖昧
特にクリエイター(デザイナーなど)に依頼する際、完成イメージを作業開始前にしっかり一致させておくことが重要だ。
完成イメージが一致していないと、、
- やりとりが多くなる
- 結果的に満足のいくサービス提供ができない
- 納品後の悪い口コミに繋がる
このように、色々とややこしいことに繋がってしまうわけだ。
依頼内容が曖昧なユーザーをどうしても避けたい場合には、以下の項目は最低限ヒアリングするようにしておくことをおすすめする。
- 依頼目的
- 参考画像や参考サイト
- 納期
【徹底調査】ココナラの出品者に関するひどい評判は4パターンある
1.記載と違う提案
出品者としては論外だが、商品購入後に記載とは違う内容を提案する者も存在するようだ。
- 表示金額より大幅に上乗せされた
- 予定よりも少ない納品数だった
- 指定した修正がなされず納品扱いになる
もはや、購入した内容とは違うため論外すぎますが、こういうユーザーは実在しているようです。
キャンセル扱いにすると嫌がらせに発展するケースも多いので、ココナラ運営に対応してもらいつつ、メッセージ等はなるべく無視してメンタルをすり減らさないようにしましょう。
以下は実際あったトラブルに関する口コミでよくある例なので、参考に。
ココナラでトラブルに遭った話。
出品サービスとは違う文字起こしの仕事を依頼される→
誤字脱字が多くちょっと怪しいと思いつつも、見積もりと納期を出す→
購入後に納期早くなりませんか?と。無理難題レベルだったので丁重にお断り→
キャンセル→嫌がらせ止まらず通報→
暴言の嵐で参る🥺笑
— こめこぱん🌟流行チェイサー (@ako_an_5728) October 22, 2021
無理難題を仕向けてくるユーザーは、基本的に避けた方が無難です。
仮に1回目のお仕事は上手くいっても、繰り返し依頼を受ける中で必ずボロが出てきます。
上記のケースでは、キャンセルした瞬間に暴言を吐かれまくるという状態で、メンタル的にもよくありません。
2.暴言やマナー違反
依頼者にもあれば、出品者にもあるのが、暴言やマナー違反だ。
- 外部サービスへ誘導された
- 見下した発言をされた
- 突然連絡が取れなくなる
外部サービスへの誘導は、ココナラも厳しく取り締まっており、出品停止になることがほとんど。
参照:coconalaヘルプ
ココナラは外部サービスとの連携ダメですよ〜😭
ちゃんと調べないからこうなる😱 pic.twitter.com/kIdPzXlsIv— じゃんきー@副業お助けマン (@thumiage_ot) October 13, 2020
悪意がなくても、アカウント停止される出品者もいます。
ココナラは、規約に非常に厳しく遵守する形で運営しているので、ルールから逸れたアカウントは停止されるということも頭に入れておきましょう。
3.詐欺まがいの商品販売
意外にも出品時に審査が通ってしまう商品として、以下のような詐欺商品がある。
- イラスト転売
- 投資詐欺
- 隠した状態で自己アフィリエイト
特に「〇〇万稼げる」「たった◯日で」等といった、一見魅力的な文言で販売しているものは詐欺まがいな商品が多いです。
実際に怪しい依頼を受けた以下の口コミを見てみると、、
ココナラで案件を請けていると、たまに怪しげな依頼が来ることもあります。
薬物や詐欺まがいなど違法性があるもの。
収入に関わらず、こういう案件を見抜く力も必要だと感じます。
犯罪に加担してしまったら、取り返しがつかないですから。
— いのきぶんいち@SEOライティング×Web集客コンテンツ作成 (@toshiino107) August 6, 2021
詐欺商品は、基本的に『稼げる系』の美味しい案件に見えるものが多いです。
『誰でも』『すぐに』『簡単作業で』というワードを見つけたら怪しいと思って欲しいです。
4.納品物のクオリティが低い
最後に『納品物のクオリティが低い』というケースだが、購入者の依頼内容が曖昧だったためにクオリティを上げることができないケースもあるので、なんとも言えないところがある。
初めてココナラでロゴとイラスト依頼したけど思ってたのと違うんだよな〜、自分の想像してるのを伝えるのって難しいね🥺
— tomoya/自社商品でマーケ勉強 (@tkmyyk14) July 25, 2020
上記は、依頼内容がまずかったパターンで、伝わっていないことで質が低い納品物となってしまった例です。
作る側がダメなケースもあれば、依頼する側がダメなケースもあることを覚えておきましょう。
ちなみに、作る側のクオリティが明らかに悪かった場合には、そもそも依頼する人を変更した方がいいだろう。
どれだけ時間を費やしても、スキルが追いついていないのであれば、それ以上のクオリティを期待することはできないからだ。
だからこそ、これまでの実績や評価、口コミなどをチェックし、スキルがきちんとあるかは最低限確認しておく必要がある。
ココナラでひどい最悪な出品者に当たらないための対策
1.プロフィールや実績が十分に記載のある出品者を選ぶ
まず、出品者のプロフィール例を見てみましょう。
まず、販売実績から見ていくと、2,019となっているため2,019回の販売実績があることになる。
また、それだけ販売実績がある中で4.9と高い評価が得られているのは、信頼できる証拠だ。
もし心配なら、口コミの中でも特に評価が悪いものをいくつか読んでみるといいだろう。
ココナラのランクは、全部で5段階あり、以下のようになっている。
参照元:coconala
初心者の方なら、まずは以下のように確実に安全な出品者を選ぶために、数値で証明されていることをベースにチェックしていきましょう。
- ゴールドランク以上
納品率90%以上の項目をクリアするため - 販売実績の数
ある程度販売実績がないと信頼できないため - 評価(星4以上)
基本的に評価は高いことを基準に選ぶため
このように数値で出品者を絞っていけば、トラブルなくココナラを利用することができます。
さらに安全に利用したいなら、低評価をつけているユーザーの口コミをチェックして判断するといいでしょう。
2.評価や感想を確認して印象の良い出品者を選ぶ
確実に出品者選びでミスしたくないのであれば、コメントもチェックすることだ。
参照元:ココナラ
上記は、評価の良いサービスだが、実際には星5.0といった出品者ばかりではないです。
そのため、評価の悪いコメントほど読んで欲しいです。
悪い評価がついている出品サービスは、何かしらの事情があるにせよ、選択しないのが無難です。
ココナラでひどい最悪な依頼者に当たらないための対策
次に、ココナラでひどい依頼者に当たらないために、出品者ができる対策を紹介していく。
全ての依頼を受ける必要はない。
出品者も依頼者を選ぶことができるのはココナラの良いところでもある。
1.出品金額を少し高めに設定しておく
すでに出品されているサービスと比較し、少し高めに設定をしておこう。
理想単価を表にまとめた。
ココナラでの出品歴が全く無い時期には、平均単価程度で掲載し、
1つでも商品販売実績が出た段階で、単価を高めに変更するなど工夫していこう。
▼人気ジャンルの単価設定
ジャンル | 平均単価 | 理想単価 |
イラスト・漫画 | 5,000円 | 10,000円〜 |
ライティング・翻訳 | 2,000円/1記事 | 5,000円〜 |
悩み相談・恋愛相談・話し相手 | 100円/ 1分 | 300円〜 |
デザイン | 10,000円 | 30,000円〜 |
占い | 3,000円 | 5,000円〜 |
高いサービスでも購入してもらうために、工夫すべきポイントもある。
- ココナラ外での実績
経歴紹介や、クリエイターであれば制作物を公開することで、成果物のアピールをしよう。 - イメージしやすい商品紹介
ココナラの出品ページで全ての項目を埋める努力をしよう。
- 丁寧な対応
遅くとも24時間以内に返信をする、相手の要望をよく聞くなどを心がけよう。
上記のポイントを抑えれば、平均単価よりも高い出品金額で購入してもらうことは十分可能だ。
2.出品した商品の説明に断りを入れておく
出品した商品に一言追記しておくのも効果的だ。
参考までに実際の例を紹介しておく。
仕事として取り組んでいるため、ルールを無視する方、追加料金の意味を無視する方とは制作途中であっても、予告なしにお取引を中止する事もありますのであらかじめご了承ください。
ご連絡が5日間以上途絶えた場合は、その時点でのやりとり内容・ご要望を元にデザイン製作し、原則修正不可として納品・完了とさせていただく場合がございます、ご了承ください。
このように一言断りを入れておくことで、出品者は自分の身を守ることにも繋がる。
万が一最悪な依頼者に当たった場合も想定しておくことが大切です。
3.最初のメッセージの段階で異変を感じたらお断りする
購入前に、ダイレクトメッセージでの問い合わせを誘導している出品者も多い。
購入画面に進む前に、「見積もり・カスタマイズの相談をする」で問い合わせをしてもらおう。
ここでイメージのすり合わせをしておかないと「期待はずれだった」など悪い評価を書かれてしまう恐れもある。
- 明日までに
(納期的に焦らされる可能性あり) - もっと安く
(理不尽な要求をされる可能性あり) - 返信が3日間来ない
(音信不通になる可能性あり) - 強めの文言
(高圧的な態度に変わる可能性あり)
問い合わせの段階で依頼者に異変を感じたら、購入に進む前にお断りをしよう。
少し工数は増えますが、「見積もり・カスタマイズの相談をする」の一手間を挟むことをオススメします。
まとめ
本記事ではココナラの悪い評判を徹底調査してまとめた。
紹介はしていないが、もちろん好評価や真摯な対応をする出品者、依頼者も多い。
嫌な思いをしないためにも、紹介した対策ポイントを押さえて利用をしてほしい。
読者が快適にココナラを利用できることを願っている。
本記事は、ココナラ歴5年で依頼者も出品者も経験した私が責任を持って解説していきます。
たくさんの悪質な経験もしながら、ココナラを上手く扱えるようになったので、ノウハウを全てまとめていきます。