Webデザイナーはやめとけ、と言われる真相はシンプルで、稼げないからです。
もっと具体的に言うと、Webデザインスキルだけでは稼げないというのが真相です。
実は、Webデザイナーが稼げるかどうかは、Webデザインスキルよりも別のスキルが関係しているのです。
ちなみに、「営業スキルを身に付けるといいよ」といった、一般的な話をするつもりはありません。
本記事では、稼げるWebデザイナーが1人でも増えるような内容をまとめているので、期待してご覧ください。
この記事の監修者
岩澤 雄大
Web業界12年目。現在はフリーランスのWebデザイナーとして活動中。
広告代理店や企業からバナーやLPデザインなど年間100種類以上こなす。
Webデザイナーはやめとけと言われている最大の原因
それでは、Webデザイナーは辞めとけ!と言われる最大の理由をお話ししていきます。
未経験でWebデザインだけを身につけても仕事がないから
Webデザインだけを身につけた、Webデザイナーは例外なく低収入です。
バナー5枚作成で1000円、1時間でバナー5枚作成しても時給が200円程度。
自分自身の貴重な時間を犠牲している割に稼げないのが現実です。
Webデザインだけを身につけても稼げないなら、バイトで稼いだ方がマシじゃんと思ってしまうわけです。
しかし一方で、稼いでいるWebデザイナーもいるので、Webデザイナーになるのを諦めるのはまだ早いです。
次で、稼いでいるWebデザイナーは何をしているかを種明かししていきますね。
【事例】未経験からWebデザイナーになった山崎さんが高収入を得ている理由
知り合いに未経験からWebデザイナーになった山崎さんという方がいます。
彼女は、未経験からWebデザインを勉強しながらある仕組みを作ることに力を入れていました。
その結果、月50万以上を安定的に稼ぎ、Webデザインを習得した1年後の今は、月収70万の月もあるそうです。
山崎さんは、「高いお金を払ってもお願いしたい」といった、仕事依頼が次々にくる仕組みを作っていたのです。
これさえあれば、報酬が低い仕事を受けずに稼ぎを継続的に得られるようになります。
未経験Webデザイナーでも高収入が得られる仕組み
山崎さんが実践していることこそ、マーケティングを使った仕事依頼が次々にくる仕組みのこと。
つまり山崎さんが学んでいたマーケティングは、お客さまに選ばれる仕組みです。
「ん?マーケティングって何?」と、ピンとくる方はほとんどいないと思います。
そんな人のために限定講座の「高単価案件獲得マーケティング講座」を用意しました。
完全無料で高単価案件を獲得するための仕組み作りを学べる講座なので、ぜひ受講してみてください。
「Webデザイナーはやめとけ」と言われる理由15選【データや考察】
まずは、巷でよく言われている「Webデザイナーはやめとけ」という疑念を晴らすべく、考えられる全ての理由を15個にまとめてみました。
- 年収(単価)が低い
- 激務で残業が多い
- 新しい技術やトレンドに追いつくのが大変
- キャリアパスが狭い
- なり手が多くて飽和している
- 未経験からの就職が厳しい
- 将来性が怪しい
- クライアントの依頼に振り回される
- フリーランスだと収入が不安定
- 心身ともに健康を害しやすい
- クリエイティブでない作業が多い
- 想像以上に業務範囲が広い
- 年齢を重ねるとしんどくなる
- 頭の悪い人でもなれる底辺の仕事だという意見がある
- 独学でのスキル取得が難しい
それぞれの理由に対して、信頼できる統計データをもとに、実態を究明していきます。
また、ネット上の見解と、僕がまとめた現実的な考察を添えて、深掘りしています。
ぜひ、一つ一つ参考にして、あなたなりに消化してください。
それでは早速見ていきましょう。
やめとけの理由①:年収(単価)が低い
Webデザイナーがやめとけと言われる理由の一つに「給与や単価が低く、稼ぎづらい」というものがあります。
以下で、2020年にdodaが発表した平均年収ランキングのデータをもとに、Webデザイナーの年収の実態を見ていきましょう。
上記のデータを見ると、全職種合計の平均年収である「410万円前後」に比べて、Webデザイナーの平均年収は50〜60万円ほど低い「350万円前後」となっています。
また上記のデータでは、Webデザイナーの約6割が平均年収400万円未満であることがわかりますよね。
参考:Webデザイナーの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説 |転職ならdodaエンジニア IT
会社員だとしても手取り16万円とかはザラで、フリーランスだとしても他の職種に比べると比較的単価が安く設定されています。
以上のような”仕事が大変な割に、あんまり稼げない”という「コスパの悪さ」が、「Webデザイナーはやめとけ」と言われる所以になっているのです。
「年収(単価)が低いこと」に対するネット上の見解
https://twitter.com/c3_tom/status/1447511535161540617?s=20&t=2qebv56bOnJ0KNwHRORUPg
「WEBデザイナーは簡単には稼げない」
これは、紛れもない事実です。っていう広告がやたらと流れてくるんだけど、逆に簡単に稼げる仕事ってなによ。教えてよ。
— (株)Rockakuと、ときどき事務所の森田 (@Rockaku) September 17, 2020
「年収(単価)が低いこと」に対する僕の考察
しかし、それでもWebデザインが好きで続けている人がいるのもまた事実で、そういう好きでやっている人ほど長期的には稼げるようになっていると感じます。
そもそも、比較的稼ぎやすい仕事はあるにしても、どの仕事も簡単には稼げないのが当たり前で、逆に「簡単に稼げる仕事」があったら皆それをやるので、結果的にすぐに稼げなくなります。
Webデザインがよっぽど「好き!」っていうなら、それほど年収も気にはならないとは思いますが、多くの人がそこまで強い気持ちが無いので、なって後悔する人が多いのかと思います。
やめとけの理由②:激務で残業が多い
Webデザイナーは華やかな印象とは裏腹に、激務で残業が多いという声が上がっており、このことが「やめとけ」と言われている要因にもなっているようです。
しかし、下記の「2009年〜2018年におけるデザイナーの労働時間に関するデータ」をご覧ください。
この統計データを見ると、デザイナーの平均労働時間は月180時間くらいであることが確認できます。
仮に「1日8時間勤務で営業日数が20日」だとすると、残業時間は平均して約20時間程度。
残業時間が1日1時間程度であると考えると、そこまで凄く激務とは言えません。
もちろん、会社によって、もしくは個人によって、Webデザイナーの忙しさはまちまちだとは思います。
しかし、激務で残業が多いことで有名な「コンサル」などの仕事に比べれば、そこまで忙しすぎるということはなさそうです。
「激務で残業が多いこと」に対するネット上の見解
質問「Webデザイナーは勤務時間が長い(残業多い)?」
個人的には他の業種と比べて特別長いとは感じません。現在自分は週に2日、1〜2時間ほど残業があるくらいです。
ただ時期によってだったり、急な対応などで残業、というのはあり得るという感じです。#Webデザイナー#プログラミング初心者— おるたら (@orutara_dp) May 26, 2020
やっぱりweb業界って残業多いよな😂
webデザイナーって響きはいいけど激務だよね。— ゆーた🇯🇵🇹🇼web制作会社2年目 (@trizolyuta) May 14, 2021
「激務で残業が多いこと」に対する僕の考察
しかし、一昔前までは割と労働環境が劣悪だったそうです。
実際、その名残がある会社や、自分に厳しいフリーランスの方などは、今でもブラック(セルフブラック)な労働条件になってしまっています。
企業や案件によって、収入や労働条件などが大きく違ってくるので、会社選びや案件選びは入念に行いましょう。
やめとけの理由③:新しい技術やトレンドに追いつくのが大変
年々、Webデザイナーに求められることは、目まぐるしく移り変わっています。
下記の「技術やトレンドの変遷」を見ると、毎年のように、技術やトレンドが廃れ、生まれ、廃れ、生まれ… を繰り返していることが確認できます。
参考:そのwebサイト本当に時代遅れ?トレンドのwebデザインを取り入れる際のポイント
また、下記のグラフを見ると、Webデザイナーの仕事で使う「ツール」も、毎年のように絶え間なく流行り廃りが流動的に生じていますよね。
参考:デザイナーじゃなくても知っておかないと損? 現役デザイナーがリアルな現場で使っているツール&技術 BEST30
Webデザイナーとして生き残っていくためには、これらの最新技術やトレンドを常にキャッチアップし続けていく必要があります。
そして、そのための学習が大変であることから、「Webデザイナーは大変だから、やめとけ」と言われることがあるのです。
「新しい技術やトレンド」に対するネット上の見解
生き残れるWebデザイナーというのは、時代の変化に適応できる人かなと思います。
例えば昔隆盛を極めたツールに依存するのではなく、最新ツールを受け入れること。
また今後、AIの影響で業務内容が激変する時代が訪れた場合、新しい作業様式に順応できる方は、未来でも生き残れると私は考えています。— はるか | Webデザイナー (@pr_cycle) February 1, 2022
WEBデザイナーって
常に知識のアップデートが必要!
勉強が欠かせません✍🏻「ずっと勉強し続けるのって大変!」
って思います?でも、そんなことないんです。
今は勉強が楽しい!
新しい知識を得る楽しさ満喫中💕— はな🌼子育てノマドWEBデザイナ- (@hana_freelance) October 27, 2021
「新しい技術やトレンド」に対する僕の考察
なぜなら、人によっては好奇心が強く、ずっと同じ業務をしていると飽きてしまうことがあるからです。
また、IT/Web業界全般やその他全ての業界において言えることでもあり、Webデザイナーに限ったことではありません。
IT化がますます進むこれからの社会を生き抜くためには、むしろ日々移り変わる変化を楽しんで、学び続けていかないといけないと思っています。
やめとけの理由④:キャリアパスが狭い
「Webデザイナーは、その先のキャリアパスが狭いからやめとけ」という意見がたまに上がっています。
しかし、これに関しての答えは「No」であり、むしろWebデザイナーのキャリアパスは可能性に満ちていると言っていいでしょう。
下記の、多岐にわたるキャリアパスを見れば、一目瞭然ですよね。
参考:Webデザイナーに必要なスキルと代表的な7つのキャリアパス – クモのようにコツコツと
また、Wegデザインスキルは、IT/Web業界に関わらず、全ての業界に応用できるものであり、他の分野と自由に掛け合わせることができます。
そして、営業やマーケティング、マネジメントなどの他スキルを学べば、上流工程の仕事に携わることができたり、独立や起業などの選択肢が現実的になってきたりします。
参考:Webデザイナーのキャリアパスはどう描く? 将来の考え方と転職モデル |転職ならdodaエンジニア IT
↑ Webサイト制作の業務を細かく分けたときの、Webデザイナーの位置付けと商流 ↑
「キャリアパス」に対するネット上の見解
ほぼ未経験のWebデザイナーを多く採用しているけど、Webデザイナーって本当にキャリアパス無限大だと思うんです。
・UX/UIデザイナー
・アートディレクター(ビジュアル専門系)
・Webディレクター
・Webコンサルタント何にでもなれるし、デザイン周りの知識を身に着けるとスキルアップできる💪✨
— 美咲|キャリチェン|転職の相談募集中 (@agent_gate) December 16, 2020
Webデザイナーは選択肢が広がります。「UIデザイナー」「マーケスキルとの掛け算」「Shopifyデザイナー」「CDO」といろんな方向がでてきます。個人的にはまずWebデザイナーを目指すのをオススメします。積極的に挑戦したい人はかなり楽しい世界です。(ただ選択肢で迷うというデメリットはあります笑)
— げんた | 90日でWebデザイナー (@Genta90days) January 31, 2021
「キャリアパス」に対する僕の考察
Webデザイナーは、本当に珍しいほどバラエティに富んだ職業なので、各々の希望によって自分に合ったデザイナーを目指すことができます。
もし、Webデザイナーにそんなにこだわりがないけど、今後自由に効率良く稼いでいきたいのであれば、Webデザインスキルだけを極めるよりも、様々なスキルを身につけた方がコスパが良いですよ。
ある程度(6,7割)のWebデザインスキルが身に付いたら、他の売上に直結するスキルも身につけて横展開していくことで、希少性を高めることができ、市場で求められる存在になれます!
やめとけの理由⑤:なり手が多くて飽和している
近年、「Webデザイナーになりたい!」という人はどんどん増えてきています。
参考:デザイナー労働者数推移 | TechAcademyマガジン
しかし、それは裏を返すと、「ライバルが多くなり、市場がレッドオーシャンになりつつある」ということでもあります。
つまり、Webデザイナーになる人が多すぎて、需要に対して飽和状態になってしまっているということです。
上記のグラフは、「仮に、今後のIT人材の生産性上昇率を3.54%、IT需要の伸びを中程度にした場合、IT人材の人材不足数や供給人材数はどうなるか?」を予測したものです。
市場規模や供給人数が増えていく一方で、人材不足数は減少して、挙げ句の果てには不足数が0になっていますね。
もしも、市場規模の拡大以上に、Webデザイナーの人気が凄くて、なり手がもっと増えたら、仕事を取るのはかなり困難にはなってくるとは思います。
「飽和していること」に対するネット上の見解
Webデザイナーは不足か飽和かのツイートの反応が面白い!
●デザイナー側の問題
単純にレベルの低い人が増えてる、コーディング分からん人が多い、見た目だけでUX無視な人が多い●会社側の問題
求めるレベルの割に給料低すぎ、育成の余裕ないから即戦力しか雇わない= 「優秀な人」が圧倒的不足
— おぎの🦖UX / WEBデザイナー (@ogino_Design) April 11, 2022
Webデザイナーは飽和しているのでは?という意見を耳にするけど、私の周りの経営者やフリーランスの人たちはWebデザイナーを求めている人が多い。だけど、求められるのはただのWebデザイナーではなく「多様性のあるWebデザイナー」。多様性のあるWebデザイナーは今後どんどん活躍していきます。
— かの | CocoDesign.CEO (@coco_design022) June 25, 2021
「飽和していること」に対する僕の考察
なぜなら、Webデザイナーの数こそ増えているものの、実際に活躍して、稼げているWebデザイナーは想像以上に少ないからです。
つまり、蓋を開けてみれば、一部のハイレベルのWebデザイナーに多くの仕事や収入が集中していて、ほとんどの駆け出しWebデザイナーが仕事すら取れていないのが現実なのです。
こんな状況こそ、Webデザイン以外のスキルもできるようになったり、コミュニケーションを丁寧にやったりして、付加価値や希少性を高めていく必要がありそうです。
やめとけの理由⑥:未経験からの就職が厳しい
未経験からWebデザイナーに就職/転職することは難しいと言われています。
特に、「30代以降からの未経験就職はより厳しくなる」という意見が多く見受けられます。
しかし、本当に未経験からのWebデザイナー就職は厳しいのでしょうか?
参考:【転職求人倍率】求人倍率は+0.03ptの2.18倍。求人数は微増し、転職希望者数は微減したことで、求人倍率は上昇。 |転職ならdoda(デューダ)
上記の「業種別転職求人倍率」を見てみると、WebデザイナーをはじめとしたIT業界は一際高い数値を誇っていることがわかると思います。
つまり、他の業界・職種に比べて、Webデザイナーは需要が高く、圧倒的に未経験でも就職しやすいというわけです。
それでも「未経験からWebデザイナーへの就職が厳しい」と言われている実際の理由は、以下の3つになります。
- 学習段階での挫折率が9割だと言われている
- 採用担当を唸らせる良質なポートフォリオが必須
- 「実務未経験OK」の求人が少なく、競争率も高い
しかし、”スキルさえあれば”、年齢関係なく報酬が上がる業界なので、Webデザイナーは本人の努力次第で何歳からでも未経験就職は可能ですよ。
「未経験からの就職」に対するネット上の見解
リアルにしんどい……
30歳でしかも未経験でWEBデザイナーへの転職がむずすぎる。絶賛壁ぶち当たり中。スキルもキャリアも全然足りない。これまでの人生には後悔してないけど、くやしい!でも諦めない。小説の主人公なら絶対諦めないはず!もっとスキルみがいて自分の価値高めれば、きっと叶うはず!
— つぶお@読書ブロガー (@tsubuo_book) February 23, 2022
将来、正社員のWebデザイナーを目指す人が「未経験・実務経験なし」だと、就職は厳しい。
一方、派遣・契約社員とはいえ「実務経験ありの経験者」であれば、就職できる可能性は高まる。
Web系の仕事は実務を通してスキルアップする。実務ができる環境があれば、雇用形態にこだわらない方が良いかも。
— ハマー | ニート→上場企業マーケター (@hamaaa27) February 17, 2022
「未経験からの就職」に対する僕の考察
なので、完全未経験からの就職は厳しいにしても、本人が努力をして、即戦力としてある程度活躍できるレベルのスキルや実績を積むことができれば、誰にだって可能性はあると思います。
逆に、未経験からでも簡単に就職/転職できてしまったらどうでしょう?
それこそ、Webデザイナーという職業の価値が下がってしまい、努力してWebデザイナーになれた人が不利になってしましますよね。
やめとけの理由⑦:将来性が怪しい
よく「Webデザイナーはオワコンだ!」とかいう意見がネット上で飛び交ったりします。
果たして、本当にWebデザイナーの将来性は雲行き怪しくて、オワコンになってしまうのでしょうか..?
下記は、「仮に生産性上昇率が ”0.7%” だとした際の、今後のIT人材の需要と供給の関係」を表したグラフです。
一方、下記は「仮に生産性上昇率が ”3.54%” だとした際の、今後のIT人材の需要と供給の関係」を表したグラフです。
この2つのデータから、今後の「生産性の上昇率」や「IT需要の伸び」などによって、将来性が大きく左右されそうであることがわかります。
しかし、間違いなく市場規模に関しては拡大し続けるので、Webデザイナーという職業は少なくとも無くなることはないでしょう。
むしろ、Webデザイナーは特に、IT業界のみならず全ての業界・企業で必要になってくる人材なので、これからは需要が高まっていくことが予測できます。
「将来性」に対するネット上の見解
「Webデザイナーの将来性」について、たまに聞かれる。
正直ぺーぺーだから大したこと言えんけど、「ただ命じられたものを作るだけの時代は、確実に終わる」っていうのは、なんとなく分かる。
そして、プログラミング・マーケティング・他スキルとの掛け合わせが起きて、さらに進化していくはず。
— ヤマダ🐺Webデザイナー🐺 (@Y_Macccky) December 18, 2019
Webデザイナーの将来性を考えるよりもデザインを身につけることによる様々なスキルや考え方は、他の分野に転用できるので希望を持って学んで欲しいなと思います🙆♀️
デザインはとても横断しやすいスキルですよ🙌
— masaca (@masaca_dApps) October 24, 2018
「将来性」に対する僕の考察
しかし、何年経っても無くなることはなく、むしろWebデザイナーの在り方を少しづつ変えながら、需要を高めてきました。
この傾向は今後も続くと予測できるので、ネット上の意見に左右されずに、今の時代に求められていることに着目しましょう。
やめとけの理由⑧:クライアントの依頼に振り回される
Webデザイナーによくある悲劇として、クライアントの度重なる依頼に振り回されて、消耗・疲弊してしまうことです。
Twitterで、下記の「Webデザイナーあるある」が共感出来ると、かなりバズりました。
参考:Twitter
簡単に言えば、何度も修正したり、OKをもらったのにやり直しになったり、、と、クライアントとのやり取りに消耗してしまう様子が描かれています。
実際、フリーランスWebデザイナーが取引先とのトラブルでいつも上位を占めている内容が「発注の時点で、報酬や業務の内容などが明示されなかった」とされています。
最初に決めたことが、曖昧だからこそ、修正の余地ができてしまい、クライアントはいくらでも良くしようとデザイナーさんに無茶振りをかけるのですね。
以下のような、意見の食い違いが原因で、トラブルに発展することもあり、クライアントワークではただWebデザインスキルが高いだけでは成り立たないことがわかります。
参考:こんなクライアントは嫌だ!デザイン経営で起こる問題と対処法:日経ビジネス電子版
デザイナー側とクライアント側のミスマッチを避けるために、提案やコミュニケーションを工夫していく必要がありそうですね..。
「クライアントワークによる消耗」に対するネット上の見解
フリーランスのWEBデザイナーに1番重要な能力は、、、
15ページ作成、20時間稼働で終わると思った仕事が、40ページ作成、60時間稼働、修正10回になっても逃げ出さずにやりきれるメンタルだと思う。
ちなみに、この仕事はまだ終わっていない。
— コバ🛠グットニートハウス工事中 (@koba_coandco) April 10, 2022
WEBデザイナーとして、フリーランスを目指す人は
「自分のサービスを作り続ける」
のがオススメ。
僕の場合ですが、受託だけだと納期や対応で消耗しまして。
今は好きな相手とだけ仕事してて楽しいです。
しかし、それはサービスが収入を支えてくれて、嫌な仕事を断る余裕があったからです。
— Shota Ueyama | メタバース作るひと (@shota_ueyama) January 5, 2020
「クライアントワークによる消耗」に対する僕の考察
案件を受託する形式のビジネスだと、どうしてもクライアントとのやり取りに疲弊してしまうのですね。
なので、クライアントの無茶振りに振り回されたくないWebデザイナーになるためには、自分でサービスや商品を作る必要があると実感しています。
やめとけの理由⑨:フリーランスだと収入が不安定
Webデザイナーも、やはりフリーランスであれば収入が不安定になるということで、「やめとけ」という意見も多いです。
以下の、グラフを見れば、多くのフリーランスは「収入」に対しての不安を持っていることがわかります。
特に、独立したての頃はなおさら、毎月当たり前のように給料をもらえていた会社員とのギャップから、不安になることでしょう。
しかし、逆に言うと「不安定」だからこそ、「変化」を生み出せることができますし、いくらでも収入を上げることが可能になってくるわけです。
会社員でいては、良い意味でも悪い意味でも、常に収入が固定化されているので、努力次第ですぐに収入を上げたりなどはなかなかできませんし、収入にどうしても天井があります。
そう考えると、フリーランスは不安定な分、青天井に収入が跳ね上がる可能性があるので、「自由」と言えますね。
「フリーランスの不安定な収入」に対するネット上の見解
どこでも働けるWEBデザイナーになって感じた現実
・完全に孤独、仲間欲しい寂しい
・収入が不安定(10万〜80万/月収)
・実際スタバとか行かない(デュアルモニター使えないから効率悪い)
・ぶっちゃけクオリティより営業/セールスで収入変わる
憧れてたものとけっこー違ったなぁ😃
— AMA design (@AMAdesign414) March 17, 2022
フリーランスとして働くなら、できれば『今月は稼げたけど来月・再来月は稼げるか不安』という状態は避けたいもの。
Webデザイナーとしてのスキルを磨き続ければ上記の不安を解決できるのかというと、そうでもありません。
これを分かっていないと、いつまで経っても不安定なままとなります。
— 中村和正|Webフリーランスのサポーター🎵 (@kazm_WebD) March 26, 2022
「フリーランスの不安定な収入」に対する僕の考察
安定的に、継続的に、自分に収入が入ってくる仕組みを作るために、努力や投資をしていく必要があるのです。
簡単に言うと、マーケティングの知識を使って、売れる仕組みを整えていくことが、フリーランスとして成功するための決定的なポイントになってきますよ。
やめとけの理由⑩:心身ともに健康を害しやすい
激務で毎日のタスクに追われるWebデザイナー(特にフリーランス)は、心身ともに健康を害しやすいため、「やめとけ」という声も上がっています。
下記のグラフは、フリーランスの方を対象に、精神や身体への不安や、コロナ禍の影響、毎年健康診断に行っているかなどの調査を行ったものです。
参考:フリーランスの年に一回の健康診断受診率は28%と低水準。健康インフラ促進を目指すクリニックTEN渋谷が、フリーランス健診受診実態調査2021を実施
このデータを見ると、会社員に比べてフリーランスは健康診断に行っていないにもかかわらず、コロナ禍で精神や身体の健康への不安が大きいことがわかります。
フリーランスWebデザイナーの運動不足問題
まず、フリーランスWebデザイナーの身体的な健康で危惧されていることは、「運動不足」です。
参考:【テレワーク・在宅勤務の運動不足問題をアプリ1つで簡単に解消】 BeatFit for Business緊急事態宣言下の健康経営をフルサポート
WebデザイナーはPC1台でできる仕事なので、どうしてもデスクワークでずっと机に向かって椅子に座っているという体勢が長く続きます。
スポーツなど時間をとって運動しなくても、こまめに立ったり、散歩をしたりと、生活の中に運動を組み込んで習慣化してしまうのがおすすめですよ。
フリーランスWebデザイナーの孤独問題
一方、フリーランスWebデザイナーの精神的な健康で懸念されているのが、「孤独」です。
参考:フリーランスの2人に1人が、「孤独を感じる」「メンタルヘルスに課題を感じる」と回答。
もちろん、集中したり、何かクリエイティブなものを生み出す際は、一人になる必要があると思いますが、長期間誰とも会ったり話したりしないと、次第に心が病んでしまいます。
会社員の方なら、まだ同僚や先輩後輩など気軽に相談できる相手がいますが、フリーランスとなると取引先の人くらいしか接点がありません。
フリーランスWebデザイナーの方は、安定したメンタルを保つため、積極的にオンラインサロンやイベントなどに参加して、様々な人と交流することを大事にしてください。
「フリーランスの心身の健康」に対するネット上の見解
動画編集やデザインなど在宅で
お仕事してる人に聞きたい💨・運動不足で最近太った
・ストレス発散で食べてしまう
・家に引きこもって制作しがち
・昼夜逆転ぎみ、もしくは寝てないそんなあるあるの方、
是非私と一緒にダイエットしましょう😂— メグミ🌸Webデザイナー×フォトショ講座×充電完了! (@megumi_design) February 18, 2020
フリーランスって時々孤独だなぁ
と思ったりしてたけど最近孤独感が減ったのは
お仕事したり
お仕事を通じて色々交流ができたり
新しい人と出会ったり
声かけてみたりを繰り返して
今結構楽しいなぁって思えるようになった!☺️今が1番楽しいと思えるように
頑張っていこう!— メグミ🌸Webデザイナー×フォトショ講座×充電完了! (@megumi_design) August 28, 2020
「フリーランスの心身の健康」に対する僕の考察
時間・体調・タスク・お金など、決まりのない生活の中で、自分で全てをコントロールする必要があるのです。
裏を返すと「自由」なのですが、自己管理を怠ると悲惨な結果が待っているので、自己管理も一つの仕事だと思って徹底していきましょう。
やめとけの理由⑪:クリエイティブでない作業が多い
「Webデザイナー」と聞くと、「ゼロから何かを生み出して、綺麗なWebサイトをデザインしたりしている」イメージを持つ方が多いかもしれません。
あながち間違いではないのですが、厳密には「潜在顧客の悩みや特性から逆算して、どういうデザインなら反応が良さそうかを考えながら、課題解決のためのデザインを作る」ということをしています。
そのギャップに、Webデザイナーになった後から「想像と違ったから、やめとけ」と言っている人もいるのです。
現代のWebデザイナーは、ただ単に綺麗なデザインを作れるだけでなく、分析をしたり、戦略を考えたり、わかりやすく伝えたり、設計したりする能力も必要になってきます。
カッコいいデザインを作れるだけの「平成のWebデザイナー」はもう時代遅れであり、
今の時代、課題解決のためのデザインを作れたり、営業やマーケティングもできたりと、多様性のある「令和のWebデザイナー」が活躍できるのです。
「クリエイティブじゃない作業が多いこと」に対するネット上の見解
Webデザイナーが「クリエイティブな感性を活かした楽しい仕事」だと考えて勉強を始める人ほど、挫折する確率が高いと私は感じています。
あくまで市場やお客が求めているデザインを提供しなければ金が稼げないので、自分の個性や作家性や独創性を追求してしまうと現実とのギャップに苦しむからです。
— かたおか@LP専門Webデザイナー (@kataokadesign) December 11, 2020
WEBデザイナーが華やかな職だと思って参入してくれる人は多いけど、実際はかなり泥臭い仕事。
正解が分からなくなりあらゆるパターンを試したり、Javascriptが動かなくて何も出来ないまま1日が終わる。そんなことが日々起こる。
皆さくさくデザインしてるわけじゃない、悩んで悩んでもがいてる笑
— おぎの🦖UX / WEBデザイナー (@ogino_Design) January 9, 2020
「クリエイティブじゃない作業が多いこと」に対する僕の考察
特にWebデザイナーに対して幻想を抱いている人は、最初は想像と現実のギャップに多少落胆しますが、「お金が関わっている以上、これはれっきとしたビジネスであり、お客様のためのデザインを作らなければ」とやっているうちに、次第に思えてくるはずです。
全ては「売上を上げるため」という思考で、Webデザインを見つめ直してみると、また違った視点が見れて、案外面白いものですよ。
やめとけの理由⑫:想像以上に業務範囲が広い
Webデザイナーはクリエイティブでない作業が多いだけでなく、そもそもの業務範囲そのものが想像以上に広いということが言えます。
ただ純粋に、「Webデザインだけをやりたくて、Webデザイナーになったのに。。」という人が、すぐにWebデザイナーを辞めてしまうのも頷けます。
現代のWebデザイナーは、使うツールやスキルはもちろん、行う業務内容も、Webデザインの域を超えたものまでカバーしなければなりません。
Webデザイナーが押さえておくべきツールやスキルは、具体的にはザッと以下のようなものがあります。
参考:デザイナーじゃなくても知っておかないと損? 現役デザイナーがリアルな現場で使っているツール&技術 BEST30
また、今のWebデザイナーは、Webディレクターやソフトウェアエンジニア、フロントエンドエンジニアなどの業務範囲と重なっているところがあります。
参考:Webデザイナーになるために最低限必要なスキルはなにか | Webと本 Webooker
実際、Webデザイナーに必要なスキルは本当に多岐にわたっており、文章では説明しづらいので、下記のわかりやすいスキルマップを参考にしてみてください。
参考:デザイナーとして身につけたいスキルが視覚的に分かる「グラフィックデザイナースキルマップ」|もん|note
ひとえに「デザイン力」と言っても、実は多くの能力が背景にあり、蜘蛛の糸のように複雑に相互作用しているのです。
これらは実際に業務をやっていく中で必要性を感じてくるので、最初から全てを一気に身につけようとはしなくていいことには注意してください。本質はデザインです。
「業務範囲が広いこと」に対するネット上の見解
もうちょっとコーディングできる程度のWebデザイナーは稼げないよねぇ…。
企画書書けて、ディレクションできて、システム側も理解できて、最低限プログラミングもできて…多少の映像編集とWeb広告への理解を…😳デザイナー領域だけで食える業界ってどこ。それ、もうアーティストやん。
— 脱がないまりてん【サブ垢】 (@uramariten) August 30, 2021
Webデザイナーの仕事の領域が曖昧になっているせいで、学ぶ側は混乱をしている…。
人によって、会社によっても業務範囲が違うんですよね👩🏻💻
幅広く対応する人もいれば、デザインのみの人もいます。
どっちが良いとか無いと思っています、特化した人の凄さを知っていますから😌— masaca (@masaca_dApps) August 29, 2018
「業務範囲が広いこと」に対する僕の考察
本当にWebデザイナーに必要なスキルは、高いデザインスキルでもなく、高いビジネススキルでもなく、「変化に対して柔軟に対応できる力」なのかもしれません。
そして、これだけ様々なスキルを複合的に身につけることができれば、デザインだけに留まらず、スキルの掛け合わせで新たな価値を生み出すこともできるので、Webデザイナーは非常に可能性に満ちた仕事だと言えるでしょう。
やめとけの理由⑬:年齢を重ねるとしんどくなる
やってみるとわかりますが、Webデザイナーという仕事は想像以上に精神的・身体的に負荷がかかります。
下記の、Webデザイナーをはじめとした、Web系フリーランスのエージェントである「レバテックルーキーの年齢別の登録者数の割合」を見てください。
参考:【2020年3月発表】フリーランスWebクリエイター人材・案件動向調査|レバテッククリエイター
ここ数年、働き方が自由になってきたこと、SNSを通じてフリーランスの実態を知る機会が増えたことにより、20代若手のWeb系フリーランスが増加傾向にあることがわかります。
一方、年齢層が30代以降のフリーランスは減少傾向にあり、特に50代・60代のフリーランスはかなり少なくなってきますよね。
フリーランスとして働くにあたり、年齢制限はないので、50代・60代・70代と、歳を重ねてもフリーランスとしてやっていくことは全然可能です。
しかし、獲得できる案件が減ってしまったり、体力や気力が衰えてしまったり、新しい技術やトレンドに追いつけなくなってしまったりする懸念があります。
ずっと連続で作業を続ければ、目や脳を酷使することにもなりますし、長時間座りっぱなしだと血流が悪くなり、代謝機能の低下を招きかねません。
常に座ってPCに向き合うので、肩こりや眼精疲労、腱鞘炎、頭痛などが心配ですよね。
なので、なるべく若いうちに、自分で商品やサービスを作って販売できる「仕組み」を作っておくなど、会社員に比べて工夫していくことが必要になってきます。
「年齢の限界」に対するネット上の見解
なんだかWebデザイナーって年寄りになって食べられる気がせんのだよ
— 大阪人 (@DetzWebcreator) April 24, 2021
Webデザイナー35歳限界説なんてのがあるの?
遅咲きで就職するのは簡単ではないかもしれないけど、Webデザイナーになる年齢の限界はないよ。
間違った方向で勉強をしない注意が必要だが、これは仕事だけでなく受験も同じことが言える(˘ω˘)
— こまるくん✎*勉強垢 (@webseopro_study) July 1, 2020
「年齢の限界」に対する僕の考察
しかし、やはり歳を取るにつれ仕事の獲得や遂行が難しくなることは避けられないので、スキルアップをして自分にしかない価値をつけていくことが大切になってきます。
現に70歳からWebデザイナーを目指したり、スタートアップ企業でエンジニアとしてバリバリ働く80歳がいたりと、年齢・定年関係なく挑戦している方がいるので、いつからでも遅くはないということは胸に刻んでおいてください。
やめとけの理由⑭:頭の悪い人でもなれる底辺の仕事だという意見がある
中には、「Webデザイナーなんて、低学歴でもなれる底辺の仕事だから、頭の良い人はやめとけ」などという、かなり厳しい意見もあります。
たしかに、下記のデータを見てみると、Webデザイナーになっている人は大卒だけでなく、高校や短大、専門学校などを卒業した人もいることがわかります。
参考:Webデザイナー – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(日本版O-NET)| 厚生労働省
また、「資格が不要で、誰でもなれる」という点で、一流の大手有名企業やコンサルティング企業などで勤めている人と比べると、Webデザイナーは比較的なりやすい仕事かと思います。
しかし、「頭が悪い」や「底辺」などといった言葉は不適切であり、頭の良さとWebデザイナーのなりやすさに相関関係はあまり関係ありません。
実際、本当の「頭の良さ」というのは学力だけで測れるものではありません。
- 知的好奇心が旺盛
- 自分で課題を見つけて解決策を考える粘り強さがある
- 物事を論理的に考えることができる
- 柔軟に変化に対応できる
- 物事を多面的に捉える柔らかい思考を持っている
単に偏差値や学歴ではなく、これらの要素が頭の良さの本質なのです。
「Webデザイナーの仕事のレベル」に対するネット上の見解
とあるWEBショップのページが異常に重いし動作がおかしいので、ページソースを見てみたら…ゴミのようなページデザインがされていた。
日本のWEBデザイナーは業種的に底辺化し、タグの意味を勉強し理解する間もなく、奴隷のように使われて、結果として、もうWEBはクリエイティブの仕事ではない。
— sinn-TE (@sinn_te) September 4, 2018
自分は頭が言い訳でも勉強が出来たわけでもないけど、WEBデザイナーになれたんですよね👨💻
何を意識したかと言うと「丁寧さ」で、基礎を丁寧に「理解しようとする勉強」をしました☺️
勉強の要領が悪い分
ここは心掛けました。何度も何度もエディタでコードを打ちました☺️
— みつお@漫画家デザイナー | 漫画コンテンツ制作 (@manga_director) June 30, 2020
「Webデザイナーの仕事のレベル」に対する僕の考察
また、誰でも気軽にWebデザイナーになりやすいという点は、副業や独立を目指す人にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか。
本人の努力次第でスキルや価値を高められるので、一流の大手有名企業やコンサルティング企業などで勤めている人よりも、自由な働き方で効率良く高収入を狙うことだってかなり現実的です。
スキルがあれば、それだけ多くの企業や人の売り上げに貢献できる、非常に素敵な仕事だと思いますよ!
やめとけの理由⑮:独学でのスキル習得が難しい
Webデザイナーは資格が要らないので、比較的誰でもなりやすい仕事です。
しかし、未経験から就職をしたり、フリーランスで稼いでいくためには、スキル習得にかなり力を入れる必要があります。
ただWebデザインの知識だけでなく、基本的なWeb周りの知識やコーディング、ツールの使い方など、学ぶべき範囲は多岐にわたります。
フリーランスWebデザイナーになるためには3つの道がある
参考:未経験・学生からWebデザイナーのフリーランスになる方法まとめ – 次世代フリーランス研究所(フリラボ)
特に”フリーランスWebデザイナー”になるためには、上記の流れのように3つの選択肢があります。
- Web系の会社や部署に勤める
- Webデザインスクールに通う
- 独学をする
この中でも、独学をしてフリーランスWebデザイナーを目指すのは、茨の道を進むようなものです。
フリーランスWebデザイナーになった多くの人がスクールや講座を受講している
下記の「Webデザイナーになるための勉強法や勉強時間に関するアンケート調査」を見てください。
参考:Webデザイナーへの転職率は9割以上!Webデザイナーの自由度や収入はどれくらい?
このデータから、Webデザインスクールに通ったり、Web講義を受講したりして、Webデザインを学んでいる人が多いことがわかります。
インターネット検索は、独学でもスクールや講義を受講しても、必ず学習の過程でググる必要があるので、これが1位にきてるのは当然でしょう。
また、すぐにWebデザイナーになれるわけではなく、少なくとも半年以上(スクールなどで効率的に学習した場合)はかかっている人が多いです。
独学を検討している方は、SHElikesやWithマーケなど、コスパ良く効率的にWebデザインを学べるスクールを検討してみるのが良いでしょう。
「独学の大変さ」に対するネット上の見解
自分的には
WEBデザインの勉強は
めちゃくちゃ難しかったし
実務も大変な事多かったけど
WEBデザイナーという職は
大好きだし
目指している人には
諦めず頑張って欲しいです😌簡単にはなれないけど、
素敵なお仕事です👨💻— みつお@漫画家デザイナー | 漫画コンテンツ制作 (@manga_director) March 27, 2020
【未経験デザイナーに不都合な真実6】
未経験から短期間でWEBデザイナーになって
在宅で毎月10〜30万円という仕事ではないです
デザイナーは専門職ですが
僕は伝統工芸の職人に近いと思っています一人前になるのに会社で毎日デザインして
2〜3年ぐらい
提案力がつくのは5年目ぐらいですよ— ササキ🇺🇦デザイン勉強法や転職アドバイス (@Zenigame89) September 3, 2020
「独学の大変さ」に対する僕の考察
Webデザイナーを目指すなら、まずは就職をしたり、案件を獲得したりして、実務を経験することが大切なのですね。
そのために、一人で学ぼうとするのではなく、スクールや講座に頼って、最短最速で効率良く実務レベルのWebデザインスキルを身につける必要があるというわけです。
僕も最初は独学でやっていましたが、ある程度のところまできたら、調べてもどうしてもわからないことが増えてきたので、スクールに通いました。
長い目で見たら、短期間でガッとWebデザイナーになるために必要な知識やスキルを詰め込んだ方が、独学で学ぶよりもお得だと言えるでしょう。(自己投資の意識)
それでもWebデザイナーを目指したいあなたへ【5つのやるべきこと】
ここまで、「Webデザイナーはやめとけ」と言われる理由を、データや考察を踏まえて、15個解説してきました。
それでも、Webデザイナーを目指した方に向けて、実際にフリーランスWebデザイナーを経験した僕が、やるべきことを5つご紹介しますね。
一つずつ見ていきましょう。
目指すならやるべきこと①:目指す「理由」や「目的」を明確にする
まずは、「なぜWebデザイナーになりたいのか?」「Webデザイナーになって何がしたいのか?」など、根本的な「理由」や「目的」を明確にしましょう。
ここが曖昧だと、学習のモチベーションが上がらなかったり、学ぶべきスキルがわからなかったりしてしまいます。
Webデザイナーを目指すにあたって、あなたがまず最初にやるべきことは、自己分析や現状把握をして、目指す背景と将来のビジョンをはっきりさせることです。
目指すならやるべきこと②:ダラダラと学習をしない
Webデザインを学習する際はとにかくダラダラと学ぶのではなく、短期集中で学ぶことを意識しましょう。
この目まぐるしく変化するIT社会において、日々刻々とWebデザイナーに求められるスキルや使用するツールなど周囲の状況が変わり続けています。
最初に決めた「目的」に最短最速で向かうために、スクールや講座などを上手く活用して、いち早く実務経験を積んでいきましょう。
少ない時間や労力で、最短最速で稼げるWebデザイナーになりたいなら、『DMM WEBCAMP – Webデザインコース』がおすすめです。
理由は以下の3つ。
- 未経験に優しい独自カリキュラム
- 週2回のメンタリングでモチベーションサポート
- 現役デザイナーに分かるまで質問し放題
「DMM WEBCAMP – Webデザインコース」では、実務ですぐに活かせる各種ツールも一緒に学べるので、実践的な学習が可能。
完全オンラインで、自分のペースで学べるので、無理せず着実にWebデザイナーになれます。
「DMM WEBCAMP – Webデザインコース」では無料相談を受けることができ、自身のキャリアに関するお悩み相談やサービスの説明を受けることができます!
満足度90%以上の無料相談では、経験豊富な現役デザイナーが親身になって話を聞いてくれますよ。
副業がはじめての人でも、安心して気軽に受けられるので、Webデザイナーについて理解を深めたい方は、ぜひ下記よりお申し込みしてみるといいでしょう。
目指すならやるべきこと③:会社員をゴールとしない
逆説的ではありますが、Webデザイナーを目指そうと思ったら、会社員のWebデザイナーを目指してはいけません。
なぜなら、会社という安定した場所に入ってしまうと、環境に甘えてスキルアップを怠ったり、収入アップが途絶えたりしてしまうからです。
その先のフリーランスWebデザイナーになる前提でいた方が、現実的にWebデザイナーで享受できる自由な働き方や高収入を目指せますよ。
目指すならやるべきこと④:自分の安売りはしない
未経験で何も業界のことがわからない方にぜひ心得て欲しいのが「自分の安売りをしないこと」です。
つまり、給料が格安のWeb制作会社(Webデザイン会社)に入ったり、明らかに相場からかけ離れた格安の案件を受注したりしないでください。
実績がない最初のうちは、実績を作るために安く請け負うという戦略なら良いのですが、初心者の方は自分が消耗してでも仕事を闇雲にしてしまいがちなので、注意しましょう。
目指すならやるべきこと⑤:他のスキルを掛け合わせる
Webデザイナーになろうと思ったら、Webデザインスキルだけを学ぼうとしない気持ちでいることが、上手くやっていく条件に。
今のWebデザイナーには、従来のWebデザイナーに求められていたスキルに加えて、売り上げに寄与するマーケティングスキルやディレクションスキルなども求められています。
特に一番インパクトの大きいスキルが「Webマーケティング」です。
「Webデザインでお客さんの売上を上げること」が仕事であるWebデザイナーは、
「Web上で売れる仕組みを作ること」が仕事であるWebマーケティングと、相性抜群です。
正直、Webマーケティングスキルを併せ持つWebデザイナーは、自由な働き方や月100万円超の高収入もかなり現実的。
気軽にWebマーケティングが学べる「Withマーケの無料アカウント」などを活用し、せめて基礎だけでも固めましょう。
【過酷】フリーランスWebデザイナーを経験した僕の壮絶な体験談
ここで、僕がなぜWebデザイナーになろうとしたのか?、しんどすぎてうつ病になった過酷な話、フリーランス1年目にやっておいて良かったことまでを1,2分でお話しさせてください。
Webデザイナーを検討しているあなたは、僕の二の舞にならないように、ぜひ参考にしていただきたいです!
僕がWebデザイナーになろうと思ったきっかけ【幻想の志望動機】
もともとデザインなどクリエイティブなことが好きだった僕は、Webデザイナーになった理由はあまりにも単純でした。
なんとなくカッコよくてイケてると思っただけでなく、個人で時間や場所問わず自由に働けるし、フリーランスになれば沢山稼げると思ったのです。
しかし、現実はそうではありませんでした。。。
しんどすぎて辞めたいと何度も感じた【うつ病になった..】
多くの人と違って、僕はWebデザイナーになるための勉強はそれなりに楽しめた方でした。
しかし、いざフリーランスになって、案件を獲得し、念願のお仕事をするとなったとき、まさかこんなにもクライアントワークが大変だとは思ってもいなかったのです。
時給に換算すると、多分20〜30円くらいでしたし、何度も何度も修正依頼が来て、チャットの通知が鳴り止まない日々. . .。
毎日のように寝る間を惜しんで働いていたので、プライベートの時間なんて考えられなかったです..。
身体と目を酷使しながら、何とか案件を終わらせても、次に繋がらず、また0から案件獲得に向けて汗水垂らすことになるのでした、、、
そんな毎日を送っていたところ、ある時から身体がズシんと重くなって、ベッドから起きあがられなくなってしまいました。
そうです。中程度のうつ病になってしまったのです。。
しんどくて何度も「辞めたい..」と思いつつも、せっかく勉強してここまで来たのだから、、と感じてズルズル続けてしまっていたのでした。
完全にクライアントワークに消耗し、疲弊しきってた僕ですが、ある時から一気に事態が好転し、今ではストレスフリーに自由に働くことができています。
その要因を以下でご紹介していきますね!
それでもフリーランス1年目にやっておいて良かった3つのこと
僕がある時から消耗しなくなってきた要因は、大きく以下の3つに分けることができます。
簡単にそれぞれ深掘りしてみましょう!
1.Webデザイナーと全くつるまなかったこと
フリーランスWebデザイナーであった僕は、逆にWebデザイナーと関わらなくなってから、周りの環境が自分にとって凄く良くなったと実感しています。
エンジニアやWebマーケター、ライター、Webディレクターなど、他のIT系のフリーランスの方と積極的に出逢っていったのです。
すると、お仕事の幅が広がったり、新しいチャンスが飛び込んできたりと、見える世界が広がったのでした。
2.Webデザインスキルを極めなかったこと
これも逆説的ですが、Webデザイナーだった僕はあえてWebデザインスキルを追求せずに、他のスキルに目を向けてから、自分の市場価値が上がったように感じました。
具体的には、SEOやTwitter運用などのWebマーケティングスキルを身につけてから、クライアントに提案できる仕事の幅が一気に広がりました。
できることが増えただけでなく、企業や個人の”売上”に直接的に繋がるスキルを得たことで、より単価が高くなったのでした。
3.学びの質・速さや生産性が向上するものに自己投資したこと
当たり前のようですが、フリーランスの仕事道具や仕事場を整えてから、生産性や集中力、インプット量などが格段に向上しました。
その中でも特に僕が効果的だなと感じたのが、やはり学習教材でした。
具体的には、個人で稼ぐ上で必要なWebマーケティングスキルが幅広く深く学べるWithマーケを受講してから、一気にビジネス戦闘力がアップしたのを今でも感じます。
Webデザイナーは良いところもある!【魅力・メリット4選】
Webデザイナーは悪い噂ばかりが出回ってしまっていますが、実はメリットたっぷりでかなり魅力的な職業としても注目されています。
以下では、僕が実際に感じたWebデザイナーの良いところを4つお伝えしていきますね。
一つ一つ深掘りしていきましょう。
メリット①:職を失うことはなくなる
Webデザイナーは、どの業界でも需要の高い「Webデザインスキル」を持っているので、たとえ会社がクビになっても、案件から外されても、決して「仕事がない..」という事態には陥りません。
突出したデザインスキルやその他マーケティングなどのスキルも持ち併せていれば、非常に価値の高い人材になるので、むしろ仕事のオファーが絶えないでしょう。
今の時代はある意味、WebデザインスキルやWebマーケティングスキルを持つということは、大手有名企業に勤めることよりも”安定”しているのかもしれません。
メリット②:スキル次第で年収アップが見込める
Webデザイナーの良いところとして、スキルが高ければそれだけ収入も上がるということです。
日本企業固有の年功序列などの慣習はあまりなく、「実力や実績があるか?」「成果を出せるか(売上を上げられるか)?」が見られているポイントになります。
年齢もあまり関係なく、上下関係もないフラットで自由な気風の会社が多いので、スキルを習得して年収を上げることを楽しんでいきましょう。
メリット③:リモートワークができる
Webデザイナーは時間や場所にとらわれない「リモートワーク」が可能な仕事です。
実はWeb業界でもリモートワークができない仕事はたくさんある中、Webデザイナーは特に自由な働き方を実現しやすい仕事として今注目を浴びています。
クライアントワークだとしても、会議があまり多くなく、自分のペースでコツコツ進められるので、マイペースの方でも少ないストレスで働けると思います。
メリット④:独立や副業など自由な働き方がしやすい
Webデザイナーは会社に属さなくても、スキルさえあれば基本的にPC1台で一人で完結できる仕事なので、独立してフリーランスや副業でやっている人が非常に多いです。
また、複数のスキルを掛け合わせることで自分の価値を高め、案件を大量に回して他のWebデザイナーさんに外注することで、自分の作業量を減らしている方も多く見受けられます。
Webマーケティングスキルで人を集め、個人でWebデザインスクールを運営している方が何人もいるほど起業もしやすいので、Webデザイナーは可能性に満ち溢れているでしょう。
Webデザイナーをおすすめできる人の特徴3選
Webデザイナーは資格が要らないので、誰でもできる仕事だとお伝えしましたが、やはりどの職業にも適性はあるものです。
ここでは、僕の過去の経験から「Webデザイナーに向いている人の特徴」を3つご紹介していきますね。
当てはまるか、一つずつ確認していきましょう。
おすすめできる人の特徴①:好奇心が強く、成長意欲のある人
Webデザイナーに一番必要な要素 . . . 。 それは「好奇心」です。
(言われてみれば、たしかに活躍しているWebデザイナーは「旅好き」が多いイメージがあります..!!)
毎年移り変わり続ける新しい技術やトレンドに対して、楽しみながら対応して追いついていくことのできる人でないと、Webデザイナーは続かないと思います。
呼吸をするように常に学び続けて、今日よりも明日、明日より明後日と、より良い自分を追求して高みを目指せる人が、今の時代に成功できるWebデザイナーの条件です。
おすすめできる人の特徴②:自分の頑張り次第で、高年収を目指したい人
自分が頑張っても頑張っても、それに応じて報酬が変わらないのが嫌だと感じる方は、実はWebデザイナーにとても向いているでしょう。
Webデザイナーは自分の頑張り次第で、いくらでも会社や個人の売上を上げることができ、一人で爆発的な成果を生むことができる職業です。
そのためにはWebマーケティングなどの他スキルも必要になってくるのですが、少なからず「自分だけ大きな成果出しているのに..」という理不尽なことは無くなりますよ。
おすすめできる人の特徴③:会社に依存せず、個人で自由に働きたい人
Webデザイナーは、会社に依存せずに個人で自由に稼いでいくにはうってつけの仕事なので、会社に縛られて嫌々働くことだけは無理という方にはピッタリな職業です。
個人で仕事を獲得するためには、自分で営業しなくてはいけませんが、クラウドソーシングや仕事が回ってくる良質な人脈などで補うことができます。
また、フリーランスが抱える大きな悩みの種である「毎月の安定的な収入」に関しては、Withマーケなどで安定的・継続的に稼げる仕組みを作るWebマーケティングを学べば解決しますよ。
こんな人はWebデザイナーはやめとけ!【後悔する人の特徴5選】
先ほど、Webデザイナーに向いている人の特徴を3つお伝えしましたが、一方でWebデザイナーに絶望的に向いていない人の特徴もお伝えしていきます。
これから5つの特徴をご紹介しますが、当てはまる人は後悔する可能性が高いので、ここでキッパリ言わせてください。
当てはまる人は、、「やめとけ!」と。
詳しく見ていきましょう。
後悔する人の特徴①:デザインにしか興味がない人
「デザイン」だけに惹かれて、デザインにしか興味がない人、自分の好きなことだけで生きていきたい人は、Webデザイナーには向いていません。
なぜなら、実はWebデザイナーという仕事は、Webデザイン以外の業務に充てる時間の方が圧倒的に多いからです。
漫画家や作家のように、完全に自分の世界に浸って好きなようにクリエイティブを創っていく仕事ではないので、検討する場合はもっとWebデザイナーの大変な面も知る必要があります。
後悔する人の特徴②:ラクして早く稼ぎたいと思っている人
Webデザイナーだけでなく、万国共通の全ての仕事において言えることですが、大前提としてこの世にラクして早く稼げる仕事なんてありません。
『難しいから、価値がある(稼げる)』というのが本質ですからね。
しかし最近、Webデザイナーは「多少のスキルさえあれば、個人で早く効率良く稼ぎやすい」という風潮があります。
あながち間違ってはいないのですが、「継続的に安定して長期的に稼いでいく」ことを考えると、目先の利益に惑わされる人はWebデザイナーとして稼いでいくことは厳しいでしょう。
後悔する人の特徴③:人とあまり関わらなくていいと思っている人
「WebデザイナーはPC1台で仕事ができるから、コミュニケーションは不要で、自分一人のペースで自由に働ける!」なんて思っている人は、現実とのギャップに打ちのめされるでしょう。
Webデザイナーは、むしろコミュニケーションが命みたいなところがあり、クライアントからのヒアリングを徹底的に行ったり、確認&修正を繰り返したりします。
この仕事の本質は、『売上を上げること』です。 なので、「単なる創作活動だから、人とあまり関わらなくていい」と思っている人は、Webデザイナーはやめとけです。
後悔する人の特徴④:自由な働き方に幻想を抱いている人
Webデザイナーという仕事は「自由で楽しくてストレスフリーな仕事」だけではありません。
膨大なタスクと迫っている納期に追われて、徹夜をしたり自分の時間を使ってでも仕事をしなければいけないこともあるでしょう。
たしかに時間や場所にとらわれない自由な働き方はできるのですが、時には泥臭い仕事もやるWebデザイナーに”幻想”を持ってしまっている人は、なったら後悔する可能性があります。
後悔する人の特徴⑤:何となくお洒落でカッコいい仕事だと思っている人
Webデザイナーを何となくの気持ちで、「良いかも..」と考えている人は、一度Webデザイナーの方のリアルを知るために、お話を聞いてみるのが良いかもしれません。
なぜなら、全くの未経験と実際に現場で働いている現役Webデザイナーとの間には、見えない大きな壁があり、それが後で後悔を生んでしまう火種となっているからです。
無料で相談したいなら、IT系の就職なら何でもウェルカムなレバテックルーキー(新卒向け)やマイナビIT(転職向け)などを活用してみるのが良いでしょう。
今後求められるWebデザイナーとは?【淘汰されないために..】
最後に、今後必要とされるWebデザイナーの特徴や在り方をお伝えしていきます。
刻々と求められることが変化し続けているWebデザイナーですが、根本にある本質的な部分は変わりません。
ここでは、淘汰されないWebデザイナーになるために、長期的に稼いでいくための『本質』もご紹介していきますね。
会社員よりフリーランスの方が有利な時代
まず結論から言うと、Webデザイナーに関しては会社員よりもフリーランスの方が有利な時代になってきます。
なぜなら、会社員よりも、事務所費や光熱費、人件費のかからないフリーランスの方が圧倒的に安い料金で仕事を請け負うことができるからです。
また、現在はフリーランスが簡単に案件を獲得できるクラウドテックのような環境が整っていますし、実際フリーランスのWebデザイナーになる人は年々増加しています。
売上を上げられるWebデザイナーが求められる【本質】
ただし、Webデザイナーがかなり増えてきている中で、安定的に案件を獲得できる人にはある「たった1つの共通点」があります。
それは、、『クライアントの売上を上げることができている』ことです。
本来、「会社の顔」となるWebサイトから売上が上がることが多く、Webデザイナーはその重要なサイトのデザインを作る仕事です。
単に良いデザインを作れるだけでは意味がなく、継続的に稼げ続けていけるフリーランスWebデザイナーは例外なくビジネススキルをも併せ持っています。
そのために必要になってくる「コミュニケーション力」や「ビジネスモデルの理解力」、「マーケティング思考」などはWithマーケで存分に学ぶことができますよ。
中途半端な作業者は淘汰される
今後、ある程度のWebデザインスキルしか持っていないWebデザイナーや、中途半端に色んなスキルを持ち併せているWebデザイナーは淘汰されてしまう末路にあります。
Webデザイナーとしてやっていくなら、誰よりもWebデザインスキルを極めて「スペシャリスト」になりましょう。
そこまでWebデザインに対してこだわりがないなら、売上を左右し、どの業界でも応用できるWebマーケティングスキルもしっかりと学び、「ジェネラリスト」になりましょう。
一般的には、一つのスキルを7割くらい習得したら、横展開してスキルを掛け合わせていくジェネラリストの方が、コスパ良く稼げるようになると言われています。
結論:デザインしかできないWebデザイナーになるのはやめとけ!
本記事では、Webデザイナーが「やめとけ」と言われる15個の理由を統計データに基づいて考察したり、Webデザイナーのメリットや適性などをご紹介してきました。
僕自身、壮絶な体験をしてきたこともあり、熱が入ってつい長くなってしまいましたが、この記事を一言で表すと次のように言えます。
そもそも、今回ご紹介してきた「Webデザイナーがやめとけと言われる15の理由」は全て、次の『本質』を極めるだけで、一発解消できます。
その本質とは、『売上を上げられるWebデザイナーになること』です。
Webデザインスキルは、売上を上げるためにあるWebサイト(LPやコーポレートサイトなど)のデザインを作る仕事であるので、
デザインスキルだけあっても、本質的な目的である「売上」を上げることに貢献しづらく、なかなか労働条件が良くならないということに陥ってしまうことがあります。
しかし、逆に言うと、「売上」を上げられるWebデザイナーになれば、誰もが幻想を抱いている「時間や場所にとらわれず、個人で自由に安定的に稼ぐ」ことが現実的になります。
統計日本最大級の月額制Webマーケティングスクール『Withマーケ』では、その本質を徹底的に追求するために、8000時間以上研究・制作に費やした300本の学習コンテンツが用意されています。
また、業界初の無制限Q&Aサービスもあるので、Webデザイナーが『本質』を極め、自由に働けるために最適なプラットフォームとなっています。
今後、淘汰されない「令和のWebデザイナー」になりたい方、フリーランスとして会社に依存せず個人で自由稼いでいきたい方は、
継続的に稼ぐ力で、好きな仕事や働き方を選べるようになれる「Withマーケ」を検討してみてはいかがでしょうか。
気になる方はお急ぎください。