「SPIが全く解けず、どのようにSPI対策をすればSPI試験に通ることができるか分からない」
近年、就活の早期化が進んでいますが、就活生によってエントリーをする時期が異なり選考が長期化しています。
その影響もあり、選考の補助としてSPIを利用して効率よく採用活動をしている企業が増えています。
SPI試験があることで、就活生の中でSPI対策に頭を抱えている就活生が多いです。
以下の「最も頭を悩ましている就職活動の内容」によると、
▼最も頭を悩ましている就職活動の内容
順位 | 項目 | 割合 |
1位 | エントリーシート対策 | 約34% |
2位 | 面接対策 | 約28% |
3位 | 筆記試験とSPI対策 | 約13% |
参照元:「最も頭を悩ましている就職活動の内容」を元に作成
このように、エントリーシート対策や面接対策の他にも筆記試験とSPI対策で頭を悩ましている就活生がたくさんいます。
そこで今回は、SPI試験の概要全てを徹底調査した上で、SPIが全く解けない状態から抜け出す対処法を紹介していきます。
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結論:SPIが全く解けないと落とされる
結論から言うと、SPIが全く解けないと落とされます。
なぜなら、多数の応募者を手間のかからないSPI試験の結果で、優秀な人材をある程度絞っているからです。
大手企業のような名の知られた企業だと、応募してくる人数が半端ないほど多くなります。
企業側も、応募者全員を面接するには人手が足りないのと人件費がものすごくかかるので、応募者全員を面接する余裕はありません。
そのため、選考の早い段階で行っているSPI試験の結果で、面接に進む前に多くの就活生を足切りしているのです。
このように、SPIが全く解けないと落とされるので、SPIは就活を進めていく上で重要な試験だと言えます。
SPI対策に時間をかける就活生は負け組
先ほども言ったようにSPI試験を受けても落ちることがあるのに、わざわざ内定のためにSPI対策に時間をかけるのは負け組決定です。
これだけだと少し分かりずらいので、もう少し深掘って見ていきますね。
ほとんどの就活生は時間の使い方を誤解している
実は、内定を取っている就活生は、以下の就活準備を1人でこなしているわけではありません。
上記の就活準備を1人でこなそうと考えている方は、時間の使い方をそもそも誤解していることになります。
実は、SPI対策に多くの時間をかけることで、内定が取れない状況に陥っている方もいます。
効率的にSPI対策できないと内定は取れません
上記でも言ったように、就活でやるべきことはたくさんあります。
就活生の中で、SPI対策本をあれこれ買って全部やればいいと思っていますが、そこまで多くの時間を確保できません。
そんなにも多くの時間をSPI対策に時間を割いていたら、他の対策が疎かになり、とてもじゃないけど内定は厳しいです。
そのため、効率的にSPI対策をしていかなければなりません。
効率的にSPI対策をするには、SPI対策で本当に必要な部分だけを対策をして点数を高く取ることが重要になります。
SPI対策の効率的な勉強法を考える時間がない方へ
ほとんどの人が効率的な勉強法を知らないので、効率的にSPI対策を出来ている人はほとんどいません。
そこで、就活は時間が限られているので、SPI対策の効率的な勉強法を知っている人にとことん頼ることが大事です。
「SPI対策の効率的な勉強法を知っている人っているの」と思うかもしれませんが、安心してください。
「キャリアチケット」では、就活のプロが就活生1人1人についてくれる上に、SPI試験に通るためのノウハウを教えてくれます。
参照元:「キャリアチケットの公式サイト」
頼れるところは人に頼って自分でやれるところはやってと、はっきりやるやらないを決めることが内定への鍵となります。
(ここでは、SPI対策の効率的な勉強法を知っている人に頼って違うことに時間を使うということ)
就活のプロがついてくれることで効率よくSPI対策ができるので、全く解けない状態から抜け出すことが可能です。
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下記で、キャリアチケットの評判を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください↓
SPIが全く解けない就活生の3つの原因
SPIが全く解けないと嘆いている就活生は、ここを見れば解けない原因がわかると思います。
1.受検形式ごとの対策ができていない
SPIには3つの受検形式があり、それぞれの特徴を把握せずに受検すると本番で焦ってしまい解けないなんてことが生じます。
以下で、SPIの受検形式と特徴をまとめたので、確認しておきましょう。
- Webテスト
自宅のパソコンなどを使って受検することになります。
試験では、1問に対する制限時間があり制限時間が過ぎると次の問題に移っていく仕組みになります。
受検者の正答率によって出題される問題の難易度が変化していく形式です。
他の形式と異なって、電卓を使用することが可能になっています。 - ペーパーテスト
マークシートで回答していく方式になり、電卓を使用することがは認められていません。
他の形式と異なって、全体の問題を確認してから解くことができるので、時間配分をしやすい点があります。
- テストセンター
指定された会場のパソコンで受検し、1問ごとに回答時間が定められていて回答時間が過ぎていくと次の問題が出されます。
ペーパーテストより出題範囲が多いのと、1度解いた問題に戻ることができません
電卓を使用することはできなく、会場でもらう計算用紙を使用して計算していくことになります。
そして、1年以内であれば結果の使い回しができるようになっています。
しかし、SPIの点数を知ることができないので、自分の自身のあったものを企業に提出するかありません。
このように、3つの形式は共通する部分もありますが、3種3様で違った側面もあります。
例えば、電卓が使えるか使えないかで、計算に対してのスピードも変わってくるので、それぞれの受検形式に合った対策をしてく必要があります。
2.1問に時間をかけすぎて時間配分ができていない
SPIの試験問題は、問題数に対しての制限時間が非常に短いです。
1問に時間をかけすぎると、回答時間があっという間に終わってしまい、最終的に全然解けなかったとなってしまいます。
ここで、問題数に対してどのくらい回答時間があるか見てみましょう。
▼SPIの問題数と制限時間
テスト形式 | 非言語 | 言語 |
Webテスト | 20問(20分) | 41問(12分) |
ペーパーテスト | 30問(40分) | 40問(30分) |
テストセンター | 能力検査35分 |
このように、時間に対しての問題数が多いことが分かると思います。
うまく問題を捌いていくためには、1問に囚われすぎるのではなく時間配分をしていくことがSPIを解く鍵になっていきます。
3.問題演習の量が足りていない
SPIの問題は、例年問題の傾向は変わりません。
そこでSPIを解くにあたって、問題に慣れて問題の傾向や問題の解き方を知ることが重要になっていきます。
しかし、1回ぐらいの問題演習の量では、問題の傾向や問題の解き方を把握したり理解することは不可能に近いです。
そのため、問題集を1周したから満足して解けるとは思わず、問題集を繰り返し行い完璧に理解できるまで解きまくることが大事になります。
おすすめのSPI対策問題集をこちらに貼っておくので、買って量をこなしましょう。
SPI言語分野を解く3つのコツ
SPIの言語問題で悩まされている就活生は多いので、SPI言語分野を解く3つのコツを理解しておきましょう。
1.語彙力を増やす
言語分野では、語彙力を試されるような問題が数多く出題されるため、知らない語彙ばかりだと解けないといったことが生じます。
実際に、どのような言語問題が出題されるか一部の出題例を見て把握しましょう。
▼語句の意味の出題例
![]()
参照元:「SPI無料学習サイト」
このように、語句の意味をそれぞれ知らないと解けず、当てずっぽで答えることになってしまいます。
そこで、語彙力を増やすには文章に慣れたり、SPIの問題集などを解いてよく見かける熟語や知らない熟語を覚えていきましょう。
1つ注意点として、出てきた語彙の意味だけを覚えるのではなく、反対語と類義語も一緒に覚えると語彙の幅も広がっていくのと効率もいいので合わせて確認しましょう。
2.長文問題に時間を残しておく
SPIは、制限時間に対しての出題数が多いので、長文問題と比べてサクッと答えられる問題に時間を取っていたら長文を解く時間がなくなってしまいます。
その結果、本来取れていた点数を落とすといったことが生じてしまいます。
以下で、どのくらい問題数に対して制限時間があるのか見てみましょう。
▼非言語分野の制限時間と問題数
テスト形式 | 言語 |
Webテスト | 20問(20分) |
ぺーパーテスト | 30問(40分) |
テストセンター | 非言語・言語合わせて(35分) |
確かに、制限時間の割には問題数が多いですね。
さらに、長文問題では文章の全体を読んで理解しないと答えられない問題が出題されます。
問題例が以下のような感じです。
- 抜けている1文をどこに入れるか
- 接続詞を入れる
- 本文と合致するもの
長文に時間を残すために、誤答率を図っているわけではないので、他の問題でわからない問題があった場合は、瞬時に答えましょう。
もしくは、適当にマークして、長文を解く時間に余裕を持たせましょう。
3.間違えた問題をメモしておく
言語分野では、解き方のコツや語彙を知っていると答えられる問題が多いので、間違えた問題を復習しておくと効率良く点数を上げることができます。
人間はすぐに忘れてしまう生き物なので、一度間違えた問題をそのままにしていたら、本番のSPIで出題されたとしても解けるなんてことはありません。
そうなると、一度解いたことがあったのに解けなかったら悔しいですよね、
しかし、問題を解いたことだけに満足してしまい、復習しないで次の新たな問題を解いてしまう方が意外に多いです。
そうならないように、間違えた問題をメモして次に活かしましょう。
スマホのメモアプリにメモして常に見れるといった状態にしておくと、移動時間や隙間時間に確認できるのでおすすめなやり方です。
それと合わせて、自分がなぜその問題を間違えたのか理解しておくとさらに記憶の定着率が上がります。
本番で必ず正解できるように間違えた1問1問を徹底的に見ておきましょう。
SPI非言語分野を解く3つのコツ
SPIの非言語は難しいと言われているので、ここでSPI非言語分野を解く3つのコツを理解して本番に臨みましょう。
1.単純な問題に時間をかけない
繰り返しになりますが、SPIは時間との勝負です。
そこで実際に、どのくらい言語分野の問題数と制限時間があるのか見てみましょう。
▼言語分野の制限時間と問題数
テスト形式 | 言語 |
Webテスト | 41問(12分) |
ぺーパーテスト | 40問(30分) |
テストセンター | 非言語・言語合わせて(35分) |
1問に対して大体30秒から50秒あたりで問題に解く必要があります。
そのため、1問に対して時間を割かないようしましょう。1問に対して大体30秒から50秒あたりで問題に解く必要があります。
2.推論など複雑な問題に時間をかける
何度も言うように、SPIは問題数が多いので計算で解けるような単純問題に時間を掛けすぎると、推論などの問題を解く時間が取れなくなってしまいます。
推論の問題ではどういう感じで出されるか以下で例を見てみましょう。
▼推論の出題例
![]()
参照元:「SPI無料学習サイト」
このように少し複雑で、計算すれば解けるといった問題ではありません。
ここに多くの時間を費やせるよう、サクッと答えられるような問題は時間を掛けずに解いていきましょう。
3.計算力をつけておく
何度も言うように、SPIは問題数に対しての制限時間が非常に短く、非言語分野で出題される問題全てを解くには計算力をつけておく必要があります。
計算をスピーディーにできないと1問に対して時間をかけ過ぎてしまい、全く解けないなんてこともあり得ます。
そこで、計算力をつけるにはとにかく問題を解きまくって慣れて、正確かつ早く解けるようになるしかありません。
しかし、一切計算に触れなくなると解くスピードが遅くなるので、毎日計算問題を挟むといいですよ。
電卓を使えば計算ミスを減らしてくれる一方で、普段から慣れていないとかえって時間ロスになってしまう部分もあるでしょう。
SPI全く解けないから抜け出す3つの対処法
SPIが全く解けない状態から抜け出して、内定に近づきましょう。
1.どの受検形式が苦手なのかを調べる
受検形式によって、マークシートで行う場合もあります。
そうなると、マークシートに慣れていないと答える箇所がズレたりして時間を取られ、全然できなかったということが十分にあり得ます。
そこで、先ほどもあげた受検形式のそれぞれの特徴を見てみましょう。
- Webテスト
自宅のパソコンなどを使って受検することになります。
試験では、1問に対する制限時間があり制限時間が過ぎると次の問題に移っていく仕組みになります。
受検者の正答率によって出題される問題の難易度が変化していく形式です。
他の形式と異なって、電卓を使用することが可能になっています。 - ペーパーテスト
マークシートで回答していく方式になり、電卓を使用することがは認められていません。
他の形式と異なって、全体の問題を確認してから解くことができるので、時間配分をしやすい点があります。
- テストセンター
指定された会場のパソコンで受検し、1問ごとに回答時間が定められていて回答時間が過ぎていくと次の問題が出されます。
ペーパーテストより出題範囲が多いのと、1度解いた問題に戻ることができません
電卓を使用することはできなく、会場でもらう計算用紙を使用して計算していくことになります。
そして、1年以内であれば結果の使い回しができるようになっています。
しかし、SPIの点数を知ることができないので、自分の自身のあったものを企業に提出するかありません。
このように、受検形式によって電卓の使用の有無やパソコンかマーク式かなどの違いがあることが分かったと思います。
やはり、人それぞれパソコンの操作があまり慣れていないなど苦手なことはあるでしょう。
そのため、どの形式が苦手かを把握して対策できるところは対策しておくといいですよ。
2.時間がかかる単元を特定する
ここまで見てきて、SPIは時間との勝負ということを理解できたと思います。
時間内に全ての問題を解き終えるには、時間がかかる単元を特定して少しでも早く解けるようにしていくしかありません。
どのように時間がかかる単元を特定するのかというと、問題ごとに時間を測ってどのくらいかかったかというのを把握していく必要があります。
時間がかかってしまう単元については、集中的に問題の演習をこなしていき少しでも早く解けるようにしましょう。
3.紙の参考書以外の勉強も取り入れる
紙の参考書で勉強すると、問題に慣れたり問題の傾向や問題の解き方を知ることができるのでとてもいいです。
しかし、だんだん解いていくと答えを覚えてしまったりするので、あらゆる問題を解くためにアプリやサイトでも勉強して数をこなしていきましょう。
また、1問ごとに制限時間が設けられている受検形式があるので、その形式にも慣れる必要があります。
以下の図のように、赤枠部分で制限時間が表示されるので、時間を意識して実践演習ができる学習サイトがあるので利用しましょう。
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参照元:「二語の関係出題例」
こちらにSPI対策ができるサイトとアプリをまとめたので、演習量そして受検形式に慣れるために駆使していきましょう。
- SPI対策アプリ(数をこなせる)
SPI言語・非言語 一問一答-Android
SPI言語・非言語 一問一答-AppleStore - SPI対策サイト(受検形式に慣れる)
SPI無料学習サイト
まとめ
最後まで見ていただきありがとうございました。
SPIが全く解けず、SPI対策をどのようにしてばいいのか分からない就活生も少なくありません。
しかし繰り返しになりますが、SPIが全く解けないと普通に落とされてしまうので、SPI試験を解けないと厳しいです。
そこで、時間をかけずにSPI対策をする抜け道を紹介したのでぜひを利用してみてくださいね。
本記事を読んでくださったあなたが、後悔のなく就活を終え社会人としてのいいスタートが切れるよう願っています。
企業側は、採用する際にSPI試験の結果を重視しているので、SPI対策はどうしても避けれないものです。
しかし、SPI対策は他の就職活動の中でも他のものに比べて対策しやすいのでしっかり対策をすれば落ちることはまずありません。